デモクラシーの本質と価値 (1949年) (岩波文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 非常に難解だ、というのが正直な感想だ。
    今日では基本的な人権として扱われている、自由や平等といった概念の分析から、近代国家における選挙制度へと導入されていく。
    議員や首長といった代表者の選抜方法については特に紙面が割かれていたように感じる。
    個人的には最終章で語られる政治的絶対主義と相対主義の内容が最も印象的である。
    しかし、何にせよ一度では著者の言を5割も理解できている自信がない。再読の要を感じる。

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著者プロフィール

ハンス・ケルゼン(Hanas Kelsen):1881年プラハ生まれ、1919年ウィーン大学教授、1930年ケルン大学教授、1940年アメリカ移住、カルフォルニア大学(バークレー校)教授、1973年没。長谷川 正国:1946年千葉県佐倉市生まれ、1981年早稲田大学法学研究科博士課程満期退学、現在、福岡大学法学部教授。

「2016年 『国際法原理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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