奇跡の記憶術~脳を活かす奇跡の「メタ記憶」勉強法

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894514324

感想・レビュー・書評

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  •  本書で述べられていることは反復方法のみ。紆余曲折しながら色々と論理的に述べているが基底には反復方法しかない。
     いざ、気になるワードが登場すると別の本に詳しく書いているのでそちらを参考してくださいと話と読者の興味を濁す書き方はさすがだと感じる。
     そんな希薄な内容で1400円もお金をとるというのはどうだろうか? 事実、30分で読み終わってしまう薄さ。私は文書を読むときには文字を飛ばして読むようなことをしないので、全文で30分で読み終わってしまう内容なのだ。それで、結局は反復学習によって覚えた内容をオートマティックにしようだけのお粗末な内容としかいいようがない。 

  • 前半は記憶には論理が欠かせないということをひたすら語り、後半で少しだけテクニック的な部分が出てきた。最終的のノートの書き方で終わり、意味がわからなかった。「勉強法」とあったので方法論的な内容かと思ったが、ひたすら同じことをいろいろな角度から述べていた。それが論理的ということだろうか。当たり前と思う部分も多かった。まさかそれは自分が論理的に物を考えられているということだろうか…笑

  • 復習の大切さがわかる本

  • 習熟するための反復の重要性と論理の重要性に気付かされた一冊だった。

  • <特に印象に残ったこと>
    *第四章は、実際に「論理力」を最も効率よく獲得する方法
    *どんな勉強でも、効果的な勉強法はすべて理にかなっているものです。
    *全国に広がる理論エンジン
    *「イコール関係」「対立関係」「因果関係」など、すべては言語の使い方の法則
    *一度覚えたものを、忘れかけた頃にもう一度復習する
    *復習は一定期間以上空けるな
    *理解・整理すること
    *一度理解したものは、必ず反復する。記録する必要のないものは、最初から手を出してはいけません。
    *言葉の習得(算数の言葉も含めて)の次には、理論力を獲得しなければ、理にかなった勉強法など不可能です。
    *読書こそ理論力の最高のトレーニングの場
    *理論力のある人は論理を意識しない。
    *理論力があれば、理解力が変わってくる
    *A筆者の主張=A’具体例・エピソード・引用
    *対比関係を読み取る
    *「理由付け」「因果関係」を読み取る
    *記憶の四段階 セレゴ・メソッド ファミリア(familiar)、リコグニッション(recognition)、リコール(recall)、
    オートマティック(automatic)
    *ファミリア(familiar)・・「どこかで覚えたことがあるぞ」といった親近感
    *リコグニッション(recognition)・・「自力で思い出すことはできないけれども、選択しを与えれば答えることができる。」
    *リコール(recall)・・自分で思い出すことができる
    *オートマティック(automatic)・・自然と浮かんでくる
    *スケジューリングの重要性
    *単なる棒暗記ではなく、最初の学習は理解することが大切。二度目の学習は遅くとも一時間以内には行え
    *忘却曲線を利用すると、記憶は一時間単位で行え
    *ターグットレベルとは、目標とするレベル
    *警戒レベルとは、これ以上忘れると、それを再び「リコール」レベルまで引き上げるには大変な労力を必要をする
    *100倍速勉強法を手に入れよう「一を聞いて十を知る」
    *理論的に物事を理解し、その上で必要なものを記憶する、その記憶したものを使って論理的に物事を考える、そういったサイクルの中で、初めて論理力と記憶力が相乗効果を上げていきます。
    *覚えるより忘れる方が大切

  • 論理力=理解力
    理解力がないということは論理力がないということ。

    なんかそれだとものすごくへこむ。その理解とは何者かというのがいまだに理解できない自分がいる。

  • 普通の記憶術の本。要約すると①翌日復習する②忘れかけた頃にもう一度復習する③覚えるのには論理を理解してないと覚えられない。こんな感じ。
    当たり前なことを羅列してあるだけだけど、普段認識してるつもりで実はあんまり認識してなかったりするような大事なことを書いてあるから、たまにはこういうのを読むのも良いかなと。

  • 論理力と記憶力の両方で記憶することで記憶効率を高める。
    論理力を鍛えて,内容を理解したうえで,繰り返し学習で記憶していく。
    記憶のステップには「ファミリア」⇒「リコグニション」⇒「リコール」⇒「オートマティック」。
    記憶内容によって目標レベルを設定する。(英単語などは基本的にはリコール)
    ビジネステクニックや頻出の専門知識は習熟レベルのアートマティックまで。

    論理力の向上には,新聞などを論理の関係(イコール/対立/理由づけ・因果関係)を意識して読む,
    その次に論理を意識して書く,そして話すことを繰り返すことで習熟されていく。

    記憶は,エビングハウスの忘却曲線に準じて忘却していくため,特に早期の復習が必要。

    勉強などであれば,1日に2回繰り返すことが可能な分量を1くくりとして,
    1時間後に復習,翌日に復習,休日にまとめて数日分復習によって記憶が定着する。

    まず通して読むのではなく,ブロックごとに確実に理解・記憶していくことが重要。

  • 少ない時間で効率の良い学習をするには

    記憶のシステムをうまく利用すれば良いってことですね。

  • 今読み漁っている勉強法に関わる本の中でも、論理的思考力を活かして記憶力を高める方法が紹介してあります。

    記憶効率を高めて、サクサク進めていきたいものです。

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著者プロフィール

関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。
現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、
受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ており、著書累計数は1300万部を超える。
また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、
多くの学校に採用されている。
著書に『出口汪の「最強!」の記憶術』『出口のシステム現代文』
『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座』(以上、水王舎)、
『出口汪の新日本語トレーニング』(小学館)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)
『ビジネスマンのための国語力トレーニング』(日経文庫)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『頭がよくなる!大人の論理力ドリル』(フォレスト出版)、『やりなおし高校国語・教科書で論理力・読解力を鍛える』(筑摩書房)など。
小説に『水月』(講談社)がある。

「2019年 『何が教育をダメにしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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