さくらん [DVD]

監督 : 蜷川実花 
出演 : 土屋アンナ 
  • 角川エンタテインメント
3.27
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  • (140)
  • (33)
本棚登録 : 1785
感想 : 373
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126205232

感想・レビュー・書評

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  • 現代風の吉原という感じ。土屋アンナも中々の好演だが、印象深いのは木村佳乃の演技。まさに一肌脱いだ名演でした。

  • 土屋アンナはハマり役で安野モヨコの世界から出てきたよう。

    どのシーンも原作のイメージに忠実なんだけど、各々のシーンの繋がりとして見ると、明るい彩色のせいもあってか、かなり安っぽくなってしまっている。
    だからと言って、流れが悪いわけでもなく、重みのある色だと、原作から離れてしまう。

    最善を尽くしているんだけど、良作には至らなかった難儀な作品。

  • 映像がきれい。椎名林檎さんの音楽が懐かしい。倉之助さんでいいのではないか。

  • 原作より、少し砕けた印象。

  • まあまあのクソ映画でした。まぁ、10代位の女の子を沢山釣るには、この位単純なのがいいんでしょう。それもどうなの。
    私の中の蜷川実花の評価がめちゃくちゃ下がりました。
    原作は味があってとても面白いです。
    うーん、でも映画がクソ展開になってしまったのは、原作が未完なせいもあるかも知れません。
    土屋アンナは、イメージ的には原作の主人公に結構あってるのに、勿体ない。

  • 大好きで何度も見てる。
    花魁の美しさ、女の強さが現れた映画。
    OL休日の昼に見たい映画

  • 蜷川実花って映像美を先人切ってやってるみたいなこと言ってたんで、見ましたが、そんなことないと思いますね。
    非常に中途半端に作られた映画と思います。
    脚本もつまらないし。
    土屋アンナは映画でも土屋アンナだから、演技じゃないよね。

  • 冒頭から安っぽさ全開でした。
    素敵な役者が出ているシーン意外は、全てチープ。
    映像の美しさなんてありません。
    安っぽい演技に安っぽい映像。
    ストーリーもつまらない。

    音楽も映像もありきたりでした。

  • 内容ってより、蜷川実花が好きなんだー

  • 女が作ったなと言う感じ。菅野美穂も木村佳乃も濡れ場を頑張ったのに、土屋アンナだけ濡れ場チープ。脱ぐ度胸もないなら出るなと思う。あれのお陰でいっきにチープ。

  • 土屋アンナが土屋アンナ過ぎて笑えた。作中の破天荒な役柄にハマっていて良かった。キャストは良かったんじゃないかと思う。蜷川実花カラーも健在で、奇抜な配色が、花魁の街の雰囲気の艶やかしさ、妖美な魅力を見事に引き立てている。それに加え、椎名林檎の音楽。これが人物の内面のとげとげした部分であったり、悲壮感を綺麗にしっとりと演出する。最初から最後まで目の離せない、退屈を感じさせない素晴らしい内容だった。
    だが、不満な点もある。まずはラスト。
    ちょっとスッキリ片づけ過ぎじゃあないかという気がする。適度な湿度を保ちつつの絶妙なバランスだったのに、最後でカラッと余韻と一緒に干上がってしまう。
    あと、もっとエロくても良かった。あっさりし過ぎてインパクトに欠ける。花魁ものなんだからネットリとした湿度とエロス、この二つは結構重要だと思う。そこに少し物足りなさを感じた。

  • またニナミカと土屋アンナと漫画が合いますな〜〜(笑)土屋アンナはきよはの役に合ってるけどちょっと演技が物足りなかった。結末が漫画と違う。

  • 映像はキレイなのに、音楽で置いてけぼりにされる感じ。キヨハが遊女っていう自分の存在にうちひしがれてる顔がすごくよかった。

  • 映像美。
    花魁役の菅野美穂、木村佳乃、土屋アンナが美しかった。金魚も印象的。
    鮮やかな色彩の中に椎名林檎の音楽もハマって、蜷川実花ファンならたまらんと思う。

    ただ、話の中身はあんまり。
    あのラストの後も、容易く生きてはいけへんやろうし、どうするんやろ?と思ってしまった。

    中は空っぽの、美しい桐箪笥のようでした。

  • この人は映像美に命をかけるべきと思うけど、なぁ。
    なんか色々中途半端に見えたなぁ。
    自分を見失っているのかしら。
    期待を込めて。

  • 花魁の世界。
    ストーリーとしては、これまでの花魁映画とそれほど変わらない。
    けど、結末がしっくりして、理解できる。なんでだろう?
    女性特有の感覚で物事を決めるっていう部分が
    女性監督だとよく表現できているのかも。

    花魁たちの多色な色使いがとてもキレイです。
    それに比べて男性人の花のなさは悲しくなります。
    和装で色気出している俳優さんは椎名吉平さんだけ
    だと個人的には思います。

  • 綺麗な映像と土屋アンナ。

  • 蜷川実花と椎名林檎が好きならそこそこ楽しめる。

  • 蜷川ビビット!金魚!「マリー・アントワネット」みたくストーリー ≦ 視覚で楽しむ映画でありんす!

  •  テレビで放送していたので見ました。
     というか、元々かなり見たかったんですよね.蜷川実花さんの写真はかなり好きだったので、どういう映画になるのか前から気になっていて、見たいと思っていたので見ました。

     物語のあらすじは。
     遊廓に売られた女の子が、反発を繰り返しながら、花魁まで昇りつめる……という話でした。

     まあ、あれだ。
     物語のあらすじは「あっ、これBLで見たことがry」って感じの遊廓話でした。
     遊廓に馴染めない主人公が逃げ出したり。
     お客さんを好きになって、他の男に抱かれるのが嫌になったのに、実はその男は遊び人で騙されていただけ、だとか。
     もうベタベタ。 ベタベタ。
     いやでもこういうの嫌いじゃないよ……。嫌いじゃない。
     文字で書いてあればそれがBLだろうがGLだろうが、NLだろうが、大好物だと思うんだけど、映像だからね……。
     映像ってものすごく映画、とかにしちゃったら深みが足りなくなる、というかなかなか細部まで書き込むのが難しいんだろうな……というのはよく思います。中途半端。

     でもこの映画のみどころは、そんな内容なんかじゃないと思うんですよね.蜷川ワールド全開の色彩感覚!
     目の覚めるような赤と、澄んだ青、そしてその組み合わせは普通ないんじゃないの?? という色の組み合わせ……。
     そういう目の覚める色使いが一番の見どころだと思うんです。
     というわけで、実は内容なんてどうでもいい……?←

     それにしても、赤い普通の着物の色にヒョウ柄とかゼブラ柄とかの布が混じってるのがまたすごいよなあ……。
     多分、当時の着物にそんなのはないからそういうところは創作なんだろうなー……って思うんですけど、もう音楽が椎名林檎の時点ですべてがどうでもいいんですけどね。

     内容について一つだけ言いたいんですけど、最後のオチって何でああなったんです? いや、よく読む本で見るやつではよくあるオチだから大体想像ついた……っていうか始まって5分経たないうちにわかっちゃったんですけど、あれって何でああなっちゃったの?
     いや、まあああなるんだろうって思って見てたんだけど、もうちょっと伏線があってもいいんじゃないかなあ……って思うんだけど、やっぱり映画じゃその辺りの尺が足りないのかねえ……。
     最後のオチがもうちょっと色っぽかったらもっとよかったんだけど、残念……。

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著者プロフィール

写真家、映画監督。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映像作品も多く手がける。監督作品、『さくらん』『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』

「2022年 『花、瞬く光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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