- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877245344
感想・レビュー・書評
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★2.0。愛じゃなくて母親代わりに依存してるだけにしか見えない二重人格の攻がさっぱり理解出来ず、愛を錯覚してる受の思考もさっぱり理解出来ず、ただひたすらに高瀬が可哀相なお話でした。後半の受には嫌悪感すら抱いたほど。しかし攻が指示した輪姦は元々輪姦シチュが好きだからか、そもそも攻と受に感情移入してないからか、平気でした。ヤンデレはやはり愛に基づいてないと萌えないなと再認識しました。だから水原さんの兄弟モノでも「春の泥」は好きなんですが。
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「兄さんが、欲しくてたまらない」両親の離婚で離れ離れになった弟・達也と十年ぶりに再会した陸実。医療機器メーカー勤務の陸実は、父親が死に、身寄りをなくした学生の達也と同居することになった。陸実は兄弟の失った時間を取り戻そうとするが、その晩突然達也に荒々しく身体を開かれてしまう。それ以来夜ごと一方的に陸実を犯しながらも、翌朝は別人のように優しく接してくる達也。陸実は達也のその不安定さを放っておけなくなり…。
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親の離婚で離れ離れになって育った兄弟の禁忌の愛です。
弟の方がDVの父親に引き取られていたので、抱えているものが深く重い。
暴力的に兄を抱いて離さない、執着の愛です。
子供の頃に受けた暴力や言葉の傷は深くその人の人格に係わってくる。本当にそう思いました。
皆、愛されたいんですよね、一人でいいから只愛されたい。
愛があればどんな破綻した関係も修復できると思いますし、乗り越えられるのではないのかなと。
水原先生の究極の愛ってそこじゃあないのでしょうか。。。 -
青水無月(GUSH2005年7月号~8月号に掲載)
半夏生(書き下ろし)
水原さんのお話らしく(笑)相変わらず暴力的な行為等がありますので苦手な方にはお薦めしませんm(_ _)m -
完全兄弟モノで弟×兄。暴力ありでちょっと痛い?弟の感情が若干ハッキリしないかな~と思えた。
兄は、あるモノをあるがままに受け入れる諦念が強いタイプ?なようで。それなのに弟だけは離せないって思えるらしいから、それはそれで幸せだろうとは思った。
作者さんがあとがきで言ってるように、2人で完結してる世界だけで考えると幸せな2人かな。 -
攻めも受けも病んでる気がします。
痛さはかなり。。。 -
ずっと探しててようやく発見!病んでてごちそうさま。兄の病みっぷりがとてもよい
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★2.5
出版日2006/07 読了日:?