ジャッキーのクリスマス (PICT.BOOK)

  • ブロンズ新社
4.06
  • (25)
  • (17)
  • (19)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 398
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893095510

作品紹介・あらすじ

ジャッキーはクリスマスの朝にひとりぐらしのおじいさんと出会い、お家に招待されました。お家には、今はもういない、ジャッキーと同じくらいの女の子の写真がありました…

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • くまのがっこうシリーズのクリスマス話。娘を亡くしたおじいさんが登場し、子供向けというより大人向けのような、せつなく心温まるストーリーです。

  • くまのがっこうシリーズ12作目。
    ジャッキーはクリスマスにおじいさんと出会う。
    華やかなクリスマスではなく、静けさや寂しさを感じるような描写が多め。
    いたずらでおてんばなジャッキーが、いつもとは少し違った面を見せる回。
    いつもムスッとしたへの字顔で描かれていたジャッキーが、この作品あたりから笑いはじめる。
    この絵本から表紙がマットではなくツルツルになる。

    【ママ評価】★★★★
    くまのがっこう好きの母。
    クリスマスのタイトルに相応しい、冬の静かな美しさを感じられる絵本。
    白背景が多く、雪の綺麗な白が続く。
    そこにステンドグラスやラズベリーの色合いが美しく描かれていて、とても映える。
    ジャッキーたちが着ている冬の服もシンプルに品がある衣装で素敵。
    内容は、珍しくジャッキーが胸を痛めたり人のために動いたりするので、感情が揺さぶられて一生懸命なジャッキーが母としては新鮮で好き。
    この絵本あたりから、ジャッキーが微笑むのは
    個人的には好みではない。
    への字顔のクマが好きなので、笑うとキャラクター感が強まってしまう。
    テディベアのような無表情の可愛さが良かったのに。
    ジャッキーが微笑むところも、人のために動くところも、ジャッキーの成長を描いているのかもしれない。
    けれど、そんなおませな年頃の子どもより、ムスッとへの字の口をした子どものようなジャッキーを描き続けて欲しかったかな。

    【息子評価】★★★
    母の刷り込みによって、くまのがっこう好きの息子。
    でも、こちらの『クリスマス』は読む頻度が少ない作品。
    一度読んだきりのような気がする。
    読んでいる時もあまり反応がなく、サラッと終わってしまった。
    ジャッキーが雪だるまになってしまう場面で「ゆきだるまん!」と言っていたくらいかな。
    (息子はアンパンマンが好きで、雪や雪だるまを‘ゆきだるまん’と言う)
    内容も少しだけ上の子向けでよくわからなかったかもしれない。
    2歳4ヶ月

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00490316

    クリスマスの朝、ジャッキーはひとりぐらしのおじいさんと出会います。招待されたお家には、今はもういない、ちょうどジャッキーと同じくらいの女の子の写真がありました。むねが、きゅーっと苦しくなったジャッキーは、雪の中に飛びだして......
    (出版社HPより) 

  • うっかり泣きそうになってしまった。むねがどきんとした、という表現はとても素敵だと思う。

  • ●読み聞かせ。
    ●クリスマスに読むのにちょうどいい素敵なお話。

  • 死にふれた最初のえほん。いつものジャッキー絵本からあふれるたのしさが感じられなかったのか、5歳児はみずから本をひらくことはなかった。わたしはジャッキーよりも、おじいさんに感情移入してしまい、悲しさとそこからのリカバリがせつなかった。

  • 3歳6ヶ月の娘へ読み聞かせ

  • 図書館で借りて読み。
    くまのがっこうシリーズ、6歳児Fが好きなので借り。

    このシリーズ、ほんとは十代、二十代のかわいいものむけ女性向けだよなーと思ったり。
    それとなく死ぬことについての話が(直接言及されてないけど)出てきたりして。
    ラズベリーケーキはうまそうだった。

  • ジャッキーのクリスマス。とにかくかわいいかわいいジャッキー!話はどっかできいたことがあるようなありきたりのストーリーなんだけど。

  • 可愛いクリスマス絵本。絵も素敵でとても温かいお話。

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

絵本作家。代表作に「くまのがっこう」シリーズ、「はっはっはくしょーん」シリーズなどがある。最新刊は「ちょっちょっちょきーん」

「2022年 『まなちゃんのあかいながぐつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あいはらひろゆきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×