男子がもらって困るブローチ集

著者 :
制作 : 川口美保 
  • スイッチパブリッシング
3.95
  • (27)
  • (42)
  • (21)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 302
感想 : 50
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884183011

作品紹介・あらすじ

私にだって人を愛する心はある。母性も人一倍ある。時間もある。手芸するしかないでしょう。行き場のない愛情と母性がここに集結。光浦靖子、初の手芸本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やったやった!
    光浦さんの手芸本、いつか出ないかなあと思ってたら!

    ニードルフェルトを使ったブローチ集。
    どれもこれもかわいくて、作品群を眺めてるだけでも楽しい。
    私もニードルフェルトちょっとだけやったことあるけど、
    これを読んでまたやりたくなってきました。

    そしてエッセイもまた楽しい!
    こんなにクスリと笑える手芸本が今まであったでしょうか。

    手芸がうまい人の、ライフスタイルも含めたような手芸本
    (やれ「きちんとした生活」だの「ほっこり」だの唐突に
    「器にはこだわって」だの。いやまあ、そういう本もおおいに
    ためにはなってるんですけどね)にはもう飽き飽きだ! 
    という人(私か)にお勧めです。

    • どんぐりさん
      おひさしぶりです!
      この本、読みたい!眺めたい!
      一度だけ、光浦さんのブローチ見たことがあって
      素人離れしててすごいなあと思ってたんで...
      おひさしぶりです!
      この本、読みたい!眺めたい!
      一度だけ、光浦さんのブローチ見たことがあって
      素人離れしててすごいなあと思ってたんです。
      笑えそうだし。
      こだわりのライフスタイル, うらやましいなあとか、参考にしたいなあとは思うものの、あんまり素敵すぎて、「けっ、こんなすべてにおいてこだわることなんかできないよ。(ひがみ?)」
      とつい思ってしまってたんで、私にぴったりかも?
      いつも思うんですけど、oyumyさん、本探し上手ですよねー。
      また、探して読んでみます!
      面白い本の紹介ありがとう!!
      2012/06/15
    • oyumyさん
      いえいえ、私も、はなまるカフェに光浦さんが出ていてこの本を紹介していたので知ったんです。

      そうそう、素敵過ぎる方たちのライフスタイルを見る...
      いえいえ、私も、はなまるカフェに光浦さんが出ていてこの本を紹介していたので知ったんです。

      そうそう、素敵過ぎる方たちのライフスタイルを見ると、「そりゃあ、お金があれば私だって…」と
      思ってしまうのですよ。

      加藤浩次さんと星野源さんにブローチを
      プレゼントしに行くくだりがあるんですが、
      それもまたタイトルどおりでおもしろいですよ!
      2012/06/15
  • タイトルが秀逸。でも私は嬉しいかも!

    スイッチ・パブリッシングのPR
    「持て余す愛情と母性を、一針一針に込めて作り上げたブローチを一挙公開!
    趣味を超えたクオリティの手芸作品を作り続ける光浦靖子が、初の手芸本を刊行!初心者でもできるHOW TOはもちろん、手芸への愛を綴ったエッセイや、光浦流ブローチの使い方の紹介、本当に男子にプレゼントしてみる企画など、芸人としての仕掛けが散りばめられた、異色の手芸本」

    光浦靖子「男子がもらって困るブローチ集」展
    LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー渋谷パルコ パート1 / B1F
    2012/05/31 (木) -2012/06/12 (火)
    http://www.parco-art.com/web/logos/exhibition.php?id=488

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ブローチのプレゼントって素敵な気が」
      私も、そう思うけど・・・可愛過ぎるブローチは身に付け難いからかも←似合わないからね。
      「ブローチのプレゼントって素敵な気が」
      私も、そう思うけど・・・可愛過ぎるブローチは身に付け難いからかも←似合わないからね。
      2012/05/31
    • らむね瓶さん
      個性溢れて可愛いブローチがいっぱいですね!
      使いには困るけど欲しい…。
      個性溢れて可愛いブローチがいっぱいですね!
      使いには困るけど欲しい…。
      2012/07/07
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      > きなこさん
      「可愛いブローチがいっぱいですね!」
      可愛く作るコトが出来るって、素晴しい才能ですよね。
      お店に出せば、きっと売れるよねぇ~...
      > きなこさん
      「可愛いブローチがいっぱいですね!」
      可愛く作るコトが出来るって、素晴しい才能ですよね。
      お店に出せば、きっと売れるよねぇ~(金儲けの話かいって言われそう)
      2012/07/09
  • 手芸本ではあるけど、どっちかというとエッセイがメインかな。
    なんつーか、手に取る季節を間違えた感じ。
    少なくとも気温が体温を超える猛暑の日に読む本ではなかった(爆)。

    『はじめに』を読んだ時点で突っ込みどころ満載。
    オリジン弁当を買ったり、注文を受けてから豆を挽くサービスを求めるのと
    手作りの物を貰うのと何が違うのか、という話は
    そこに金銭が介在するかしないかというのが大きな違いだと思うのだが。個人的には。

    写真のブローチや小物の出来栄えは流石。
    ニードルフェルトの解説も判り易くて流石。
    だが、残念なことに、無心になってひたすらフェルトを刺し続ける根気と
    怪我をしないための集中力は自分にはないということを
    この本を眺めていて改めて実感してしまったのであった。
    うちの妹もニードルフェルトをよく作っているのだが
    彼女や光浦さんのような人たちはホント尊敬に値すると思う。

    光浦さんのエッセイや、加藤浩次さんや星野源さんとの対談(?)部分は
    読んでいてとても面白かった。
    文章を読むことと、出来上がった作品の写真を眺めることで
    ものすごく癒される本ではあると思う。
    残念ながらブローチはあたしがもらっても困るけど(爆)。

  • ―――私にだって人を愛する心はある。行き場がない。母性も人一倍ある。行き場がない。でも時間はある。手芸するしかないでしょう。―――


    とっても可愛い本だった!
    時折はさまれるエッセイも面白く、最後の、男子にブローチを贈る特集はバラエティ(というか、めちゃイケ)観てるみたいだった。

    お母さんにフェルトをねだる話が可愛くておもしろい。

    海外でも活躍の幅を広げている、40代男性で構成された「押忍!手芸部」に触発されてつくった「ブッス!手芸部」。
    部員、buccoさんの作品が好きだった!
    江ノ電の鞄、ほしい。。
    とみこはんの消しゴムはんこも魅力的。余談だが、とみこはんは元・浅草キッドのマネージャーらしい。
    さすがにニードルフェルトは、光浦が一番うまいので、お題マトリョーシカの作品も一番うまい。

    …それにしても見事にみんなブスだなあ。

    本書末尾で、加藤浩次と星野源に光浦がブローチを贈るのだが、加藤浩次の全力否定がすごく、おもしろい。
    「俺は、ホント、いらない。ただただ、いらない。」
    「もうやめな、そんなの。だって俺、すごいイヤな気持ちだもん、今。」
    とにかく、全否定。
    そう言われてみると、さっきまでかわいいと思っていたブローチがとても重ーく感じてくるからまた笑える。

    ちゃんと笑えて、それでいて可愛くてながめたくなる一冊。

    芸人としても、手芸本としても満足。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ブローチがとても重ーく感じてくる」
      私は素敵だと思ったんだけどなぁ、、、
      「ブローチがとても重ーく感じてくる」
      私は素敵だと思ったんだけどなぁ、、、
      2012/12/08
    • katomoさん
      コメントありがとうございます!
      私も素敵だと思っていますよw
      あくまでも、加藤浩次さんとのやり取りを読んで…という意味です。
      言葉足らずです...
      コメントありがとうございます!
      私も素敵だと思っていますよw
      あくまでも、加藤浩次さんとのやり取りを読んで…という意味です。
      言葉足らずですみません!精進します^^
      2012/12/10
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「精進します^^」
      いえいえ、私の早とちりでした。。。
      「精進します^^」
      いえいえ、私の早とちりでした。。。
      2013/03/27
  • タイトル秀逸。文章軽快。写真、デザイン超かわいい。 愛すべき光浦靖子。

  • どの作品も素敵でうっとり(*´∇`*)
    役に立たない、ただ可愛いだけの物を
    作ってみたくなった。
    子供の写真は要らなかったなー。
    その分作品をもっとたくさん載せるか
    大きな写真にして欲しかった。

    20140603

  • ブッス!手芸部入りたい(笑)
    男子はもらって困るかもしれないけど私は困らないです。

  • 手芸欲がわく!光浦さんはセンスがいい。

  • なんて乙女なんでしょう。

    ブローチよりも光浦さん目的で購入したので、ちょっと物足りない気もしましたが、
    ところどころ挟まれる光浦さんの文章はユーモアたっぷり。
    (ブローチ作りが好きな方には見応えたっぷりな一冊だと思います。)
    後半は個性的な方々も出てきます。
    みなさん揃って、なんて乙女なんでしょう。

    でも、正直あのブローチはもらっても困るかもしれない(笑)

  • 芸人・光浦靖子によるブローチ作り本。
    書店に行けば服や鞄や編み物の本は溢れているけど、それらの”実用書”とはかなり一線を画しています。

    なんといっても帯の「私にだって人を愛する心はある。母性も人一倍ある。時間もある。手芸するしかないでしょう。」というコメントからして最高!
    さらに、私が一番「これは!」と思ったのは、光浦が作ったブローチを実際に男子にあげるという企画。
    しかもあげるのが加藤浩次と星野源って!
    悔しいくらいに最高の人選だよ!!!

    ブローチ作りに興味がなくてもスイスイ読めること必至です。
    私は「面白そう」という理由だけでこの本を手に取ったにも関わらず、ちょっとブローチ作りがしたくなりました。
    母性を持て余している方はぜひ(笑)。

全50件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

タレント。1971年生まれ、愛知県田原市出身。東京外国語大学在学中の1992年に、幼なじみの大久保佳代子と「オアシズ」を結成。1993年にフジテレビの深夜番組『とぶくすり』にナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼとピンでレギュラー出演。それが1995年に『めちゃ2 モテたいッ!』、1996年に『めちゃ2 イケてるッ!』になってゴールデンタイムに進出する。2003年、雑誌「TV Bros.」で悩み相談『脈あり?脈なし?傷なめクラブ』を連載開始。読者から送られてくるどんな悩みに対しても、親身になって17年以上答え続けている。当連載はこれまでに『傷なめクラブ』『お前より私のほうが繊細だぞ!』の2冊が刊行されており、この本で3冊目となる。趣味は手芸。


「2020年 『傷なめクロニクル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

光浦靖子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×