この思想家のどこを読むのか: 福沢諭吉から丸山真男まで (新書y 25)

著者 :
  • 洋泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896915181

作品紹介・あらすじ

思想を論じるとは何か?とりだすべきものとは何か?重要なことは、思想家なり知識人の片言隻句をとりだすことではなく発語された場所と息づかい、表現された固有の文体をともに見据えて、その意味を点検し現在によみがえらせることである。近代を代表する八名の思想家・知識人にいま思想・論壇の第一線にある学者、評論家が現在のテーマから発して、それぞれの問題意識と交差し避けてとおれない固有の問題を発見する、単なる対話を超えて切り結ぶ白熱の日本の思想家=論。

感想・レビュー・書評

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  • 『正論』の連載記事なので全体的には保守寄り。よって対象となる思想家を論者の価値観に則して持ち上げるか貶すかの両極端にわかれており、中立性は欠如している事に留意する必要はある。こういう見方もあるのかと参考程度に読む分には悪くはないが、読み物として筋がよいとは言えない。

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。京都大学卒業。文学博士。大阪大学名誉教授。専門は中国哲学史。著書に『論語 全訳注 増補版』『漢文法基礎 本当にわかる漢文入門』以上講談社学術文庫、『儒教とは何か』中公新書、『ビギナーズ・クラシックス中国の古典 論語』角川ソフィア文庫ほか。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ まんが人物伝&まんがで名作 新しいお札の顔!近代日本の偉人セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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