- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895722070
作品紹介・あらすじ
その日、よりにもよって一年の中でいちばんすてきなクリスマス・イブに、スクルージは事務所で仕事をしていた。そこへ、おいのフレッドがやってきた。「クリスマスおめでとう、おじさん!」「ふん、ばかばかしい」スクルージは、やさしい心のかけらもない、がんこな老人だった。「わたしの好きなようにできるなら、『クリスマスおめでとう』などと言ってまわるような愚か者は、グツグツにこんで、ヒイラギの枝をブスリとさして、土の下にうめてやるところだ!」ところがその夜から、スクルージの前に、三人の幽霊があらわれて-小学生のうちに読みたい名作。
感想・レビュー・書評
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今年もクリスマスの絵本を選ぶ季節になって、昨年はTVでの放送がなくて愕然としたクリスマスキャロルを読んでみた。
クリスマスの季節に一年を振り返りながらこのお話を読む。いろいろ反省しつつ。
びっくりするほど、コンパクトにまとめられていて、わかりやすいクリスマスキャロル。
毎年、アニメやら実写やら動画で楽しんで来たので、スクルージさんのルーツをもう少し描いて欲しい気も。
スクルージさんの青白く険しい顔が徐々に明るくなっていく様子とか、絵が楽しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お金儲けのことしか頭にない、人をいたわる気持ちを忘れた頑固一徹なだけの老人(エビニ-ザ・スクル-ジ)が、クリスマス・イブの夜に現れたゴーストたちに過去・現在・未来の自分の姿を見せつけられて衝撃を受け、すっかり心をいれかえ〝よき友、よき主、よき人〟として、町の人々から尊敬されるようになるという、チャ-ルズ・ディケンズ原作の物語絵本です。登場するゴーストに恐れおののくスクル-ジ老人の表情が迫力ある絵で描かれており、さぞ恐ろしい思いをしたことと察します。
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クリスマス・キャロルのげきに出るとしたら、スクルージの役をやる。おれも、いじっぱりでよくばりだから。これからそういうのが直るように、そうしたい。
お話はゆうれいが出てくるけど、こわくなかった。ちょっとさびしい。一人ぼっちなところがさびしい。
一番すきな場面は、スクルージよりうまくクリスマスをいわえるやつがいないと言われているところ。(小3) -
クリスマスといえば、ディケンズのクリスマス・キャロル。子どもにも手に取りやすく、わかりやすく雰囲気を伝えている。
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そんなに面白くなかった
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絵本なので、細かな内容は所々はしおられていますが、大人が読んでも大迫力の絵のタッチに驚きました。最初のスクルージの顔が本当に悪そうに(笑)1ページをまるまる使い描かれています。大人にもおすすめの絵本だと思いました。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/693445 -
クリスマス・イヴの超常的な体験と時空の旅と改心の物語
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/
図書館・請求記号 726.6/D72//E -
【読み聞かせ】漫画版だと、マーレイは亡霊、後から登場する三人は精霊と書き分けてあったが、この絵本は全て幽霊となっていた。原作では、sprit,ghostと表記されているので、漫画版の方が原作に忠実だった。