入社2年目のインバスケット思考~一生ものの仕事の進め方~

著者 :
  • WAVE出版
3.49
  • (15)
  • (36)
  • (37)
  • (12)
  • (2)
本棚登録 : 335
感想 : 39
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872905465

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 短時間で意思決定をしよう。
    いる、いらない。
    いる、いらない。

    こういう方法で、
    これをああして、

    優先的に、これが上で、これはもうちょい下で


    インバスケットとは、課長や部長の机の上にある処理済み/未処理箱(棚)のことであり、
    本書はそんなインバスケットをベースにしたフレームワークを養うために、制限時間の中で未処理箱の案件処理するための考え方を養成するものです。
    部長や課長、担当などの決められた立場(役柄)があり、その職位に応じた意思決定をしていかなければならない。
    それを本書では架空なストーリーで与えられた立場から多くの課題を処理するトレーニングを行います。

    実際にやってみると、脳に汗がかきます

    これは、研修でやってみるとより効果がありそうな考え方だね。
    問題解決のスピードが鍛えられそうです。

  • 気楽に、仕事のやり方を見直せる本。

    「インバスケット」とは、制限時間内に設定された役職で案件処理を行うゲーム。ゲームなので気楽ではあるが、案件処理方法でその人の仕事の進め方が表れ、自分の仕事の強み、弱点など知る手がかりになるというもの。

    確かに人によって優先順位や得意不得意は違うので、回答に個性は出そうだが、本書は二年目社員の設定のためか、単に報連相が大事という一言に尽きてしまうかも、と思った。

    他の設定の本はサラッと立ち読みしてから、購入検討したい。

  • アメリカ軍発祥とされるインバスケット思考なるものを入社二年目向けにアレンジして書かれた本。
    ほとんど、小説のような形式をとっており、内容としては、複数の案件を制限時間内に如何に処理していくのかというもので、新入社員研修を思い出させるようなものであった。
    なお、国内でインバスケット思考に関する本を執筆しているのは、本書の著者でもある鳥原隆志氏のみといってほぼよく、この思考法について国内の書籍のみで検討するのには注意が必要であると感じた。

  • 仕事の進め方を説いた本。
    部下の使命は上司を働きやすくすること。優先順位が分からなければ命令もとに確認せよ。
    小さなことはすぐに片付け、心を落ち着かせる。
    自身の課題を上司に聞け。

  • 2年目じゃなく4年目ですが、色々気づきました。
    ストーリー仕立てで読みやすいので、インバスケット思考の導入としてはいいかなと。
    他のインバスケットの本も読んでみたいなと思いました。

  • 以前に読書会に参加した時に、参加者の方が持ってきているのを見て思わず買ってしまった本。
    インバスケット思考とは、案件をいかに効率よく優先順位を付けて片付けていくのかという考え方のことを言う。
    ゲーム感覚で楽しみながら読むことが出来た。
    設定は、今から研修に行かなければならないが、先輩・他部署から依頼された仕事がいくつもあり、それをどうアタマを働かせて処理をしていくのかというもの。モノによっては無理難題もあり、それについてどうこなすのかという取捨選択もある。
    これ2年目の社員4人が、自分だったらどうするのかというのを1つずつ管理者の元で考察していく。
    後半は、緊急事態が発生するという設定で4人で知恵を出しながら解決策を見出していく。
    小説的な展開も随所にあり、一つの読み物としても楽しむことが出来る。
    インバスケットという新種の言葉に興味をもっているなら第1作目もあるのでそちらもオススメしたい。

  • 大企業勤めの人向きの本。やはり大企業に勤めなくてよかった。

  • 若手の教育の題材としては、使えるかもしれないが、ベテランにととっては、当然の判断力だと思われる思考法である。

  • 「未処理箱」という意味がある「インバスケット」というゲーム方式の仕事のトレーニング方法についての本。

    一般的には管理職向けの研修や管理職への昇進試験に使われるらしい。
    本書では入社2年目の社員向けの考え方や仕事の進め方に焦点を当てて、物語形式で話が進む。

    面白そうなのできちんとやってみたいと思った。

  • 11/21

全39件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1972年生まれ。大学卒業後、大手スーパーのダイエーに入社し、販売部門や企画部門を経験し、10店舗を統括する店舗指導員(スーパーバイザー)として店長の指導や問題解決業務に従事する。管理職昇進試験時にインバスケットに出会い、研究・トレーニングを開始。その経験を活かしてインバスケット研究所を設立。企業のリーダー研修などのためのインバスケット教材開発と導入をサポートする、日本で唯一のインバスケット・コンサルタントとして活動中。大企業の管理職研修など、2万人以上のリーダー育成を支援してきた。著書は『究極の判断力を身につけるインバスケット思考』(WAVE出版)、『マンガでやさしくわかるインバスケット思考』(日本能率協会マネジメントセンター)など54タイトル、累計85万部に達する。

「2023年 『上司との悩みを成長に変える賢い方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鳥原隆志の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
落合博満
デールカーネギ...
ウォルター・アイ...
ウォルター・アイ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×