- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866210827
感想・レビュー・書評
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パディントンシリーズ日本未発表の3冊のうちの1冊。表紙はフォートナムの絵だが、文中の挿絵は米国のイラストレーターのもの。訳も松岡享子から三辺律子に、出版社も福音館からWAVE出版へ。その辺の事情は知らないけれど、パディントンは、やっぱりパディントン。相変わらずです。
この版の方が、活字の大きさなどは対象読者の年齢にあっているのでは?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
松岡享子訳の福音館版パディントンシリーズ全10巻の続編3冊がWAVE出版から三辺律子訳で刊行
その2冊目、生き別れで消息不明になっているパストゥーゾおじさんがカギをにぎる“PADDINGTON HERE AND NOW”(2008年刊)の邦訳
道に置いておいたキャリーカートがレッカー移動されてしまい...
どろぼうよけの魔法のペンキをカリーさんの家にぬることになり...
クリスマスにみんなに特別なプレゼントしようと旅行社をたずねると...
「まあ、なんとかなるさ。パディントンのばあい、いつも、最後にはなんとかなるんだから」
松岡訳を踏襲した三辺の訳文に違和感はなく、フォートナムの挿絵も一部がカラーになってぜいたくな一冊にしあがっている
原書の時系列としては、
1974年刊“PADDINGTON ON TOP”
=『パディントンの大切な家族』福音館版第10巻
1979年刊“PADDINGTON TAKES THE TEST”
=『パディントン、テストをうける』WAVE出版版第1巻
につづく作品
映画『パディントン』『パディントン2』を見た人もこれから見る人も
生誕60周年記念「くまのパディントン展」を見た人もこれから見る人も -
子どもの頃から大好きなパディントン。パディントンを見に行ってこの本を買ってきました。やっぱりいつもかわいい。そして、優しい。出てくる人がみんな優しい。読むたびに「世界は優しい」と少し信じたくなるお話です。