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- Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883791057
感想・レビュー・書評
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秋山亜由子さんの作品『虫けら様(2002)』を読了。
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小さな虫たちのなんだか広い世界のお話。
時々絵がしんどくなる時もあるけど、なんだか虫も可愛らしい。
貝殻天使、一人娘、雪迎えが好き。
鼠の草子も可愛い。
くものはなしが怖い…しかし世界ってそういうもんだよなって思った。 -
どこが良いと思うのか、人に伝えるのは難しいな…。しみじみと、虫たちの営みが切なく、健気で、愛しく思える本。社会性のある昆虫のお話などは、やはり人間と重ねて見てしまいます。虫は本能の命ずるまま、時にはひどく融通の利かない無益なことになりながらも、一生懸命生きていて、俯瞰してみれば人間たちもまた同様に生きているのかもしれないなあ、と思ったりします。