- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883863037
感想・レビュー・書評
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初芝公平は、誰にも知られたくない大きな問題を抱えて暮らしていた…。
気になるあらすじ。初芝の問題は、かなり重いものだった。初芝の身に起こったことはとても理不尽なもので、なかなか乗り越えることは難しい問題で。
職場の後輩の乾は初芝の問題に気付き、フォローしてくれて。ゲイで好意を寄せてくれる。でも初芝はノンケで気持ちに答えられない。いくら好意を寄せてくれても恋が出来ないリアル。でもカバー下があることを知って読んで、数年後のふたりに暖かい気持ちになった。 -
BL本を求めてる人は読まないで下さい!
あくまで同性愛者のキャラが出てくる小説です。
暗く重い話なので、主人公にシンクロして読むタイプの方は読んでいて鬱々とします…かなり泣きました。
でも、読後感は悪くないです。
生きることとか、愛の形とか深く考えさせられる作品でした。 -
HIVポジティブ、という重いテーマでも、読後感が悪くない。登場人物それぞれの思いが交錯し、共感できたりできなかったり。人生を恋愛を、人を想うことを考えさせられる作品でした。
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よくこれが本になったなって思いつつ、流石木原さんだなと思った。
もしも自分がレイプされた挙げ句にエイズをうつされたらと考えるとやるせない。
カバー裏を読んで救われた気持ちになった。