- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902516364
感想・レビュー・書評
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著者がほぼ日刊イトイ新聞に書いた1年分の原稿から、心に残る「小さいことば」を集めた、小さいことばシリーズ1作目。
1ページごとに、余白たっぷりで短めの文章(とたまに写真)が載っていて、フォントの種類や大きさも様々で、見ていて飽きない。
難しく考えずに「ふんふん」「そうだよなあ」「うん?」など色々思って楽しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日々自分が無意識に体験していること、過ぎ去っていくことを意識して文字にするっていいね。
ガッツって内蔵のことなんだねー。 -
ちょっと哲学っぽく。詩のようで、詩ではない。こんな日記をどこかで見たような。
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3/2はミニの日
今日は、小さなものを愛そう、という日。
心に残る「小さいことば」を抜き出した本はいかが。 -
言葉にならないものの大切さを言葉で表現
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相手も自分も傷つけたくなくて、
わたしは「だんまり」を決め込むことがあります。ある日、ある方とのやりとりで「早く答えてください」と言われて、「”沈黙もことば”であることをご理解ください。すみませんが、もう少しお時間をいただけますか」とお願いしたことがあります。
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「叙情的な答えで済ませないでください」とすごまれ、コミュニケートの難しさを痛感しました。
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でも、糸井さんが代弁してくれてたんだな、わたしの気持ち。
「見えないものとか、
聞こえない声だとか、
あえて言ってないこととか、
うまく言えないままのこととか、
そういうことのほうがずっと多いのだということを、ぼくたちは忘れそうになる。」
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すーっと消えてく、心のモヤモヤ。
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いつか、わだかまりも解けるかな。
解ける努力をしなくちゃな。
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※意外と初レヴューです。
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担当:佐藤亜美
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日常の中にあるふとした言葉、たくさん詰まってます。
心があったかくなる作品
by副社長 -
【160818 読了】
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Audibleで通勤途中に歩きながら聞きました。朝のあわただしい心を、落ち着かせてくれるような話でした。普段の普通のやりとりも、少し視点で見ると、人生が豊かになりそうです。
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なんども 口の中で頭の中で 繰り返したい言葉がいくつもありました。
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―――ああ、ほめあって生きていきたい。
これは、ぼくの最大の夢だ。―――ー
2006年の糸井さん。
糸井さんのことばは居心地がよい。
その集大成がこのシリーズ。
こたつのなかとか、お風呂の浴槽のなかとか、そういう適温であったかくて、のんびりさせてくれる。
かといって弱々しいわけではなく、時に力強くもある。
人に会うことは、お風呂に入ることに似てる論はしっくりきた。
ブイヨンへの尊敬が素晴らしい。
「自分でわかった」ということは、ほんとにたいしたことなのだ。
悪いものを批評する力に長けている文章の世界で、これだけたくさんのものやひとを褒めることに長けているひとっていないんじゃないかな。
良いものを良いって言うことは悪いものを悪いっていうより難しいし恥ずかしいし、この国ではなかなか珍しくて、その事実含めておもしろい。
これからもおもしろいもの発信してください。
せいいっぱいアンテナはって受信します。