人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ ~『笑う犬』プロデューサーの履歴書~

著者 :
  • キネマ旬報社
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本棚登録 : 119
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873763378

作品紹介・あらすじ

数々のヒット番組を手掛けた名プロデューサーが振り返る、波乱万丈のフジテレビ人生。

感想・レビュー・書評

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  • 番組制作に携わる者にとって参考となる書。
    結局、観たこともない全く新しい番組というものはほぼ作れない。過去に放送された番組をうまく現在に置き換えた改訂版を考えることが、当たる番組の近道であり、必要とされること。過去の番組を観ること!

  • やるやらは好きだったな。

  • 2015/5/12読了。
    テレビマンの経歴を時系列順におうもの。
    残念ながら12歳くらいまでフジテレビの映らない田舎で暮らしていたわたしにとって、わかる番組は笑う犬くらいのものだったけど、お笑い、そしてそのなかでもコントにかける吉田さんと特にウッチャンの気概に溢れた本だなぁと思った。
    実生活では決してきくことのできない話で、非常に興味深かった。

  • 吉田先生がフジテレビに入って辞めるまでのお話。
    一緒に人生を歩んでいるかのように楽しめた。
    こんな山あり谷ありの楽しそうな人生を私も歩みたい。。

  • 2010年7月30日初版
    吉田正樹 著
    ===

    数々のヒット番組を手がけた名プロデューサーが、自らのフジテレビ人生を振り返った一冊。

    幼い頃から高校生くらいまで、
    生粋のテレビっ子だった自分としては、
    いろいろな懐かしい番組・企画の数々と、
    そのウラにいた彼の葛藤と産みの苦しみが、
    分かった一冊ということで、とても良かったです。

    とりわけ、ウッチャンナンチャンは自分も大好きで、
    やるやらから、他局だけどウリナリなんて、
    もう世代ど真ん中だったわけで、彼らが人々に
    笑いを届ける上で持っていた矜持や、
    その傍らに数多くの志あるテレビマンたちがいたことは、
    なんだかキラキラと輝く一時代として、純粋にすてきだなと。

    人々を面白がらせ、楽しませることによって必要とされる。
    その職能において、テレビマンのこれからのあり方についても
    なんだか考えさせられた一冊でした。

  • なるほどBIG3やダウンタウンやウンナンなど80年代~90年代のフジテレビのバラエティは世代的にもど真ん中だから結構興味深く読めたし、吉本視点、芸人視点でのバラエティ界の裏の情報はいろいろ知っていたが、使う側つまりテレビ局視点から見てバラエティがここまで生々しく語られるのはなかなか無かったのでその点は斬新だったかなと。

    ただある程度は真実なのかもしれないが、どうしても自伝的な書かれかたなので、ちょっと見方が偏りが多い。本の中で結構批判的に語られていたライバルである星野氏、上司である佐藤義和氏視点のものも読んでみたい。

  • フジテレビの名プロデューサー、ディレクターである吉田正樹氏が自らのフジレテビ人生を振り返る一冊。
    決して成功談ではなく、挫折と苦悩を繰り返しつつ、テレビとは何か、笑いとは何かを問い続けている。盟友星野とのやりとりは、吉田氏自身、屈辱を味わいつつ、それでもテレビに対する情熱、互いの実力に対する深いレベルで共感しあっている。
    テレビ業界、特にバラエティ番組の製作の凄みを感じさせる一冊。

  • バブルを経てのフジテレビの変遷を読み取れる。勉強になります。

  • おもしろかった。テレビマン的アツさで率直に書かれていて、まるで自分が吉田さんと一緒に仕事をしているような気分になった。本気で仕事ができるっていいな、と思った。

  • 仕事に命をかける姿に感動。テレビで働いたことにある自分にとっては、共感できる話がめっちゃありました。面白すぎて1日で読み終わっちゃいました。

  • 笑うことは楽じゃない。

  • 『笑う犬』プロデューサー吉田正樹の回顧録
    フジテレビに流れるDNAの片鱗が見れればと思い読み始めた。
    フジのバラエティの歴史を吉田さんの主体者としての回想と、ラリー遠田の客観的な分析によって知ることができた。
     良いバラエティを作るには、芸人との信頼関係が不可欠であることを学んだ。また、最終章の横澤さんとの対談はテレビの未来に対して、長らくそのトップにいた分、シビアに考えている印象を受けた。

  • じまんばなし

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著者プロフィール

大阪電通大

「2000年 『計測システム工学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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