夢をかなえるコツ

著者 :
  • 水王舎
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864700030

作品紹介・あらすじ

人生の勝者になるために
――日本スポーツ史上最強の成功哲学“セルフ・ディレクション”
ビジネスマン・受験生向けに待望の初公開!

「わかりやすい」小説仕立てのスペシャルストーリーで、
最高のメンタルコーチの指導を追体験しよう!
***************************

オリンピック、プロ野球、ワールドカップ……
それは、素質ある者たちが極限の努力を重ねたどり着く、最高峰のスポーツの祭典。
しかし、活躍できる者は残念ながら一握りしかいない。

その数少ない“勝者”となった、
最多勝投手・下柳剛、メジャーリーガー・田中賢介、
スケート銀メダリスト・田畑真紀、伝説のプロ女子バスケットプレイヤー萩原美樹子……。
彼らの大活躍の裏には、ある人物によるメンタルコーチングがあった。

福島大学教授・白石豊。――人呼んで「優勝請負人」。
2010年のサッカーワールドカップ南アフリカ大会で、
岡田武史監督を支えたメンタルコーチ、と言えばご存知の方も多いのではないだろうか。

彼の理論“セルフ・ディレクション”
――それは、数々の奇跡と名場面を巻き起こした、日本スポーツ史上最強の成功法則。

日本にゾーン理論を紹介した、スポーツメンタルの第一人者がついにベールを脱いだ。
W杯、最多勝、五輪メダル、プロ野球優勝……
巷にあふれる類書とは、はるかに実績が違う“最強の成功法則”、
ついにビジネスマン・受験生向けに初公開!

――人生の“勝者”になる秘訣は、スポーツの世界にあった――

下柳剛(元阪神タイガース・最多勝投手)
忘れもしない、その時「最多勝をとる」という最高の目標を白石先生と一緒に掲げて――。その指導はもう間違いなく大きかったですね。

田中賢介(大リーグ・サンフランシスコジャイアンツ)
「これをやればこれぐらいいける」という確信が持てるから、躊躇なく進める――そこが一番変わりましたね。先生は声を聞くだけで落ち着く心の支えです。

田畑真紀(スピードスケート・バンクーバー五輪銀メダリスト)
白石先生は本当に頼りがいのある存在です。指導を受け、オリンピックのレースの日まで目標等を毎日紙に書くようになりました。

萩原美樹子(女子バスケットボール・元五輪日本代表・世界7位)
一般の人でも、白石先生のお話を聞いて、「やってみよう」「本当に変わりたい」と思った人は絶対変わると思います。

感想・レビュー・書評

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  • 人に勧められて読んだが、ネガティブな考え方をするほうではないので実際の役には立たないものの、読み物としておもしろかった。

  • 大好きな田中賢介選手(以下賢介 敬称略)のメジャー挑戦の全貌を知る事が出来る一冊。もちろん他の方の話も素晴らしいですが、やっぱり賢介の話が。
    正直賢介がメジャー挑戦する時は九州男児の男気、くらいにしか思ってなかったのですが、これだけ道筋を定めて進めていたのかと衝撃を受けました。
    この本は高校生の時に読んだのですが、読んで実際に自分もやってみました。まあ、それで夢を叶えられたとは言えませんが、白石教授のこの方法は夢をかなえるという以前に自分について整理してスッキリと前に進む事が出来るものだと思います。なので、夢を持っていない人でも試してみて損はないと思います。

    そして何より日ハムファンと阪神ファンの方には読んでみて欲しい一冊です。

  • 下柳選手の思っていたイメージが違っていてびっくり。自分さえ変わろうと思えば人は変われるのだな。(2014.7.1)

  • 実際にアスリートに指導している人の本はあまり読んだことがなかったので、とても新鮮でした。プロの強さの理由の一端がわかった気がしました。

    オリンピックなどで海外の選手が驚異的な強さを発揮するのは、体格の違いだけでなく、自分への信頼やその瞬間を最高に楽しむ能力が高いのだなぁと思いました。どんな状況も、皆条件は同じ、むしろこういう状況は好きだ、と自分では変えられない、外からのプレッシャーを受け入れることができれば、それだけで一歩リードできると。日本人に特に必要な感覚かもしれないと思いました。

  • 岡田武史、田中賢介、萩原美樹子、下柳剛、田端真紀といったスポーツ選手・コーチとメンタルトレーニングで実績を上げている著者の夢をかなえるコツとプレッシャー克服法が具体的に示されている。
    4人の一流選手へのインタビューと夢をかなえる高校生の2つのフィクション、さらにタイムラインとアファメーション(自己指示の確認書)によるセルフ・ディレクション、プレッシャー克服法のマニュアルも巻末にまとめてあり、頭にも心にも響く内容になっている。
    不動体のようなテクニックもあるが、最終的には自分自身の覚悟と状況への感謝といった感覚に基づく実践が伴ってこそなのはいうまでもない。
    子供にも読ませたい一冊だ。
    13-132

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著者プロフィール

福島大学人間発達文化学類教授。メンタルトレーナー。専門はスポーツ運動学。独自のメンタルトレーニング理論により、女子バスケットボールの五輪日本代表チームをはじめ、スピードスケート五輪銀メダリストの田畑真紀選手、2005年最多勝を挙げたプロ野球下柳剛投手など、数多くのスポーツ選手を指導。さらに、2010年サッカーワールドカップ日本代表、岡田武史監督のチーム作りをサポートした。

「2014年 『フローゴルフへの道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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