- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596993
感想・レビュー・書評
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図書館
挫折
統計 -
不透明な時代を見抜く「統計思考力」
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データを読むことで思い込みやはやりを
客観的に見ることができる。
このことを実例を交えて説明してくれている書籍です。 -
データにあたることの重要性。
難解な部分がないではないが、比較的平易に統計を説明している。
さまざまな分布が出てくるが、体系的なことがあれば、なおよかったと思う。
[more]
第1章 基礎編●データを読む
それ、ほんとう? まず元データに当たる習慣をつけよう!
1 生データを入手する
2 データを図にする
検証 若者の読書離れはほんとうか?
検証 小泉改革は格差を拡大したのか?
ジニ係数とローレンツ曲線/ワーキングプア・生活保護/
ホームレスとネットカフェ難民・失業と非正規雇用/
平均給与・GDP・貯蓄
検証 連続する事件や事故に関係があるのか?
ポアソン分布
3 専門外のデータはこうして読もう
バイオ燃料が地球を救う?
第2章 中級編●データを読む
統計の基本を知って、正しく読もう
1 基本をおさえる 平均と分散
株価の動きに規則性は?/標準偏差
2 足したら出てくる 正規分布
ワイプル分布
3 一を聞いて十を知る 大数の法則
開票率数%で「当確」?/アンケートの偏り
4 分けて考える べき分布
ブラック・ショールズ評価式/安全な資産運用は幻想
5 因果関係と間違えるな 相関
国際学力調査
第3章 上級編 データを利用する
過去データから未来を予測する
1 未来を予測する
ブラックスワン/失業率/日本の出生率/中国の繁栄はいつまで?
2 思考を錬磨する オープンコラボレーション
3 自力で考えることの最大の敵 -
2009年4月15日 初版
サブタイトルは「小泉改革は格差を拡大したのか?」
内容に関しては統計データをどのように見たらよいのか、というアドバイス。
分析から導かれている内容に関しては完全に賛同はしかねるが、それでもマスコミなどが提示するデータが本当に正しいのか、その解釈であっているのか、などを自分の頭で考えるにはよい教科書であると思う。
複雑な数学とはかなり距離を置いて書かれているので、高校で数学とサヨナラしてしまった人でも十分読みこなせる。 -
長らく積んであったけど、先輩に統計の質問をされたのをきっかけに読んでみた。厚さの割にすぐ読めた。数式を最小限にとどめてあって、具体的な例がたくさん載っていて読みやすい。もっと早く読めばよかった。
ジニ係数、バイオエタノール、べき分布…興味深い話題がいっぱいあった。 -
基本的な統計用語を、数式を用いずに、分かりやすく伝えていると思う。
特に標準偏差の話は、公式は覚えていても、理由を理解できていなかったので、とても参考になった。
また、出生率の話や、バイオエタノール普及の話、株式投資の話など、興味深い話が多く面白かった。
株式投資は、ベキ分布なであり、規則性は見つかっていない。なので、ギャンブルと同じって所はそうだよなあって思いました。 -
話が回りくどく迫力の割に初級者向けで肩透かし