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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892571442
感想・レビュー・書評
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これでいい。
めちゃ入り込みやすかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この人の書く世界の雰囲気って瓶が汗かいたコカ・コーラって感じする。(例:千利休=茶)
内容→14歳の女性が乱暴され殺される。
犯人が見つからないので直前に会っていた近所の15歳の少年が第一容疑者とされる。
少年と別れた後に女性は殺されたので、少年は「自分は知らないやってない」しか言えないし言わない。その状況に金の匂いをかぎとり、群がる大人達が少しずつモラルを削りながら、事実を歪めたり誘導尋問を行う。その薄汚さを丁寧に描写している。コロッケおまけされたような気前良い書きっぶり、描写を文章から感じる。 -
小さな田舎町で少女が殺される。
犯人は幼馴染みの少年なのか?
検事、弁護士、新聞記者たちの思惑が事実を捻じ曲げていく。
愚かさが罪ならば、この物語に登場する人々すべてが罪びとだ。 -
カッコいいとか、胸がすくとか、そういうのは一切ない。救いもないし、同情も共感も愛もない。
でも読んじゃうんだよね。
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