詩魂

  • 藤原書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865780116

作品紹介・あらすじ

海は人類最後の聖地
韓国を代表する詩人・高銀と、世界文学『苦海浄土』の石牟礼道子が、海に思いをめぐらせながら、日本と朝鮮半島のこと、詩とは、文学とは、そして人間とは何かについて、魂を共鳴させながら語り尽くした、奇跡の三日間の記録。

感想・レビュー・書評

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  • Ⅰ 思春期の少年にようやく出会えた (第一日目)
    Ⅱ 何のための文学か?(第ニ日目)
    Ⅲ 海の彼方へのあこがれ(第三日目)

    韓国を代表する詩人の高銀(コ・ウン)さんと石牟礼道子さんの対談集。おふたりの言葉が素直にそれこそ「魂」まで深く響いてくる。初版は2015年(実際の対談は2005年)とあるけれど、このタイミングで本書に出会えて良かった。

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著者プロフィール

1933年、全羅北道群山(クンサン)生まれ。1958年、『現代文学』誌の推薦で文壇デビュー。1984年、高銀詩全集刊行。1987〜1994年、叙事詩『白頭山』刊行。万海文学賞、大山文学賞、中央文化大賞など受賞。邦訳に「詩人における四・一九革命」(『第三世界の民衆と文学・・韓国文学の思想』所収、金学鉉編訳、社会評論社、1981)『華厳経』(三枝壽勝 訳、御茶の水書房、1995)『朝鮮統一への想い』(神戸学生青年センター出版部、2001)「アジアの自然と文学 東アジアにおける自然と文学を考える」(山里勝己・高田賢一ほか編『自然と文学のダイアローグ 都市・田園・野生 国際シンポジウム沖縄2003』所収、彩流社、2004)『「アジア」の渚で 日韓詩人の対話』(対談・評論収録。吉増剛造との共著、藤原書店、2005)『高銀詩選集 いま、君に詩が来たのか』(金応教編、青柳優子・金応教・佐川亜紀訳、藤原書店、2007)などがある。

「2007年 『韓国三人詩選 金洙暎・金春洙・高銀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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