チャペックの本棚: ヨゼフ・チャペックの装丁デザイン

著者 : 千野栄一

• ピエ・ブックス (2003年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[makoさんの感想 · 2013年9月20日]

チェコに旅行することになってから、そして実際行ってから、チェコの絵本やブックデザインに興味を持ち始めました。

この本はチェコで有名なチャペック兄弟の兄のブックデザイン集。
そして個人的にはこのヨゼフお兄ちゃんのほうが好き。（カレルも好きだけど）

限られた条件での表現がすごく上手！！

丸とか四角とか、ボーダーとかタイポグラフィとか。
イラストのようなものはほとんどなく、カラーも2、3色。

タイトルがタイポグラフィとして装丁デザインになってるセンスのよさ！！
いつの時代もモダンに感じるのではないでしょうか。

そしてこの本に載ってる表紙、とにかく全部カワイイです。こんなコアな本、よくぞ作ってくれました！！！

大好きな出版社、ピエブックス。ますます大好きになりまさた。
これからもこんな本、出してください。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2014/06/04]

「こんなコアな本」
私も、そう思います。。。まぁ丁度、展覧会もありましたが、、、

[pikooonさんの感想 · 2010年5月5日]

造形アイデアの宝庫！

[猫丸(nyancomaru)さん · 2014/06/04]

「造形アイデアの宝庫！ 」
シンプルさに心惹かれる。。。当然のコトながら、内容を深く読み込んだのだろうと思われるデザインに、溜息。。。

[羊さんさんの感想 · 2014年3月28日]

チャペック兄弟の本の装丁集。
チャペック大好きには、たまりません！

[よーこさんの感想 · 2007年8月21日]

カレル・チャペックの兄ちゃんのデザインした装丁が１２０点も掲載。
チェコのブックデザインって、興味深いものがあるし、見てるだけで、癒される感じがする。

[mahatehoさんの感想 · 2006年10月28日]

カレル・チャペックの兄、ヨゼフ・チャペックが手がけた装丁の数々。その素朴な感じに、優しさが詰まっている気がして。見ているだけで、なんだか幸せな気持ちになれてしまう。

[inuinuyamaさんの感想 · 2018年10月19日]

2003-00-00

[stratossさんの感想 · 2010年11月16日]

かわいい、けど何となくシニカル。色数が限られていて、活字すら手書きで歪んでいても、それが何とも言えない味わいになる見本。決して洗練されてるわけでもないのに、この味はチャペックならではで、印刷のズレや擦れも含めてやっぱりかわいい。

[ysk-journalintimeさんの感想 · 2006年9月1日]

仕事がらみで興味をもって買いました。
ちょっとした画集です。

[だかつさんの感想 · 2006年7月15日]

ヨゼフ・チャペックが装丁デザインした本の表紙集。なんと119点もあります。もちろんカラー。2〜3色刷のリノリウム版画によるポップでキャッチーな表紙は、色の組み合わせといい、題名・著者名の配置といい、適度に簡略化した絵といい、素敵。ぜひ本屋でお手にとってご覧下さい。たぶん見たら欲しくなる。

[papadasさんの感想 · 2005年12月26日]

“ロボット”の命名で有名な“カレル・チャペック”の兄“ヨゼフ・チャペック”が装丁をした本を紹介したもの。あいにく、ノーイメージで表紙が表示されないけど、ユーモラスな表紙は良い。

著者プロフィール

千野 栄一（ちの・えいいち）：1932－2002年。東京大学言語学科、プラハ・カレル大学スラヴ語学科卒。東京教育大学助教授、東京外国語大学教授、和光大学教授・学長を歴任。主な編著書に『言語学大辞典』（全6巻、共編）『世界文字辞典』（共編）『言語学の散歩』『プラハの古本屋』『外国語上達法』、主な訳書にチャペック『ロボット』、クンデラ『存在の耐えられない軽さ』などがある。

「2022年 『言語学を学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」