- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894511507
感想・レビュー・書評
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購入:2003年8月17日 読了:2003年8月19日 廃棄:2019年5月11日
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☆社長がするべきことを知り、売り上げを上げることにつながる方法を見つける。
◎会社経営を趣味レーションゲームだと思えばいい。
戦略が大切。
ゲームのキャラクター(社員)をちょっと強い敵と戦わせてレベルを上げて強く(能力UP)してより強い敵(規模や予算の大きな仕事)をやっつける。
ゲームペーレイヤーの自分(経営者)は、キャラクターを戦略的に動かして、時期やタイミング相手の出方を見ながら、より難易度の高いステージに挑戦していく。
175p
営業地域でナンバーワンを目指す。
191p
経営で社長が必ずしなければならないものが「戦略」です。
182p
経営の目的はお客様づくり -
・軍隊では、兵士の人数が多くなると、兵士の上にリーダーが置かれる様になる。
= 戦術リーダー
※戦術リーダーとは、=実行リーダーとも言うべく、トップからの指示に従う実行部隊。戦術を考えるリーダーではない。
戦術リーダーは、将軍の方針に従って、部下を教育・訓練します。
戦術リーダー自身は、戦術行為をしない。
戦術リーダー = 課長 = FlavorでいうCSリーダー/制作リーダー
100人以下の会社において、仕組みを作ったりする仕事を、戦術リーダーにさせていたら、それは経営者の職務放棄。
それでいて、経営者が一番高い給料を取っていたら、それは不道徳な行為。
・従業員100人以下の会社では、業績の98%が社長1人の戦略実力で決まる。
・30人以上の会社 = 社長は戦術リーダーの仕事から手を引き、「戦略、仕組み作り、教育、訓練」に専念。
従業員の何人かが戦術リーダーを担当。
・組織運営の原則では、教育を受ける2階層上の人が教育を担当するのが正しい。
従業員100人までの会社は、当然社長が教育を担当することが望ましい。
・教育費の9割を社長1人に集中して投入するのが良い。
なぜなら業績のほとんどは、社長の戦略実力で決まるのだから。
・小売業の経常利益は、6%が目安。
・粗利益を多く稼ぐには、リピーターを増やすこと。
そのために、「お客から気に入られ、忘れられない」ようにすること。
お客が思っている以上のプラスアルファのサービスをすることが必要。 -
ランチェスター経営について学ばせて頂きました。小さな会社にはそれなりのやり方がある…分かっていてもなかなか具体的には思いつかないのですが、非常に示唆に富んだ内容でした。
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|第1部 儲けを生み出すために改善できるもの
| (社長は経営がわからないでは済まされない
| 頭でっかちの経営はいらない
| お金に目がいくむなしい経営)
|第2部 儲けを生み出すために社長にできること
| (社長が自分で経営改善しなさい
| 利益を生み出す効果的な方法
| 社長がお客をつくる!
| ここまでできればもっと儲かる
| 社長の実力だけで業績は決まる) -
会計コンサルは「会計・財務=経営」と語り、
人事コンサルは「人事=経営」と語る。
だから、ダメなんだ、という。
著者は、ランチェスターの法則をテープ学習すること=経営
と語る。
結局、人は誰しも、自分が一番と言いたがるんでしょうねぇ。 -
前著、「小さな会社☆儲けのルール」から1年、新著の登場です。中小企業は≒社長。経営理念、成果主義給与体系、キャッシュフロー経営などの陥りやすい落とし穴について詳細に分析を加えます。会計が会社経営に占める重要性は全体の1%」と言い切られると、私の立場(会計事務所勤務)では正直非常にショックです。「ここまで分析して物を言うコンサルタントがいるか?」と竹田氏は問います。これから座右において何度も読み返すことになると思います。
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前作に引き続き読んでみた。前作に比べ、実用(実践)的な内容になってはいるが、内容にくどさを感じた。
「弱者の戦略」と「強者の戦略」は違う!ということは理解できるが、本当にこんなにこじんまりとした戦略でよいのだろうか?この疑問は読み続ける中で常に感じた。
本当にすべてが社長の資質・行動によって決まるのだろうか?本書はベースの思考として念頭に置くべきではあるが、実践となると、どこかこじんまりとした”中小企業”にしかなりえず、もっと高い目標を持つアントレプレナーと言われる人種には物足りないのではないか?
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起業する人のための良書。