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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892571435
感想・レビュー・書評
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うーむ、これまた小難しい。
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閉鎖的な地方の町を舞台に、語り手が次々変わる。
自分は好きなのよねー。平日の午後2時位の時間が止まってる感じ。もうちょっと早いと昼、遅いと夕飯を理由に「忙しいから」と言い訳を使えて、気が乗らない事柄から逃げられる。
人口が少なく人の出入りがなく仕事も限られている。その土地に足をつけると言うより、地面から根っ子が飛び出して絡まりつき、住民の足枷のように支配してるようだ。こう、なんだね、知り合いんちの家屋に入って、とりあえず水一杯氷入りで飲まして、と訴えたくなるような町の閉塞感が息苦しくて素晴らしい。 -
田村
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「これでおしまいさ。これ以上はなんにもない」P115
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