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感想・レビュー・書評
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長年、広い家に様々な動物を飼い観察した動物行動学者のエッセイ。
作者は十分「変人」だと思うが、その観察力からの洞察はすばらしい。
十数羽のカラスの見分けとかが普通にできるのであれば、それらとの会話もできるのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今年は酉年ということで、鳥をテーマに。高校生の頃、様々なジャンルの文芸モノに興味を持つ友人にプレゼントしてもらった1冊。彼の影響でプロの落語家になった友人もいる。
動物行動学という文学ではない当時の私にとって新しいジャンルの読み物で、細やかな愛情溢れる挿絵と大変な動物好きの著者の文章が面白く一気に読んだ記憶がある。また『
ソロモンの指輪』というとても魅力的な題も忘れられない理由である。 -
一時、コンラート・ローレンツ氏の
動物行動学の本を色々読んだ。
そのきっかけになったのがこの一冊。
これは名著です。 -
請求記号:E/481.78/L88
選書コメント:
動物行動学の分野を開拓したノーベル賞科学者によって様々な動物の行動の謎について書かれている。動物に関する記述とともに、洞察すること、考えることの大切さをも考えさせられる書物。2006年に同書房から新装版が発行されている。
(環境創造学部環境創造学科 橋本 みのり 講師)