トマトの森では…

  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (52ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866213538

作品紹介・あらすじ

今日はかわいい孫が遊びにくるから、おいしい料理を作らなくちゃ!
そう思いながらトマトの缶詰を眺めていたら、なんだか眠くなってきて、ちょっとウトウト……。おばあちゃんは、ずっと昔に初めてひとりで出かけたときのことを思い出して――。

孫が会いにくるのを心待ちにするおばあちゃんが、自分が子どもの頃に経験した大冒険を夢のなかで繰り返す、かわいらしくてちょっとスリルがある、小さな冒険の物語。
巨大なトマトがたくさんなっている「トマトの森」で、迷子になった幼いころのおばあちゃんを助けてくれる動物たちとの交流も見どころ。子どもはもちろんのこと、おとなも思い出がよみがえってきて懐かしくなる、やさしい絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • おばあちゃんの子どもの頃の一人旅の思い出しストーリー。
    おばあちゃんの家に行くために電車に乗って~・・・最初は普通に子どもの電車旅かと思ったが、表題のトマトの森辺りからちょっとしたファンタジーな冒険っぽい感じに。
    襲い来る大きな鳥から身を守るために笛を吹く様は、防犯ブザーを持たされる小学生達を彷彿させる。自分の機転で身を守って欲しいと思う反面、世の中悪い人ばかりじゃないんだよと言っているのかしら?
    物語は普通に面白いので読んで貰いたい作品。

  • おばあちゃんが待っている最終着駅までの不思議な電車の旅。

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著者プロフィール

1968年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業。2002年からフランスの出版社よりEtsuko Watanabe名で絵本を出版。2008年に帰国。現在もフランスの絵本や雑誌の仕事にたずさわる。
おもな作品に『La Bouilloire(やかん)』、『L’Arbre à gâteaux (おかしのき)』など。また日本で出版された作品に「あなあき○せいかつえほん」シリーズ『おはようポロン』『おやすみトントン』他(ほるぷ出版)、『スコットくんとポワロくん』(あすなろ書房)、『おたすけたんていポム』(偕成社)などがある。

「2021年 『トマトの森では・・・』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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