ペリカン文書 [DVD]

監督 : アラン・J・パクラ 
出演 : ジュリア・ロバーツ  デンゼル・ワシントン  サム・シェパード  ジョン・ハード 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.34
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本棚登録 : 213
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135526465

感想・レビュー・書評

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  • ラストまで良い緊張感。
    彼女の心が強くなっていく姿が美しく感じた。
    あの美しいオープニングの意味も納得。
    ただ、銀行の駐車場で、追っ手を上手くかわしたけれど、そのいちいちの理由にはちょっと興ざめ。
    デンゼルワシントンの誠実な印象が光る。

  •  背後に大きな組織が絡んでいる事件が,1人の女子大学生が立てた仮説で暴かれていく。一方,暴かれるのを阻止しようとする「組織たち」は,名もない彼女を襲ってくる。一体誰が黒幕なのかが,分からないまま進んでいくスリルは面白い。
     
    《NHKプレミアムシネマの解説を転載》
     ジュリア・ロバーツ、デンゼル・ワシントン共演。
     ベストセラー作家ジョン・グリシャムの小説を映画化したサスペンス・ミステリー。 一夜にして起きた最高裁判官の連続殺人事件。さまざまな憶測が流れる中、法学部の女子大学生ダービーが、ある仮説をもとに「ペリカン文書」という論文を作成する。文書はFBI長官、CIA長官そしてホワイトハウスの大統領のもとまで届き、 ダービーは巨大な陰謀に巻き込まれていくが...。

  • TVにて

  • BS プレミアムシネマで録画して

    登場人物関係者が多すぎてあまり深みがなかった^_^
    最高裁判事の構成変えて、自分に有利な判決を導こうとした大富豪。ホワイトハウス、FBI、CIAも、絡んできて。
    大富豪自体が登場しないのは面白い。

    ジュリアロバーツもデンゼルワシントンもよかった

  • 米国最高裁判事は9名で構成され、多数決で判決が行われる。つまり、大統領の支持政党によって、判決が左右される政治的な色彩が強い。環境保護に熱心なのは民主党系なので、作品中のロバート・カルプ大統領は民主党だと想像できる。奇しくも、映画が製作された1993年は民主党のビル・クリントン政権であった。

    『ペリカン文書』(原題: The Pelican Brief)は、ジョン・グリシャムの同名原作小説をもとに1993年、アメリカで製作されたリーガル・サスペンスである。日本でのロードショーは1994年4月。
    この映画で主演のジュリア・ロバーツは若い法学生を演じ、出世作の一つとなった。デンゼル・ワシントンはワシントン・ヘラルド紙の高名な敏腕記者を演じた。

    ストーリー:
    ワシントンD.C.で最高裁判事のローゼンバーグとジェンセンが殺害される事件が発生する。ローゼンバーグの弟子で、彼の下で事務官をしていたトーマス・キャラハンは、ニューオーリンズのテューレーン大学のロー・スクールで教授をしているが、ニュースを聞いてショックを受ける。キャラハンの生徒で恋人のダービー・ショウは、最高裁判事を殺害するための動機についてリサーチし、ある仮説に辿り着くが、あまりにも荒唐無稽な内容だったため、授業用のレポートとしてキャラハンに提出する。キャラハンは、ローゼンバーグの葬儀に出席するためにワシントンへ行き、そこで同窓のFBI法律顧問ヴァーヒークと再会する。キャラハンは「よく出来た仮説」としてヴァーヒークにレポートを手渡し、レポートは彼の手からFBI長官ヴォイルズに渡される。ヴォイルズは、FBIが警護を担当していた判事が殺害されたことで大統領首席補佐官のコールから非難され、その意趣返しとして「ペリカン文書」と名前がついたそのレポートをコールに見せ、「文書を参考にして捜査を進める」と伝える。
    数日後、キャラハンはダービーと夕食を過ごしていたが、車に乗り込みエンジンをかけた途端、車が爆発して死んでしまう。ダービーは目の前で恋人が死んだことにショックを受け病院に送られるが、そこで現場で彼女に接触してきた「ルーパート」という警官が存在しない人物だったことが分かり、身の危険を感じて病院から姿を消す。ダービーはヴァーヒークに電話をかけ、キャラハンが死んだことを伝え、ヴァーヒークは彼女を保護しようと接触を図る。同じ頃、コールからペリカン文書を受け取った大統領は、捜査を中止するようにヴォイルズに圧力をかける。一方、ワシントン・ヘラルドの敏腕記者グレイ・グランサムは、法律関係者であるらしい「ガルシア」と名乗る男から電話がかかり、「判事殺害事件の真相を知っている」と告げられる。「ガルシア」は何度か電話をかけ接触を図るが、決心がつかず電話を切ってしまう。グランサムは逆探知によって公衆電話を突き止め、「ガルシア」の元に向かおうとするが、そこにダービーから電話がかかり、ペリカン文書の存在を聞かされる。
    ダービーはヴァーヒークと連絡を取り合う約束を取り付けるが、その前日に彼は判事殺害犯のカーメルに殺害される。カーメルはヴァーヒークに成りすましてダービーと接触し彼女を殺そうとするが、彼女の目の前で何者かに射殺される。驚いたダービーは逃げ出し、逃亡先のニューヨークでグランサムと接触してペリカン文書の全容を語る。文書には、「ルイジアナ州の実業家で大統領の支援者でもあるマティースが、石油採掘のために環境保護地区の開発を推し進め、反対する環境団体と裁判になっていた。環境団体は絶滅寸前のルイジアナ・ブラウン・ペリカンの存在を持ち出して争うが、裁判は地元の利益が優先されてマティースが勝訴した。しかし、環境団体が上訴することになっており、逆転敗訴して最高裁に訴訟が進むことを考慮し、環境保護に熱心だったローゼンバーグとジェンセンが殺された」と書かれており、マティースが事件の黒幕だと結論付けられていた。グランサムはダービーに協力を求めるが、彼女は申し出を断り国外に脱出すると告げる。
    グランサムはキーン編集長に取材を続けることを希望するが、確証がないことを理由に止めるように言われてしまう。彼は郊外の山荘に籠り記事を書き続けるが、そこにダービーが現れる。盗聴されていることを危惧して嘘をついていたダービーは、グランサムと協力して事件の調査を始める。二人はマティースの弁護を引き受けたワシントンの法律事務所でアルバイトをしていた学生たちに聞き込みを行い、「ガルシア」の正体がホワイト&ブレーズウィッチ法律事務所のカーティス・モーガンだと突き止めるが、彼は1週間前に殺害されていた。二人はモーガンの妻サラと接触し、モーガンの貸金庫のカギを渡される。翌朝、二人は貸金庫に向かい証拠品を手に入れる。二人はヘラルド紙の事務所に向かおうと車に乗り込むが、爆弾が仕掛けられていることに気付いて車を降り、コールが送り込んだエージェントの追跡を振り切り事務所に向かう。事務所に到着した二人は、キーンたち幹部と共に証拠品を確認する。ケースの中にはホワイト&ブレーズウィッチ法律事務所の重役ヴェルマーノが書いた判事殺害のメモと、モーガンの証言が収められたビデオテープが入っていた。グランサムは証拠を基に記事を書き始め、記事の裏を取るために次々と当事者たちに連絡をとる。そこに、大統領の意向を忖度して捜査を打ち切ったのであって自らの意思で捜査を打ち切ったと思われたくないヴォイルズが現れ協力を申し出る。ダービーは「国外への脱出の手筈を整えて欲しい」と伝え、ヴォイルズが用意したFBI長官専用機にグランサムとともに乗り込み、姿を消す。
    後日、グランサムとダービーの連名による記事によってペリカン文書の存在が明らかにされ、マティースは起訴されコールは補佐官を辞任し、大統領も再選が絶望的となった。テレビ番組に出演したグランサムは、情報源のダービーについて聞かれ返事をはぐらかし、それに対して司会は「ダービーは複数の情報源を統合した実在しない存在であり、真実こそがダービーの正体ではないか」と問いかける。「ほぼ、その通り」と答えるグランサムを、ダービーは浜辺の家で見ながら笑みを浮かべる。
    (ウィキペディア)

  • 1994年 2月 
    アメリカの映画館で

    デンゼルが出た映画では失敗作 とか言われてるのを聞いたことがある。彼の用い方が良くなかったらしい。

  • ハラハラドキドキするが、都合が良すぎるのではという展開多し。
    仮説で国家に命を狙われるというのは恐ろしい。

  • 学生が書いた未解決事件の真相の仮説が、実は真実を言い当てていて、政府から命を狙われる。この設定は秀逸。そのレポートが「ペリカン文書」と呼ばれる由縁も面白い。

    雑誌記者役のデンゼル・ワシントンが味方になってから、真相を明るみに出そうと逆襲に転じるところが、どうもまどろっこしくてわかりにくいところあり。さっさと公表すればいいのに~

  • 最高裁判事暗殺の真相に迫る文書を書いてしまったことから、黒幕に追われる身となったロースクールの学生と、黒幕を追うジャーナリストの話。
    リーガルサスペンスもので有名なジョン・グリシャムの同名小説が原作。
    逃避行のスリルが良い。

  • 何気なく書いたレポートがきっかけで命を狙われることに
    ・・・

    関係者があっさりと暗殺されていまうなか、主人公たちだけがいつもギリギリで生き残り真相を暴くサスペンスもの。

    やや単調で長く感じた。

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