才能がありすぎというか、やっぱり村田さんの書くお話は良い意味で本当に怖いよな……ぶっ飛んだ設定でも、自分とは違う価値観でも、描写が落ち着いていてお上手だから「あれ?怖い気がするけど、おかしいのはこれを怖いと思うわたしなのかな?」って思っちゃうんだよな………読んでいて心地良い作品ではないけど、どんどん引き込まれてしまう。解説の文章にあった、「異物」を「異物」のまま受け入れられるだろうか、という表現がとてもしっくりきた。村田さんの本は、甘い砂糖でコーティングなんかせず、ぼやかしたりせず、確かに異物なんだけど、決して違う世界だとは思えないんだよなあ。そこがまた怖い。
わたしにとっては読みたくなるときと読めないときの差が激しい作家さんです。わたしの脳が異物を求めてるときは読みたくなる。本当に本当にすごい人だと思う。いろんなお話を書いていただきたいです。

2019年8月9日

読書状況 読み終わった [2019年8月9日]
カテゴリ 小説

名言を考えるって難しいなー!テレビは見てなかったんですよね。面白かったけどあっという間に読み終わっちゃった。メンバーが面白かったです。

2019年8月9日

読書状況 読み終わった [2019年8月9日]
カテゴリ その他の本

本当に湊さんはすれ違う感情とか、それがその後の関係性に影響を及ぼすところとか、描くのがお上手だなあ……母娘を書いたものだと『ポイズンドーター・ホーリーマザー』のほうが好きというかぐさっときた覚えがあるけど、『母性』は2人の個人が親子になった関係というより、「母」という概念のことをそれぞれが煮詰めて煮詰めて求めて拗らせたというような印象。結末はそこまで好きな雰囲気ではなかったかな?幕間の人たちがもうすこし関わるのかなと思ってた。

兄弟がいない場合、その女性が「母」であるのは世界中で自分にとってだけなのに、他の「母」はすべて違う存在なのに、普遍的な揺らがないものとして信じてしまうと捩れが生じるよな、と、思いました。

2019年8月6日

読書状況 読み終わった [2019年8月6日]
カテゴリ 小説

読みやすかった。リアルなお話。こういう闘病記がもっとあったらありがたいと思う。ガン発覚のときの年齢がいまのわたしと同じでいろいろと考えたり。検診行こう。
もう現在では40歳になられたのだな!すこしネットで調べたら、前に進んでいっていらっしゃるようで素敵。

2019年8月5日

読書状況 読み終わった [2019年8月5日]
カテゴリ エッセイ

めちゃくちゃ面白い……なんでもっと早く読まなかったんだ〜〜!!!!どの作品が好きか選ぶの悩むな〜〜……表題作も大好きだし、「月へ」「結縄」「文字占い師」もショックを受けたけどそれがまたすごいなと思ったし、「円弧」とか「愛のアルゴリズム」みたいな、技術の発展ゆえの悲しさみたいなものを描く設定大好きだし、「1ビットのエラー」とか「良い狩りを」とか美しすぎるし……「選抜宇宙種族の本づくり習性」とか「心智五行」とかは最初ついていけないかな?って思ったらどんどん引き込まれてしまったし……どれも選び難いけどこの本でのマイベストはやっぱり表題作の「紙の動物園」かなと思います。あんまりSF読んでないからというのもあるけど、こんなSFあるんだ!と感動してしまった。

生まれた国からの移動や、文化への興味や、職業の経験や頭の良さや、すべてが豊かに活かされているというか………プログラマーと弁護士の経験を活かすSF作家って要素盛りすぎだと思うのに活きてるんだよな〜〜………
SFって無機質なイメージがあって、クールな選ばれし人たちが「これがいいんだよ!」と熱狂しているように思っていました笑、が、なんていうか、良い意味で普通の物語のひとつなんだなと思って。人間臭い物語もあるんだなあと。

あとは、世界すべてがSF的世界にすっかり染まり、新旧の技術を持った異なる存在の断絶ではなく、同じ世界に進んだ技術があり、それを選ぶ人も選べない人も、なんなら選びたくても選べない人もいて、さらには同じ登場人物でも時によって考えや選ぶことが変わったりする描写がとても上手くて、そういう時代は実はもう来てるんだろうなと、そのある意味でのリアルさにも舌を巻いてしまいました。

他の作品も読みたい!し、ケン・リュウさんは英語圏の作家さんと言えるんだろうけど、その生い立ちや他を絡めたあとがきのおかげもあって、非英語圏の海外作品も読みたいな!あとは単純にSFもっと読みたいな!と思える作品でした。めちゃくちゃ良かった!!!!

2019年8月3日

読書状況 読み終わった [2019年8月3日]
カテゴリ 小説

ビジュアル重視の本もたまにはと思って図書館で。ラゾーナ川崎の立方体の建物が好きだったな。いまは使われてない建物とかの経緯が書いてあるのが面白かった。

2019年7月27日

読書状況 読み終わった [2019年7月27日]
カテゴリ 読むより見る本

やっぱりスーさん好きだな〜〜、、、考え方が違うときもありますが、同情するばかりでなく、聞いて整理して、正論では割り切れない気持ちにもそっと寄り添いつつ、根性論だけでなくお説教らしくもないアドバイス(と言うより提案?)をそっと添える感じ。
あくまでたとえですけど、カレーライスが辛いんです〜〜と言ってくる人に、がんばって食べて!そこがカレーの良さだから!と言うのではなく、まあカレーは辛いものだよね、と動かしようのない事実はきちんと認めた上で、水を飲むのもいいし、ラッシーなんかもおいしいし、福神漬けなんかも添えたりしてもいいし、そもそも半分食べて残しちゃうことだって時にはあるかもしれないし、と言ってくれる感じ?(たとえがへた)

今はラジオ番組の内容も相談だけでなくなって、わたしは番組「相談は踊る」ではなく「生活は踊る」になってからのリスナーですが、回答を見ているとスーさんの相談を聞く姿勢は良い意味で変わっていないんだなって安心します。この視野の広さや、言葉の選び方は一体どこで学んだんだろ?って思う。見習いたいです。

2019年7月22日

読書状況 読み終わった [2019年7月22日]
カテゴリ その他の本

面白かった!芥川賞発表前に読みたいなと思って当日朝に電子書籍で買ってみた。どなたかが言ってたけど確かに芥川賞というより直木賞みたいな雰囲気もあるかもしれない。ものの値段のことや、仕事のこと、描写がやたら細かくて現実的で、でもそれが気取ったリアルっぽい描写ではなくて面白かった。お財布からお札を数えて手渡す感触まで分かるような描写だった。職業柄当たり前だろうけど、社会を、人をちゃんと見てるんだなと思った。

ワイドショーとかでの物言いにばかり注目が集まるけど、変わった人だなとは思うけど、いい人ぶってる人や自分の見たいように世界を歪めてしまう人と違ってやっぱりちゃんと人を見ている、それと自分の意見がしっかりあるというのは決して本来矛盾しない。頭が良くて、きちんと考えて、発言をして、表現をしている人。好きです。他の本も、というか小説でない本も読もう。

2019年7月17日

読書状況 読み終わった [2019年7月17日]
カテゴリ 小説

読書状況 読み終わった [2019年7月15日]
カテゴリ エッセイ

不思議な設定や物語にぐらりと酔うような気分になりつつも、文章が読みやすくて、嫌な酔いではない。面白かったなあ。

2019年6月28日

読書状況 読み終わった [2019年6月28日]
カテゴリ 小説

タイトル関係ないこともたくさん話題になってて最高に面白かった。幻冬舎は許せないけどやっぱり作家さんや好きな本に罪はないんだ〜〜
柔軟さ、知的さ、怠惰、欲望、面白さ、全部揃っているのでジェーン・スーさんのご本はすべて読むと決めている。この本はほかの方との対談で、更にお得感が増してました。感想が書ききれないほどキラーフレーズばかりというか、これ、べつに妙齢の女性以外もどんどんどんどん読んで欲しいよ……
自分のこれからのこと、大人になってからのこと、どう生きて行くか、という、「おばさん」をテーマにした一冊なのかなと思ったらそんなことなかった。テーマは多岐に渡り、老若男女皆が考えていかなきゃっていうお話もたくさんあった。スーさんや対談の相手の方ほどの経験や年齢を重ねないと今回の本で出てきたような話の境地までたどり着けないのかもしれないけれど、たとえば男女関係のこと、エンターテイメントのこと、世代が違う方や職業が違う方ともきっと意見が違ってもスーさんなら興味深いお話にしてくれそうな気がするから、また他の方ともたくさん対談して、本を出してほしいなあ。大変、大変面白かったです。

2019年6月25日

読書状況 読み終わった [2019年6月25日]
カテゴリ エッセイ

かわいい。かわいすぎ。メイクのこだわりとか、たくさん読むところあって面白かったです。愛情深く行動力があり知識欲がものすごい貪欲なひとなんだな!とにかくかわいい。憧れすぎ。

2019年6月23日

読書状況 読み終わった [2019年6月23日]
カテゴリ 読むより見る本

すごいなあ。幻想小説を書ける人の感受性ってどうなってるんだろう……設定が明らかにされずに、何のことかよく分からないお話も多くて、それでも独特の雰囲気は保たれていて、実際に目にしたら気持ち悪かったり怖かったりする風景も、この文章で綴られると綺麗だと思ってしまう。でも凄みは決して消えていない。そのまま。

表題作『夜のリフレーン』と、『青い扉』が特に好きだった。皆川先生のミステリ系のお話も読みたいな。

2019年6月21日

読書状況 読み終わった [2019年6月21日]
カテゴリ 小説

かわいいイラストだったけど内容はやや薄め?まあこんなものかな?鎌倉行きたくなった!

2019年6月20日

読書状況 読み終わった [2019年6月20日]
カテゴリ その他の本

面白かった!お腹減る!ストーリーの軸はブレないのに細々とした会話やエピソードを散りばめるのがうまくてすごいな〜なんでもっと早く読まなかったんだろうな〜〜
言葉選びも好きで、凝った言葉を選ぶのにクサくなく、やり取りは軽妙なんだけど、心に残る言葉は語彙が難しいわけじゃないんだよなー
著作全部読みたい!

2019年6月19日

読書状況 読み終わった [2019年6月19日]
カテゴリ 小説

軽妙で、お茶目なんだけど、描写が誠実というか、「引きこもり」の人たちを決して馬鹿にしたり、過剰に持ち上げたりしていないところにものすごく書き手として信頼できる人だなって感じる。とはいえ読んでいちばんの感想は「とにかく、ただ面白い」。大好きな作家さんが1人増えました。

題材としてタイムリーなものがたくさん出てくるし、しっかりと練られているんだろうなあとは思うんだけど、そういう練り具合を読者に押し付けてはこないところが読んでいるときの純粋な心地よさに繋がっているのかなと思う。あとは文章として、奇抜な、豊かな語彙の比喩も出てくるし、言い回しが凝っているんだけど、テンポの良いストーリーの邪魔にならないのは何でだろう、決して鼻につかないし、すごいなと思った。「掃除機の予備吸い込み口のような」って!!でもよく分かる。

その一方で、Twitterでのクールなご対応(褒めてます笑)から、すごく複雑な描写ばかりかもと勝手に思ってたら、登場人物の、「信じてもらえたら嬉しい」「褒められたら嬉しい」「不安だけどちょっと頑張ろうと思えた」というような、共感できたり励まされたり応援したくなったりする心の動きもストレートに描かれていて、とても良いなと思った。決して頭が良くないと読めないようなことはなくて良かった。笑

登場人物みんないいところもダメなところもあって好きだけど、いちばんパセちゃんが好きだったな!まっすぐで、自分の弱さにもまっすぐで、そういうところ素敵だよって、言いたくなるような子。「ほかの人生はないのだ!」この一言に心震わせずにいられる人がいるだろうか?ただの事実なんだけど、その事実を、噛み締めて満喫して生きていきたい、と思った。

2019年6月12日

読書状況 読み終わった [2019年6月12日]
カテゴリ 小説

好きー!わたしは文章や物語が好きなのはもちろんだけど、本当にたくさんの本を読んでいて、そんな本たち、物語すべてに対して愛があって、それらのエキスが混ざり合って芳醇な味になって出ているから桜庭さんの本が大好きなんだな!と改めて感じました。書評の文章でも桜庭さんらしい言葉たちをたくさん紡がれていて、たいへん目が至福な一冊でした。書評自体の文章自体を楽しむ嬉しさ、他の本を知ることのできる嬉しさ、桜庭さんの考えていることを読むことのできる嬉しさ、と、とっても贅沢な一冊でした。外国を旅するとき、相対して自分のことを客観的に見ることができるという記述があったけど、他の作品を語るときや他の作家さんと語るとき、桜庭さんのお考えが如実に出るのかなとも思ったり。
桜庭さんを好きだけど物語しか読んだことのないという人には絶対に絶対に読んでほしい!そしてこれが好きならぜひ読書日記シリーズも……

ぜひいつかまたこういった本を出していただきたいです。

2019年5月29日

読書状況 読み終わった [2019年5月29日]
読書状況 読み終わった [2019年5月23日]
カテゴリ 小説
読書状況 読み終わった [2019年5月12日]
カテゴリ 小説
読書状況 読み終わった [2019年5月12日]
カテゴリ 小説
読書状況 読み終わった [2019年5月12日]
カテゴリ 小説

読書状況 読み終わった [2019年5月12日]
カテゴリ 読むより見る本

とある方がオススメしていたことが縁で読みました。面白かった!!短歌の取り入れ方というか、よかったです。歌人でいらっしゃるのは存じてたので、小説がこんなに面白いだなんてとびっくりしました。短歌は短歌だけで読むことが多いので、こういう登場人物が歌を詠む小説、また読んでみたいなあ。

2019年1月10日

読書状況 読み終わった [2019年1月10日]
カテゴリ 小説

新年読書1冊めをどれにしようかと迷ってこれにしました。肩の力を抜いて、けれどいい具合に、こうしてみようかな、とか考えながら読めた。幸せを感じるのはもともとたいへん得意な自覚はあるんですが、今年はそれだけでなく、意識的にいろんなことを考えながら、行動してみながら一年を過ごしたいなと思っていて、そんな一年の始まりにぴったりでした。

2019年1月9日

読書状況 読み終わった [2019年1月9日]
カテゴリ 小説
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