- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894519930
作品紹介・あらすじ
株式投資に必携の「会社四季報」を、ここだけ読めばいい、ここはこう読むという、企業の未来業績を予測できるウラ読み決定版!
『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』の著者が放つ、必勝の四季報活用術を早くも開陳!
感想・レビュー・書評
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前著の10倍株の見つけかたの本と内容がだいぶ被っているように感じました。(解説している銘柄は違いますが)
会社の健全性がわかるキャッシュフロー表は分かりやすいと思いました。
いいことを書いていると思うのですが、どうも横道にそれるようなこの方の文章が肌に合わないので、星2つです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会社四季報の読み方の本
着眼点は示すが、選ぶのは読者というスタンスのため、なかなか難しい
そもそもそれだけ四季報を読み込めていないし、四季報自体の奥深さも関係しているのだろう
それでも自分なりのストーリーを描くという点は参考にしたい
成長株は上場後すぐの勢いのある時に時流に乗れるか、というグロース的考えか
バリュー株は株価を動かす材料があるかどうか
ただ、銘柄選択の話が中心で、売買タイミングの話が少ないのはちと不安材料
【参考になった点】
1章
・四季報を深く読み込めば企業の未来像が見える
2章
・株を買う企業の買う理由(よいところ)と6ヶ月後の予想・株価を書く
・株価が上がるから買うではないはず
・買った株は2・3ヶ月に1度チェックする
・株価を見るのは時間の無駄、会社を見る
・買いたい株を見つけ、描いたストーリに沿って定期チェック、ストーリーが崩れれば売り
3章
・チェックする5つのブロック
A 会社名・事業内容、B コメント、E BS・CF、J DL、N チャート・指標
・B コメント:直感で何となく考える
・E PBR高い=成長期待=成長株、低い=割安=バリュー株
・N バリュー株投資をするときは株価を動かす材料が現れそうな株を狙う
4章
・自分が関連している業界から読む
・予想ストーリーから関連会社を連想する
テンバガー(10倍株)の見つけ方
①時流のテーマに乗っている
②直近5年程度に上場
③成長株
【内容:アマゾンから転記】
◆20年以上、会社四季報を読破し続ける達人が教えるウラ読み術
2000ページ以上ある会社四季報を
隅から隅まで読むプロが編み出した読み方を解説。
会社四季報は全部で14のブロックに分けられていますが、
そのうちの5つのブロック(ABEJN)を読むことで、
1.企業を知る
2.企業の歴史を知る
3.企業の今を知る
4.企業の未来を知る
を知ることができます。そして、会社四季報を通して
「企業の健全性」「企業の継続性」「企業の成長性」を
さまざまなコメントや数字から読み取っていきます。
5つのブロックから、次のようなことがわかります。
●Aブロック
このブロックは企業の自己紹介とも言えます。
とくに【特色】欄を読み進めていくうちに、
企業の強みや変化が見えてきます。
投資をしない方、就職活動の学生にもお勧めの読み方です。
●Bブロック
大きな特徴は、アナリストではなく記者の目を通じて
記されている【コメント】欄です。
ここにはポジティブワードやネガティブワードが現れ、
こうした定性評価から企業の健全性を知ることができます。
●Eブロック
キャッシュフローの数字から
企業の健全性や継続性を知ることができます。
自己資本比率、PBR、キャッシュフローなどの見方を解説します。
●Jブロック 見るべき数字は「売上高」と「営業利益」の2つ。
売上高で企業の成長性を測り、
営業利益で企業の稼ぐ力を測ります。
●Nブロック
最後はチャート分析とバリエーション。
チャートは細かく分析する必要はなく、
PEGとPSRというバリエーションを判断材料としていきます。
ここでの注意点は、けっしてPERで判断しないこと。
株価が割安か割高かでは、伸びる企業は探せません。
以上の5つのブロックを知るだけで、
あなたもテンバガー(10倍株)を見つけ出すことが
できるようになるかもしれません。
四季報のウラ読み術は、
あの3大投資家の1人、ピーター・リンチも
同じような考え方を持っていました。
相場がブルであろうとベアであろうと、
成長する企業は、会社四季報にある約3700社のうちに
必ず存在するのです。
この本で、あなたの投資観が一変するかもしれません。 -
分厚い四季報がサクッと読めるテクニックが身につければいいな〜と軽く思い手に取った。
内容は読みやすく分かりやすい。 -
四季報が読みたくなる本。
就活時にチラッと見たことがある程度だったが、この本を読んで、一度は通読してみたいと思えた。
四季報を通して企業分析の方法が書いてあり、とても参考になった。 -
著者の渡部清二さんの話はよく聞いているので、復習感覚で読みました。
とはいえ、初めて知ったこともあり、大変有意義な内容です。
特に業績、材料記事の前半は短期の見通しで、後半が長期の見通しだったとは目からうろこ。
でも、最後の日本の近代史に関する章は必要ないかな。 -
会社四季報の読み方を解説した本。
裏読みというほどの情報では無い気がします。
同じ人が書いた「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」の方が具体的な銘柄選定方法を学べるのでオススメです。 -
会社四季報の読み方を教えてくれる一冊。
ウラ読みとあったが、実際はかなり王道な読み方なので、正攻法を期待する方にも十分おすすめできる。
残念ながら後段はかなり冗長になってしまったが、株式投資をする上で企業理解は欠かせず、その企業理解には歴史や地政学への造詣が必要であることはよく理解できた。 -
前作の四季報本、日経本に引き続き、本作も読了。印象は、件の2作の焼き増しに過ぎない。いずれも自身の著作だから、便乗ってのとは違うけど、イメージとしてはそれに近い。正直、新たに得られるものは皆無でした。その思いを助長するのが、文章のマズさ。主語・述語程度の問題すら、散見される。今回は内容がいまひとつだから気になった、ってのではなく、以前の著作が売れたがために、推敲がおざなりになったという気がする。次作の構想がもしあるなら、初心を省みて頂けたら、と。
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著者曰く、
会社四季報の必要性、基本的な読み方や活用法、ウラ読み術まで、初級者でも読めるように解説。企業分析の基本、会社四季報の土台となる部分から、投資する際の株の銘柄選びのポイントも紹介。上級者にも、膨大な企業から「コレだ!」というキラリと光る企業の見つけ方を伝授。未来を読み解く大局観が身につく!・・・らしい。
「四季報の10倍株の探し方」の続編です。
ポイントを具体的に指南、例えば海外売上比率が50%を超えてくればグローバル企業に転換する時期なので注目、PBR(株価純資産倍率)0.7倍未満が超健全企業で、PER(株価収益率)、PEG(株益成長率)、PSR(株価売上購買率)の3指標を使って市場評価をするなど。
20年以上四季報を読み倒した人が書いた四季報の見方の極意がこれだけという期待はずれなのは前作同様、さらに前書きで株投資と合戦を強引に結び付けたりとどうでもいい著者の独り相撲を聞かされる羽目に。
勉強になったのは、正しい会社名(富士フィルム⇒富士フイルム、キューピー⇒キユーピー、ブリジストン⇒ブリヂストン)でした。 -
とても参考になった。
四季報に詰まっている情報を自分自身でここまで深く読み取れるようになったら強くなれる。数字はもちろん、コメントから何を読み取れるか。