隅田川のエジソン

著者 :
  • 青山出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784899980889

感想・レビュー・書評

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  • 愉快,痛快!大体上真事?

  • 人生を考えさせられる作品。

    新しい生き方を見せられる。

    以前、群ようこ著『れんげ荘』でも新たな生き方を見せられたが、本書の主人公はその上を行く。

    否、上とか下と考えてしまうことがそもそもいけないのだ。

    自由の意味に近づく生活とはどんなものか?

    その一例をどちらの作品も見せてくれる。

    目覚めてから夜眠りに就くまでの一日のうちに、
    自分はどれくらい辛抱を強いられることがあるだろう? 
    毎日どれほどストレスを感じているだろう?

    主人公は、満員電車に乗る必要はないし、渋滞の道を運転する必要もない。人から与えられた仕事をする必要もない。

    生きることの意味を考えさせられた。

  • おっもしろいねー。これ。
    坂口恭平って、発想がステキ。
    この本に出てくる路上生活者たちの発想が良い。
    TOKYO0円ハウスに出てくる話と同じものを、小説にしてる。

  • 突然ホームレスになった人の奮闘記。

    こういった世界も面白そうだし、自然な姿なのかとも思う。ちょっと無理があったりもするけど。まぁ人柄。

著者プロフィール

1978年、熊本県生まれ。料理家、作家、建築家、音楽家、画家。2001年、
早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年、路上生活者の住居を収めた写真
集『0円ハウス』を刊行。2008年、それを元にした『TOKYO 0円ハウス 0円生
活』で文筆家デビュー。2014年『徘徊タクシー』で三島由紀夫賞候補、『幻
年時代』で第35回熊日出版文化賞、2016年『家族の哲学』で第57回熊日文学
賞を受賞。著書に『cook』『自分の薬をつくる』『お金の学校』『ゼロから
始める都市型狩猟採集生活』『現実宿り』『よみぐすり』など。

「2022年 『中学生のためのテストの段取り講座』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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