大正時代の知恵に学ぶ野菜の食べ方〈178種類〉

著者 :
  • 飛鳥新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870315037

感想・レビュー・書評

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  • 3月19日読了。大正時代の料理本を著者が解読・超訳した料理レシピ集?「いかようにも切りたるべし」など、テキトーとしか思えない大正時代の作者の書きっぷりが笑える。「意外な大正グルメ!」的なレシピは少なく、実用書として役に立つ感じではないが、当時の人々の食材への知識・一般的な調理スキルなどがうかがえて興味深い。現在の和食・我々のテーブルに上る料理はそう昔からあるものではなく、洋食・中華の影響を受けつつ近代に完成されていったものだろうしなあ〜。

  • 明治・大正の主婦はこういう本を参考にしてご飯を作ってたんだなぁ。結構もっともなことが書いてあって(当たり前か(^_^;))参考になります。魚柄さんのツッコミに大笑いしました。

著者プロフィール

1956年、福岡県生まれ。食文化研究家。著書に『国民食の履歴書――カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが』『刺し身とジンギスカン――捏造と熱望の日本食』『台所に敗戦はなかった――戦前・戦後をつなぐ日本食』『昭和珍道具図鑑――便利生活への欲望』(いずれも青弓社)、『食育のウソとホント――捏造される「和食の伝統」』『食のリテラシー』(ともにこぶし書房)、『食べかた上手だった日本人――よみがえる昭和モダン時代の知恵』『食ベ物の声を聴け!』(ともに岩波書店)、『冷蔵庫で食品を腐らす日本人――日本の食文化激変の50年史』(朝日新聞社)など。

「2023年 『幻の麺料理 再現100品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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