パリ、テキサス [DVD]

出演 : ハリー・ディーン・スタントン  ヴィム・ヴェンダース 
  • ハピネット・ピクチャーズ
3.96
  • (116)
  • (90)
  • (109)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 491
感想 : 91
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4949478081271

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヴィム・ヴェンダース監督を観るぞ。
    原作・脚本が、劇作家で俳優のサム・シェパード。サム・シェパードかっこいいよねーー。(この映画の出演はないない)

    ヴィム・ヴェンダース監督を初めて知ったのは『ベルリン天使の詩』公開に伴い日本で「お洒落で素敵な映画!」と大々的に宣伝されたことでした。
    その後のテレビ放送時に観て「ハリウッド映画の派手さわかりやすさとは違ったこれがヨーロッパ映画なのか、たしかにおしゃれだなー」と思いました。その後テレビ放送で『パリ・テキサス』を観てみました。最初は退屈でしたが…、…、…、最後にはまさに目から鱗がボロボロおちたような、私にとっては「日本人よ、これが映画だ」(アベンジャーズの宣伝文句)と見せつけられたような映画体験になりました。そうか、これも映画か。

    ===

    テキサスの砂漠を彷徨う男。くたびれきったスーツに赤い野球帽。モーテルに着いてぶっ倒れる。
    医師が、男の持ち物に書いてあった連絡先に電話をする。電話を受けたのはウォルター・ヘンダーソン(ディーン・ストックウェル/以下ウォルト)で、ぶっ倒れている男はウォルトの兄トラヴィス・ヘンダーソン(ハリー・ディーン・スタントン )だとわかる。
    兄弟4年ぶりの再会だった。

    4年前、トラヴィスは妻子を置いて失踪した。トラヴィスの妻ジェーン(ナスターシャ・キンスキー)は3歳の息子のハンターをウォルトとアンのもとに残して消えた。ウォルトとアンとハンターはすっかり本当の家族になっている。

    ウォルトに迎えられたトラヴィスだが、最初は全く口を利かず、表情も変えない。目を話すとまたテキサスの砂漠に彷徨い出る。
    さすがに怒ったウォルトが迫るとやっと口を利く。
    「パリ。パリへ行ったことはあるか?今から行こう」「欧州は遠いよ」するとトラヴィスは大切に持っているのは写真を見せる。砂漠のど真ん中に「売地」の標識の立った土地だ。「ここはパリで、自分が買った土地だ」というトラヴィスに、ウォルトが訪ねる。「これはパリじゃなくてテキサスだろ?パリ、テキサスか?」

    「パリ」が、無言無表情だったトラヴィスの最初の言葉。写真を見せてフッと笑う。
    …すごい映画だな。

    テキサス州のパリは、トラヴィスとウォルトの両親が出会って結ばれた土地だ。トラヴィスにとっては、自分が宿った土地なのだ。
    父親がいつも言っていたジョークは「妻はパリの女だ。…テキサス州のパリだよ」
    トラヴィスは数年前にその「テキサス州のパリ」を通信販売で購入した。だが彼自身、その土地がどこなのかわからないのだ。

    兄弟はロサンゼルス郊外のウォルトの家に着く。トラヴィスは、最初は息子のハンターとも馴染めない。ハンターも少年なりに葛藤しているのだ。
    5年前、みんなで海に遊びに行った8ミリフィルムを見る。笑っている二組の夫婦と幼いハンター。
    ハンターは、トラヴィスの眼差しで、自分が捨てた妻(ハンターの母)を愛していることを感じる。しかしハンターにとってのママはアンであり、ジェーンは「彼女」なのだ。
    では「パパ」は?ウォルトとトラヴィス両方がパパ?今のパパとママ(ウォルトとアン)は家族だけど、本当のパパとママ(トラヴィスとジェーン)が死んだとは感じない。どこかで歩いたりお話しているって感じてきた。

    トラヴィスとハンターが少しずつ距離を縮めていくころ、一緒に歩くのは気恥ずかしく、道路のあっちとこっちでお互いを見ながら、少しふざけながら歩く様子が微笑ましい。

    少しずつ距離を縮めるトラヴィスだが、アンには不安が募る。ハンターはもう自分の息子だ。トラヴィスはハンターを連れて行ってしまうのか?
    ウォルトも、兄のトラヴィスを助けようとしながら、ハンターを失うことを怖れ、しかし自分が決断できる立場ではないこともわかっていた。

    それでもアンはトラヴィスに話した。ジェーンは、ハンターをウォルトとアンのもとに置いていった後も、アンには電話をかけていた。最後の電話があったのは一年前。その後は毎月決まった日にハンター宛に送金を続けていた。送金の元はヒューストン。

    トラヴィスは、ハンターに「ママを探しにヒューストンに行く」と伝える。ハンターは「やっと会えたのに?僕も行く。ママを探したい」。

    7歳のハンターは、金髪ストレートの美少年なんだが、鋭い感性を持っているし、学校帰りの衝動的に「今からパパ(トラヴィス)と一緒にママ(ジェーン)を探しに行く!」という、案外トラヴィスの風来坊気質を受け継いでいるようだ。そしてトラヴィスとは違ってちゃんと人とコミュニケーションも取れるぞ。

    ヒューストンの銀行で、二人はジェーンを見つけた。
    尾行したジェーンの車は、「覗き部屋」へ入る。覗き部屋は、マジックミラーで仕切られた小部屋に入り、客からはガラスの向こうの女の子が見えるが、女の子からは客が見えない。
    部屋の向こうにいるのは、確かにジェーンだった。
    トラヴィスと認識しないジェーンの姿をガラス越しに見るトラヴィス。

    見始めて何度も思ったことをここでも感じる。「すごい映画だな。」
    向こう側には妻がいる。妻は自分を認識しない。話をする。モニター越しの距離だ。

    店の外で待っていたハンターも多くは聞かない。ママはいたらしい。だが詳しく話せないみたい。

    トラヴィスは、ホテルでハンターに録音を残して一人で出発した。
    「君は自分をパパだと分かってくれた。でも留まることは無理だとも分かってしまった。ずっといたらまた傷つけてしまう。だから君をママに返す。パパはママと君を引き離してしまったのだから」

    トラヴィスとジェーンの二度目のガラス越しの対面。
    トラヴィスは、ガラスの向こうのジェーンの元に向かって話す。
    「知り合いの人達で」若い美女と年齢が上の男が出会い、愛し合い、結婚し、貧しくも幸せな暮らしを始めた。だが妻を愛しすぎた男は心の均等が崩れていく。酒に溺れ、してもいない妻の浮気を責め、妻のあいを試す。やがて子供が生まれる。男は家庭を作るために真面目になった。だが今度は妻が壊れた。怒り、暴れ、逃げようとする。男は妻を縛り付ける。そしてある夜男は消えた。気がついたら5日走り続けていた。誰も自分を知らない土地に。

    ジェーンが気がつく。
    「トラヴィス」
    ガラス越しに再会する二人。

    ここの撮影が、過去の本心を打ち明けるトラヴィスではなく、それを聞くジェーンにカメラが向いているんですよ。トラヴィスの声だけが流れ、ジェーンが表情を変えていく。ガラスの向こうの客が話す男女に自分を重ねる、そして向こうにいるのはトラヴィスと気が付く。ガラス越しに、二人の顔が重なる。

    ジェーンもトラヴィスに本心を告げる。
    ガラス越しに語る二人。トラヴィスは、息子のハンターが近くにいることを告げる。迎えに行くと答えるジェーン。

    ……「すごい映画だな」

    トラヴィスは「自分は君には会えない」と、ハンターのいるホテルを告げて部屋を去る。
    駐車場で、ホテルの窓の向こうでジェーンとハンターが再会したことを確認したトラヴィスは、どこへともなく去っていく。彼の役割は、愛する妻と息子を引き合わせることで精一杯だったのだ。


    ===

    淡々とした撮り方のロードムービーなのだが、人の心の流れがしっかり見える。
    内容は深刻なんだがところどころ笑える場面もある。絶望しても、人間は「生きている」と感じられる映画だ。
    そして私にとって映画とは、ドラマチックな出来事を起承転結で描くものだけではない、ヨーロッパではこんな映画があるのかーーと、目から鱗が落ちまくった映画なのです。

  • 宝物のように、自分の心の中にしまって置きたい作品。
    そして時々そっと開いて観返したい。人生の節々で。

    「離れていても、相手を感じながら生きる」そんな生き方を、7歳の男の子が教えてくれた。

    (1984年 フランス/西ドイツ)

  • オープニング、画面には広大な殺伐とした砂漠が映し出される。そこに佇む独りの男。しかしこの圧倒的な孤独は、美しくもある。ロードムービーに必要なのこそ、この孤独なのではないかと思う。孤独故に、旅を通して得る何か。この作品で言うと、家族愛。主人公のトラヴィスは土から足元が離れることに徹底的な恐怖を覚えている。彼は車に執着する。彼は旅を望んでいるのだ。一瞬で終わる移動ではない、何かを模索するための旅である。

    物語はとりたて抑揚もなく進む。最後に訪れる静かな感動。壁越しの2人の会話は、男の苦悩を解放する。しかし、トラヴィスの旅は続く。そこにロードムービーの永遠性を感じる。

    そんな男を捉えるカメラワークも静かで、平坦に動く。固定カメラが多用され、執拗に人物を追ったりはしない。あくまで、日常に溶け込んだ彼らを眺めている感覚。男の孤独、弟夫妻の優しさと不安、息子の純粋さ、それらを語るには十二分な演出である。いやあ、傑作。

  • 父トラヴィスと息子ハンターが歩くマネをするところ。「今から」「行こう」という会話。ハンターが枕の下に家族の写真をいれるところ。トランシーバーで色々話すところ。そして最後、恐る恐るそして力強く母を求める息子、くるくる回るところ。鳥肌が立つところが・・・。本当にいい映画。不器用な親子、恋人を描く。ギルバート・グレイプと同じ監督だった。

  • 初ヴェンダース。
    しみる映画でした。

    人は程度の差こそあれ、不器用に「それしかできない」という
    足かせにもがきながら生きていたりするものなのだなぁと
    傍から見ると少し奇異な感じに映る場合もあるけれど
    それは不思議な味わいに満ちた「生きざま」だったりするのだなと
    淡々と進む物語をみていてさざ波のように胸に迫るものがあった。

    監督のヴェンダースも、この映画も以前から知っていましたが
    ノルマのように観るのではもったいない
    是非良いタイミングで観たいと思っていたので
    「波」が来るのをずっと待っていました。
    この良き作品をちゃんと受け止められて楽しめたことが嬉しい。

    マジックミラーの小部屋のシーンが胸に残る。
    ライ・クーダーのギターがたまらなく良い。

  • 切なくあたたかくそして美しい映画だった。
    カラッと乾いた空気感に漂う余韻としてはミスマッチな印象かもしれない。カラッとした大地なのだけども瑞々しさを感じる美しさの余韻が独特。

    監督がドイツ人ならしく制作もフランス、ドイツとなっている。画面いっぱいに広がる乾ききった大地はまさしくテキサスなのだけども「パリ、テキサス」の“パリ”にはこの瑞々しさの代名とでも言おうか。
    “パリ”は本作に描かれるテキサスにおける潤いのあるオアシスのようであるようにも思える。

    同じく本作の監督作品である「ベルリン天使の詩」を見た時は思わず眠気に襲われてしまったのだけどもこの作品にも通じる画面の美しさはそのまま本作にも現れているし加えて共感的で切ないリアリティのある生々しいストーリーにのめり込める二時間半です。
    二時間半は映画としては結構長い方ではあるけれどもあっという間に過ぎてゆく。

    素直に感情を保てない不器用な男と美しいながらも若さながらに残酷な生き方をする女、一見どうしようもなく釣り合いのバラバラであるダメ人なストーリーなのだけどもこの不器用さが人間臭くもあり映画の中とはいえ現実味のある登場人物たちである。
    誰よりも現状を理解した逞しく大人である息子の存在がこの二人の間を均等にする。

    ストーリーに更に美しい音楽が追い討ちをかける。
    ギターだけの大地に降り注ぐ日差しのような音色がすごく渋くてクールなのだ。この映画の雰囲気を作り出すのに一手加えている。

    不器用に美しい映画です。

  • 「」


    テキサスの原野。
    一人の男(ハリー・ディーン・スタントン)が思いつめたように歩いている。彼はガソリン・スタンドに入り、水を飲むと、そのまま倒れた。病院にかつぎこまれた彼は、身分証明もなく、医者(ベルンハルト・ヴィッキ)は一枚の名刺から男の弟ウォルト(ディーン・ストックウェル)に電話することができた。男はトラヴィスといい、4年前に失踪したままになっていたのだ。
    病院から逃げ出したトラヴィスをウォルトが追うが、トラヴィスは記憶を喪失している様子だった。トラヴィスは口をきかず飛行機に乗ることも拒む。車の中でウォルトは、さりげなく、妻ジェーン(ナスターシャ・キンスキー)のこと、ウォルトと妻のアンヌ(オーロール・クレマン)が預かっている息子ハンター(ハンター・カーソン)のことを聞くが、何も答えない。ただ、〈パリ、テキサス〉という、自分がかつて買った地所のことを呟いた。そこは、砂しかないテキサスの荒地だが、父と母が初めて愛をかわした所だとトラヴィスは説明した。
    ロサンゼルスのウォルト家に着いたトラヴィスを、アンヌと7歳に成長したハンターが迎えた。ハンターとトラヴィスの再会はぎこちなく、お互いのわだかまりが感じられた。
    しかし、数日経つうちにうちとけだした二人。
    彼らに複雑な思いを感じるウォルトとアンヌ。実の息子同然にこれまで育ててきたのだから……。
    トラヴィスの記憶が戻るようになりはじめたある日、5年前に撮った8ミリ映画をみなで見た。幸福そのものだった自分の家庭のフィルムを見て、必死に何かをこらえるトラヴィス。父親らしい服装でハンターを迎えに学校へ行ったトラヴィスはその日の夜、ジェーンがヒューストンの銀行から毎月ハンターのためにわずかながら送金を続けていることを、アンヌから聞いた。
    トラヴィスは、中古のフォード・ランチェロ58を買い、ハンターにジェーンを探しに行くと告げた。それを聞いて、ハンターは自分も行きたいと言い、そのまま共にヒューストンに旅立った。
    ヒューストンの銀行からジェーンらしき人物が乗った赤い車が出てゆくのを見た二人は車を追って、ある不思議な建物に辿りつき、ハンターを車に残して、トラヴィスは建物の中に入った。そこはキー・ホール・クラブで、階下の個室は、客の側からだけ、ブースの中の女の姿が見えるマジック・ミラーを設けた一種のピープ・ショーになっていた。ジェーンを呼んで部屋に入ったトラヴィスに、客の姿が見えないジェーンが話しかけるが、トラヴィスは何も告げずに出て行った。
    ヒューストンを離れ、途中のさびれた町で酒をのみながら、ハンターに自分の母のことを話すトラヴィス。
    翌日、もう一度ジェーンに会う決心をしたトラヴィスは、ハンターに別れを告げてキー・ホール・クラブへ行った。再びジェーンを呼び、自分の気持ちを語るトラヴィス。やがて、姿を見なくてもそれがトラヴィスであることを知ったジェーンも、涙ながらに、自分の気持ちを語った。
    最後に、ハンターのいるホテルのルーム・ナンバーを告げて、トラヴィスは去った。ホテルで一人でいるハンターの前に、ジェーンが現われた。
    二人が寄りそう影を窓に確認すると、トラヴィスは車でその場を去るのだった。

  • 父と子、母と子、夫と妻、義両親と子の、関係性の距離感が、かわいかったり寂しかったりする。ライクーダーの音楽も好き。
    とても好きな映画。
    「あらすじ:テキサス砂漠に実在するといわれる地“パリ“を探して放浪の旅に出たトラヴィス。疲労こんぱいのあげく、飢えと渇きで、とあるガソリンスタンドに倒れ込んだ彼を、知らせを受けて飛んできた弟が引き取る。何を聞いてもひと言も発しないトラヴィスを連れて、彼はロサンゼルスの我が家へ帰ってきた。そこには、4年前にトラヴィスが置き去りにした息子ハンターがいたが、妻の姿はどこにもない。始めはぎこちなかった父と息子も、次第に父子の情を取り戻し、二人して妻=母捜しを始める……。カンヌでグランプリを受賞し、ヴェンダースの名前を決定的なものにした。らしい」

    http://www.youtube.com/watch?v=okYqX_vQSUY

  • 学生時代、ロードムービー観るならコレ! って熱弁してる教授がいたのですが、なんとなーくそれで観たいなぁと思ってはいたのですが、なかなか思い出す機会がなく、やっと観れた作品です。

    うん。小娘だった当時より、結婚し、子供のいる今、観れてよかった。
    ほろ苦く、切ないロードムービー。

    男と女、親と子、大切だから、愛しているからこそ、いっしょにいることを選ぶのか、別々の道を選ぶのか。

    妻ジェーンとの再会シーンで、マジックミラーが使われているところが、二人のこれまでの恋愛を象徴しているようでなるほどなぁと思ってしまいました。同時にお互いの気持ちが通じ合うのではなく、自分に捕われ、相手を見ることの出来ない者と、ただひたすら相手を見続ける者と。

    恋愛って、きっちりと、あなたの気持ち:ワタシの気持ち=50:50 っていうふうには割り切れないし、自分が向いている分だけ相手も自分を見てくれているとは限らない。
    愛しすぎて不幸になることだってあるのだなぁと、しみじみそう思ってしまいました。

    ストーリーもなかなかよかったのですが、オープニングの乾いた荒野の風景に重なるライ・クーダーのギターの音色、映像の美しさ(ナスターシャ・キンスキーが悲しいほど美しいです)、この二点もこの映画をさらに魅力的にしてくれています。

    余談ですが、この映画好きな人は、たぶんバグダッド・カフェも好きなんじゃないかなぁと思います(^_^.) なんというか、乾いた空気感が似ているので。

    大人に観てもらいたいロードムービーです。

  • 主人公はどうしようもないダメ親父。
    不器用で無責任で社会不適合すぎる男。

    でも、だからこそ、親子だとか男女だとか、
    純粋に愛というのが、浮き彫りにされて見えてくる作品だと思う。

    延々と続く荒野を背景に、淡々と、そしてじっくり物語は進む。
    次第に凝り固まっていたものがほどけていくみたいに。
    それが、乾いた土に、深深と染み入るように。

    ラストの、子供が4年ぶりに会う母親に無条件に抱きつくシーンは痺れる。

    誰にでもオススメできる。

    だけどやっぱり主人公がダメすぎるので★は4つ。

全91件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×