人を幸せにする写真 幸せになれるかもしれないと思ったあの日のこと

  • トゥーヴァージンズ
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910352169

作品紹介・あらすじ

人間の幸せとは? 本当に大切なものとは?
ハービーさんの写真から、その答えが見つけられた気がする。
── 宇賀なつみさん推薦

写真家になろうとする若きハービー・山口へ、何を撮るべきかを示すミューズになった女性との五〇年ぶりの再会。
「人生で大切なことは何でしょうか?」本番が迫っている楽屋での問いにある歌姫が出した答え。
写真嫌いのハリウッド俳優とのギャップを埋めるためにとったハービー・山口のある行動──
プロであれアマチュアであれ、自分のスタイルを見極め、自信と誇りを持って撮り続けていくことの大切さを綴るフォトエッセイ。
巻末には、どうやったら人を惹きつける写真が撮れるのかに悩む人々へ送る、実際に使ったカメラのスペックやレンズ、撮影時のエピソードやシャッターチャンスまで……良い写真を撮るため、ひいては人生を豊かにするためのヒントが満載。

感想・レビュー・書評

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  • にんげん、色々ある。そんな面倒な人間から、希望や夢、元気。さらにはときめきを引っ張り出して、写す。言動一致の人、ハービー山口さんの人生と写真について。
    写真論としてはもちろん、何かしらの「成果(アウトプット)」を出すことを使命としたあらゆる職業人にとって、必読の書。

  • なんかココロが洗われるような本でした。
    カタカナのついたその御名前と、
    ミュージャンを撮っているというだけの情報で、
    チャラいイメージを持っていました。
    猛省します。とてと柔らかく謙虚な人でした。
    そうでなきゃイイ写真は撮れないのですね。
    門外漢ながらとても参考になりました。

  • 写真家ハービー・山口の写真をめぐるエッセイ。人にはそれぞれの生き方や過去があり関心の対象もさまざま。紆余曲折を経てそれぞれのテーマに。世界の不条理、美しい風景、女性の美しさ、動物の愛くるしさ。そしてテーマをどのような切り口で表現するか、工夫や仕掛けを加算したものがコンセプト。自分らしさ。しかしこれらに縛られ過ぎて楽しくなくなってしまってはいけない。

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著者プロフィール

写真家。1950年、東京都出身。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り10年間を過ごす。パンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンが最もエキサイティングだった時代を体験する。帰国後も福山雅治をはじめ、国内外の多くのアーティストたちとのコラボレーションを行いながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。主な写真集に『LONDON』、『HOPE』、『新編 代官山17番地』ほか。

「2021年 『HOPE 2020- 変わらない日常と明日への言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ハービー・山口の作品

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