写真記録・人間が人間でなくなるとき GENOCIDE

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  • 沖縄タイムス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871271080

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  • 地上戦で10万人余の島民が戦死した沖縄からの地方出版写真集。企画意図は「戦争に反対する戦争」「死者が語る戦争」と同義で、"genocide"(虐殺)という言葉がコンセプトになっている。「ジェノサイド 沖縄 広島 長崎」「日本軍による大量虐殺 中国 フィリピン他」「ナチスによるホロコースト強制収容所」「ジェノサイド朝鮮ベトナムカンボジア」「大量殺傷レバノン スリランカ」の五章から構成されていて、290ページを超える大著。英語と日本語のバイリンガルになっている。

  • 思わず目を背けた。
    それでも「知らなければいけない」とじっと見つめた。

    映像に写し残された「戦争=にんげん」

    なにがひとから「人間らしさ」を奪ったのだろう。
    知ること、
    真実から目をそむけちゃいけない。

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著者プロフィール

1925年、沖縄県久米島に生まれ。1945年、沖縄師範学校在学中に鉄血勤皇師範隊の一員として沖縄守備軍に動員され沖縄戦に参加、九死に一生を得て生還。戦後、早稲田大学を卒業後、米国シラキュース大学大学院でジャーナリズムを学ぶ。修了後、琉球大学社会学部で教授として研究・指導を続ける。1990年、沖縄県知事に就任、2期8年務め、平和・自立・共生をモットーに県政を行う。「平和の礎」や「新沖縄県立平和祈念資料館」「沖縄県公文書館」などをつくった。2001年、参議院議員(1期6年)。知事退任後、大田平和総合研究所をつくり平和研究を続ける。現在は同研究所をもとに設立した特定非営利活動法人・沖縄国際平和研究所理事長。

「2014年 『辺野古に基地はいらない!オール沖縄・覚悟の選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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