社会構築主義のスペクトラム―パースペクティブの現在と可能性

  • ナカニシヤ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784888486446

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  • 【書誌情報】
    編者:中河伸俊(1951ー)、北澤毅(1953ー)、土井隆義(1960ー)
    ジャンル:社会・文化 > 社会学
    出版年月日 2001/05/01
    ISBN:9784888486446
    判型・ページ数:A5・238ページ
    定価:本体2,500円+税

    ◆社会的「現実」のダイナミズムに迫る構築主義の新たな展開
     理論と臨床、さらにエスノメソドロジーの立場から構築主義論争を超えて新たな展開をはかり、薬害エイズや児童虐待、少年犯罪をはじめ、伝統文化や司法試験改革まで、幅広い事例研究で社会的現実の構築過程を描く。構築主義の可能性を追求する本格論文集。
    http://www.nakanishiya.co.jp/book/b134077.html


    【簡易目次】
    1 Is Constructionism Here to stay? ――まえがきにかえて……中河伸俊

    Ⅰ 方法論編
    2 構築主義とエスノメソドロジー研究のロジック……岡田光弘
    3 構成と現実/構成という現実……馬場靖雄
    4 臨床的現実と社会的現実……野口裕二

    Ⅱ 事例研究編
    5 「クレイム」が立ち上がるとき――クレイムの言説的達成……工藤宏司
    6 薬害被害者手帳に見るクレイムの構成……栗岡幹英
    7 少年事件における当事者問題――カテゴリ配置をめぐる言説と現実……北澤毅
    8 ある「暴力事件」をめぐる記述のミクロポリティクス……土井隆義
    9 児童虐待事例の構成――記述のテクニックと解釈モードの選択………野村知ニ・上野加代子
    10 伝統文化の管理人――郡上おどりの保存をめぐる郷土史家の言説実践……足立重和
    11 司法試験改革はいかに語られたか――「語り」による弁護士像の構築……上石圭一

    あとがき
    文献一覧

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著者プロフィール

中河伸俊(なかがわ・のぶとし):1951年東京都生まれ。大阪府立大学および関西大学名誉教授。著書に『社会問題の社会学』『黒い蛇はどこへ』など。

「2023年 『日常生活における自己呈示』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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