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- / ISBN・EAN: 4988126202187
感想・レビュー・書評
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くるりが音楽担当だし、妻夫木くんがいいし、いいです。
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この映画を最後まで見終えて、くるりの「ハイウェイ」が流れると、何とも言えない切ない気持ちになる。
登場人物が人間臭い。恒夫のようなフットワークが軽くて、軽薄な優しさをもった人はいる。フットワークが軽いから、ジョゼの世界の中にも入りこめたのかなって思う。
好きなんだけど、ずっと一緒にはいられない。最初見たときは高校生で恒夫が本気でジョゼを愛していると思っていなかったけれど、今は結婚とか、そういう現実的な問題と恋とが違ったものだってわかってしまった。
ある瞬間から愛した人が、ぜんぜん違う人に見えるっていう残酷なことが恋には起こりうるから、こういう切ない気持ちは映画の中だけでいいなって思う。 -
つねおくんもてるよね。。ああいう男の子もてるよね。。
何度見てもラストのつねおくんにグッとくる。
恋愛の1ページというか、生きてればいくつか恋愛するうちの数ある恋愛の一つ、という感じの映画。 -
初めて観たのは中学生のころでした。そのときの感想は、恒夫はなんてひどい男だ!でした。
でも自分も恒夫と同じ年頃になってもう一度観ると、わかってしまうようになってました。恒夫の気持ちが。
恒夫が弱いんじゃなくて、普通の大学生なんてあんなもんだと思う。
ジョゼを好きになって、最初の頃は周りの視線なんて何も気にならない。
だけどふとした瞬間に我に帰って冷めていってしまう…
ジョゼのほうはきっと、最初から恒夫との関係がいつか終わるとわかってたんだろうなぁと思います。
最後のジョゼの凛とした後ろ姿と、泣き崩れる恒夫。
対照的なふたりの姿に、よくできてるなぁと思いました。