北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27
- 文響社 (2017年8月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866510132
作品紹介・あらすじ
世界22か国以上で翻訳!人口980万人のスウェーデンで20万部の国民的ベストセラー!「幸福度の高い国」として有名な北欧スウェーデンの人々が共感した、幸せな人生のつくり方。
つい無理をしてしまい仕事が休みになると体調を崩す。スケジュールを埋めるのが大好きでリラックスする時間は後回し。そんな忙しい人こそ今すぐ実践してください!心と体をすこやかに守る方法を身につければ、人生が変わります。
感想・レビュー・書評
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スウェーデン人夫婦が経験したうつ病からの抜け出し方を書いた本書。
世界一幸福な国民と言われながら、意外と思ったのは結構「こうあらねば」や「やらなくては」に追い込まれていたんだなということ。
幸福度が高いからこそ、自分たちにも完璧を求めたのかしらん。
面白いなと思ったのは、鬱から抜け出すプロセスや心がけは言葉は違えど、仏教の禅が教える事に近いという事。
日々修行です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オーディオブックで
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人生の義務はただひとつしかない。それは幸福になることだ。ヘルマンヘッセ。
リラックスする時間を予定に組み込む。
モノを整理する。
カフェイン、甘いもの、お酒などの刺激物に頼らない。
何か作ることは、脳や体に良い影響を与える。
睡眠は大事。
やるべきこと。ではなく、やりたいこと。を考える。
ネガティブな思考をやめて、良いところを探す。人からどう見られているかを気にするのをやめる。
ノーと言う勇気を持つ。
今ここ。を感じるためには呼吸に集中する。
今あるモノに感謝する。
状況は選べなくても、自分の態度は選べる。
各章ごとにサマリーがあり、簡単に読むことができる。 -
借りたもの。
ヨーガやマインドフルネスで注目された、瞑想のメゾットによって「今、ここ」にあることに注目し、自分を取り戻すことを提案する。
教育や福利厚生が凄く進んでいるイメージがある北欧でも心の病に苦しむ人は多いらしい……
著者ら夫婦は、憤りや不満をため込み、それぞれ不安症とうつ病になった。
そこから立ち直るために、自分たちでできること――セルフセラピー――を積極的に取り入れ立ち直った、生の言葉は親近感がある。
内容は仕事や家事、子育ての心構えに始まり、次第に自身の心の在り方へと内省してゆく。
個人的にはスーサンの子供の頃の体験に共感してしまう……厳しい父親から愛を感じなかった、母親も助けてくれなかった――それは「私の気持ち」に耳を傾け、まず無条件に受け入れてほしかった――という、取り返しのつかない心の叫びだった。多くの人が抱えているのだろうか、このトラウマは…
その体験を見つめ直し受け止めて、赦す必要性を端的に述べている。それに苦しめられるのは確かに時間のムダだし、自分に対してもったいない……
私はまだそこには至っていない。
田房永子『しんどい母から逃げる!!: いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった』( https://booklog.jp/item/1/4093886083 )に近い。田房氏のような怒りのプロセスは省いているけれど。 -
私も同じようにうつ病を経験した。本著に書かれていることは全て大事。完璧主義でべき思考にとらわれがちな自分がいることはわかっているが、ふと気づくと考え方のクセが顔を出す。頭の中でおしゃべり(ぐるぐる)が始まり、今この瞬間の出来事に集中できないこともある。本著で記載されているいくつかのことはなかなか簡単にはできない。自分と向き合い続けることが大切。そのためにも、また本著に触れる機会を持ち、自分を振り返りたいとおもう。
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20170905 病気になってからタイトルに惹かれて本を買うようになった。読みやすく気楽に対処できるような内容。「自分が変わる勇気を持てば、人生はワクワクする旅に変わる」その通りだと思う。
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内容といい、翻訳といいまどろっこしく頭にまるで入ってこなかった。
北欧も心を病む人が多いと言うのは知らなかった。 -
付箋を沢山つけた
感謝の日記
弱い自分を受け入れる -
「自分の事は後回しで大切にしてない」
ある事をきっかけに伝えられたこの言葉。
自分の事を後回しで大切にしてない
具体的な事をいくつか教えて頂いた。
いくつかは納得できた。
でも
後悔しない為の事
誰かの役に立ちたくてした事
喜んで欲しくてした事など
自分の為にしていた事の中にも
「後回しで大切にしてない」
行動や考え方があるという。
そこで自分の中で矛盾が生じた。
矛盾が生じた瞬間から
後回しにしないって何だろう?
大切にするって何だろう?
ってずっと考えてた。
そんな時にこの1冊の
『自分を大切にする』
ってキーワードに目が留まった。
読んでいると
少しずつではあるけど
『自分を大切にする』ことが
どういう事なのか
どういう行動なのか
分かってきた気がする。
1回読んだだけでは
自分の中には落とし込めてない。
でも迷ったときに読み返して
少しずつ自分の物にしていきたい。 -
月島