落語絵本 五 おにのめん

著者 :
  • クレヨンハウス
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本棚登録 : 471
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906379903

感想・レビュー・書評

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  • 親もとを離れて働く奉公人のお春は、子守りをしながら道具屋の<おめん>を毎日じ―ツと眺めていました。店のオッチャンが「このおめんに何かあるのんか?」「このおめんの顔、あたいのオカンの顔にそっくりなんや。そやからここに来て、オカンを思い出すんや」「こうたら ええやないかあ」「お金あらへんも」 オッチャンは考えこみ「このおめん、おじょうちゃんに、やるさかい、もっていき」・・・。奉公先の若旦那の悪戯で<おにのめん>騒動が巻き起こりますが、大旦那の善右衛門、お春のオカンにオトンら善人たちが絡む噺に癒されます。

  • 鬼の面が功を奏しました

  • よくできてるー。とてもわかりやすい笑い話。

  • 4-1 2018/10/17
    4-2 2018/10/17

    *********
    「落語」に。

  • 悪い人が出てこないよなぁ。すべての落語がそうじゃないかもしれないけど、お店の旦那さんにしろ、ちょっといたずら心を起こした若旦那にしても、丁稚奉公の娘を真剣に心配している。強盗も出てはきたけど、あちらはすぐに逃げてしまって会話もない。なんかほのぼのとしたいい話だったね。

  • 鬼のめんをイタヅラで使うと大変なことに!みたいな分かりやすい話のハズが事情が少し難しい。中学年~高学年。

  • 読み聞かせ。10分。4年生に。母によく似た面を大事にしていた娘。若旦那がふざけて鬼の面に変えてしまう。
    落語なのでたくさん笑っていいよ、と声かけしてのスタート。オチがわかった人?と聞くとけっこういたらしい。
    鬼つながりで節分に。

  • 4年生
    6年生

  • このシリーズでもっとも心温まるすとりーなのですが、子供にはあまり受けません。読み聞かせにはお勧めできません。

  • 2019   2-1
    29年度 5-1
    9分

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著者プロフィール

1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。

「2024年 『ねこのさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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