瀬戸内海モダニズム周遊

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  • 芸術新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875863946

作品紹介・あらすじ

超広域(一府一〇県)、まれに見る大公園!!"瀬戸内海"はいかにつくられた?明治から戦前期の地図や絵葉書、案内書、広告などを探索。

感想・レビュー・書評

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  • 探していた本の一つかも。
    近代における瀬戸内海の観光活用、産業の発展を導いた航路の数々。また、その資料類。
    カラーで資料見たかった。
    別府航路の昼行便再開しないかなぁと改めて思います。
    その経由港からの体験型観光とか、流行りの自転車とか、ひたすらのんびりするだけとか。
    まだまだ楽しみ方が生まれてきそうに感じます。
    純客船で大阪⇄神戸⇄岩屋⇄坂手⇄高松⇄今治⇄別府。
    復路に宮島、尾道とか経由、いや島に寄港させるのも…なんて空想するだけで楽しくなってきます。

  • 大正15年〜昭和10年代にかけて、

    阪商船がガンガン推しに推していた瀬戸内海周遊プランなどを中心に、瀬戸内海を巡る歴史と見どころを再評価できる一冊。

    朝鮮半島からのプレートの力で陥没してできた瀬戸内パラダイス。 まず表紙の「日本鳥瞰 中国四国大図絵」か ら最高。見てるだけでワクワクするし、絵画作品としても素晴らしいと思う。

    話させて一流、著して超一流。この世の天国に気づく著者の能力をして、こういう人を天才っていうんだろうなと感じた。

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著者プロフィール

大阪府立大学研究推進機構特別教授・大阪府立大学観光産業戦略研究所長

「2020年 『まちライブ06』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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