活学講座

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884748975

感想・レビュー・書評

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  • 人間力の低さを痛感します。できところから改善していきたいと思います。

  • 道徳や宗教、倫理などは人間の生き方の指針であるべきものながら、ともするとその崇高性の追究の為に日常から乖離してしまうことが往々にしてある。結果、頭で考えることと実際の行動に関わる考えが遊離してしまう。あくまでも生きる、活きるための哲学、道徳、倫理とは何かということを主に論じている。

  • 安岡正篤の「先哲講座」をまとめた「活学」の中から10篇を精選したもの。時代が違うので政治、社会等の背景は違うが、一遍の通読では十分理解できない含蓄のある言葉が続く。古今の大臣の編で「世の中が大衆化すればするほど、その大衆の為のエリートが必要、、、、」「10年100年先の問題を意識し大衆の為に秩序を立てて混乱や破滅から救うエリートが出てこなければ大変な事になる」と述べられている。おそらく時代は昭和の末期での発言だと思われるが、その状況が今まで続いているこの日本の現状を見て安岡正篤はどう思うであろう。

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著者プロフィール

明治31年大阪市に生まれる。
大正11年に東京帝国大学法学部政治学科を卒業
昭和2年に金鶏学院を設立。
陽明学者、東洋思想家。
終戦の詔の起草者の一人。
昭和58年死去

著書
『易學入門』『全訳 為政三部書』『東洋思想と人物』『暁鐘』『王陽明研究』『陽明学十講』『朝の論語』『東洋学発掘』『新編 経世瑣言』『新憂楽志』『老荘思想』『古典を読む』『人物・学問』『光明蔵』『政治と改革』『古典のことば』『この国を思う』『儒教と老荘』『旅とこころ』『王陽明と朱子』『人間維新Ⅲ』『憂楽秘帖』『明治の風韻』『天子論及び官吏論』(明徳出版社)

「2000年 『人間維新 III』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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