まずは親を超えなさい!~最新の脳科学と認知心理学を基にした自己実現プログラムTPIE公式ブック~
- フォレスト出版 (2009年7月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894513556
感想・レビュー・書評
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「まずは親を超えなさい」【セルフ・イメージを下げる言葉を使わない】ように。これは自分自身だけでなく、【他人に対しても。セルフ・イメージをあげる言葉のみを使う。】
自分が欲しているものは"今"の状態でも目の前にあるのだけれども、自分自身で見えなくしてしまっている。今、現状で必要なことしか、見えないのだ。これはぼくの中の現状維持メカニズムが働いていることに起因する。このメガネを意図的にずらしていく必要がある。
【ズラしていくのは、自分がなんとなくいいと思う方向】だ。
P.37
私たちがいま見ている世界は
過去の記憶によって成り立っているということです。
P.66
【自分のマインド形成は、自分自身で行う】ことが大切です。
P.127
【抽象度の高いゴールの場合は、
自分がすでにそのゴールを達成する能力を持つ人間である、というリアリティーをつくる】ことが大切です。
P.140
【あなたの現状のセルフ・イメージを超えたところにゴールを設定しなさい。
【また、あなたの現状のセルフ・エスティーム
を超えたところにゴールを設定しなさい。】
そして、
他人があなたについていうことを超えたところに、ゴールを設定しなさい。
P.146
【ゴールの世界にいる自分が、
どのような家に暮らし、どのような車に乗り、どのような人とつき合っているかなど一人称、現在形で、イメージしていく】のです。
P.153
朝、今日はいい日になるぞ、と思うと、必ずいい日になります。
逆に、悪い日になるぞ、と思えば、必ず悪い日になるのです。
P.168
ありのままとは異なる自分を演じているときは、
あらゆることについて「~しなければならない」と自分に語りかけることでしょう。
しかし、将来こうありたいというセルフ・イメージを心に描いているときは、
あらゆることが「~したい」に変わるはずです。
P.187
子どもに対して、
毎日2つの質問をやさしく問いかけるように教えています。
2つの質問とは、「今日は、何かいいことあった?」
そして「明日、楽しみにしていることは何?」です。
P.208
今のゴールに近づいていく間に、
あなたの現状はそのゴールの世界を含んだものに変化します。
すると、ゴールの現状の外側に新しいゴールを探すことが必要になります。
こうしたプロセスを続けていくと、
今までずっとスコトーマによって隠されていた本当のゴールを発見することでしょう。
あなたが本当に到達したいと欲しているのは、自分にはわからない何かなのです。
P.210
何事においてもそうですが、
【ゴールが達成できると思えるようになると、やる気が薄れてくる】のです。
P.223
人間は、自分ができると信じられないことを欲することはありません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自己啓発書にはまっていた時、この本を読んでもう止めようと思った。そして自分はいかに周りから価値観を植え付けられているのかを考えさせられた。
苫米地さんの本をいくつか読むと仏教観を持っていることが分かる。仏教は本来あらゆる煩悩を消すように諭す、その上で周りを幸せにすることでよりよい社会へと導く教え。対して、苫米地さんはその逆の方向に振り切ることで、社会をより良くする方向へ導いている。仏教というツールを用いた上で「苦」ではなく、あくまで「欲」を原動力にした発想がすごい。 -
私たちの脳は関係ないと思っていることは、
RASのフィルターが遮断し、情報を情報として受け取っていません。
高いゴールを設定して、
コンフォートゾーン(快適な領域)を高めることによって
今までに見えなかったものが、見えてくるのです。
そうすれば、自然と高いゴールに到達する、達成方法も当たり前のこと
として見えてくる。のだそうです。
わかるような気がしますが、
どのようにリアルな高いゴールを設定して
その状況をもう既に達成しているように感じるのか、
今ひとつわかりませんでした。 -
この本でいう「親」とは親が植え付けた環境のことで、いわゆる自分の普通や当たり前みないたこと。親が意識して教育しないかぎり、子は親の生き方を模範することになる。よくも悪くも親の生き方を再生産することになる。
親を超えるということは、大企業に入れば安泰といった価値観を超えるということで、そのために無意識の部分を矯正する方法を教えてくれるのが本書。
思考は実現するとか引き寄せの法則とかに科学的根拠を与えるのが本書。
私は、頭がいい人の言葉は信じることにしているので、本書のプロセスを実践すると、スコトーマが外れてスゴいことになりそう。 -
たぶん「コンフォートゾーンの作り方」含めて三回目。
今回は自分がコーチをする事を想定して読みました。
前回までスコトーマがかかっていたことが見えてよかったです。
TSUTAYAのDVDもお勧めです。 -
すごい
人生観一変
今までいろんな本にかいてあった内容が
自分の神経につながった
RAS スコトーマ の概念が
すべての自己啓発本に流れていることがわかった
物心ついたときに、大人たちから、こういう方面からの人生の説明がほしかったなあ・・・
私につながる人たちには、話してみよう
私みたいに神経につながる人がいるはず -
これも脳の取説なのか?
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目標を実現させるまでの脳のプログラムを理論的に説明していく内容。