新版 授業の腕を上げる法則 (学芸みらい教育新書 1)

著者 :
  • 学芸みらい社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905374756

作品紹介・あらすじ

日本のすべての教師に勇気と自信を与えつづける永遠の名著!技術があれば授業がうまくなり、子供たちは学校が好きになる。

感想・レビュー・書評

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  • この本を最初に読んだのは10年前。教師になったばかりで、この本に書かれてある授業の原則を意識しながら授業を行った。後輩ができると、この原則の視点から授業を見てアドバイスすることもあった。

    教師生活も10年目を迎え、自分の授業をもう一度見直したいと思って手に取った。スポーツ選手が基本を大切にするように、自分も授業の原則という基本に立ち返って授業改善を図りたい。

  • 前半の授業の原則は勉強になったが、それ以降はTOSSや向山実践がゴリ押しされている印象だった。

  • 10の原則
    1.趣意説明の原則
    2.一時一事の原則
    3.簡明の原則
    4.全員の原則
    5.所・時・物の原則
    6.細分化の原則
    7.空白禁止の原則
    8.確認の原則
    9.個別評定の原則
    10.激励の原則

    好かれる教師は明るく優しく公平であって知性的。
    子どもは教えてくれる先生に教わりたい。
    子どもがきちんとしないのを、子どもや親のせいにしない。教師の仕事。

  • 子どもたちがとっても楽しんで成長する授業を行うためにはまず定石となる授業の技術を身につけておく必要があることを納得した。それは例えば「一時に一事」であったり「発展課題は必ず準備しておく」ことであったりする。これらの授業の技術を身につけ発展させていくために、毎回の授業でどの面でどのようにして自分が成長していくかを決めてから授業をし、その結果がどうであったかを確認して次の目標へ繋げていくサイクルを日々行って成長していきたい、とこの本を読んで思った。

  • 当時の時代にこの概念を打ち立てた向山氏は、天才だと思う。

  • 色んな人に勧められてやっと読んだ。教師の仕事をする上で大切にしたいことをたくさん学べた。趣意説明などできてないことがあるから伸ばしていきたい。

  • 私が教育実習時にお世話になった先生から頂いた一冊です。
    「授業の原則10カ条」に照らし合わせながら、教師の言動を分析しています。
    ・「趣意説明の原則」:指示の意味を説明せよ
    ・「一時一事の原則」:一時に一事を指示せよ
    などといった具体的な原則が挙げられ、それについて深く説明されていてとても分かりやすいです。
    見方によっては「古典的な」「古臭い」教育書ですが、基礎基本を見直すことは重要であり、私自身多くの学びがありました。

    【所在】:中央館2F 文庫・新書コーナー
    【請求記号】:370.8//Ky4//1
    【OPAC】: https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN0165003X?hit=3&caller=xc-search

  • 子どもとの関わり方がわかる。
    向山洋一先生にどんどん惹かれていく。
    一気に読み切りました。

  • 授業の腕を上げるためには、定石化された教育技術を身に付けることが必要であり、定石は今までの多くの教師の努力の総和である。
    定石を自分のものにし、場面によって使い分けられるようにしたい。

  • 指示の意味を説明
    わかりましたねはダメ
    わからないひといますか
    こまめにさりげなく達成率の確認
    良い悪いを評定するときはその基準を明確に持ち伝えること
    それを記録しておくこと
    励まし続ける
    明るく、優しく、公平で知性的であれ
    出来ない子に優しく
    出来ないことをその子のせいにするのでなく、教師はそれをどうにかするために学ぶ
    子どものできない、騒がしいの原因は教員自身にあると考える。それをどうにかするため学ぶ。
    自分の授業を振り返る
    言い直し、付け加えは極力しない

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著者プロフィール

1968年東京学芸大学卒業後、東京都大田区立小学校の教師となり、2000年3月に退職。全国の優れた教育技術を集め、教師の共有財産にする「教育技術法則化運動」TOSSを始め、現在もその代表を務める。

「2018年 『発達障害のある子を担任! どんな準備をするか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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