- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988102457839
感想・レビュー・書評
-
2007年の作品 ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品作品。
出演されている役者が吹き替えなしの英語版もあります。(日本語版ではタランティーノの吹き替えは三池崇史)
この映画が完成して上映された時はかなり話題になったのでしょうか。名のある役者がチョイ役で出ていたりします。エンディングにサブちゃんが歌っています。そういった事からも伺えます。日本の時代劇映画がアメリカでリメイクされ西部劇映画となった。その西部劇映画をリメイクした感じ。
舞台は日本の寂れた村。時代劇と西部劇が入り混じる。そこにマカロニウエスタンに対してのスキヤキウエスタンになっている。最初にタランティーノが出てくる。これから始まろうとする物語の説明をする。スマップの香取君が出てきて直ぐにやられる。
この作品を観ようと思ったのは三池作品だったから。日本で一番作った作品が話題になり、製作費も掛けている監督ではないでしょうか。ただ、三池作品は凄くって面白いのと、凄いけど詰まらないの2つに別れるのも特徴かと思います。
主役の伊藤英明は全面主張せず控えめに演じてます。その事が他の出演者達を良い感じで引き立たせてます。伊勢谷友介は所作や振る舞いが凛としてカッコ良かったです。木村佳乃はワイルドなセクシーを感じさせながら母性も感 じさせます。佐藤浩市・香川照之は滑稽さを演じつつ映画の中で重厚さをだしてます。
細かい事は気にせず、映画そのものを楽しめる。一昔前の娯楽活動大活劇という感じの映画です。
マイム的にはお勧めする映画です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
壇ノ浦の戦いから数百年後、埋蔵金が眠るという村では 平清盛率いる平家の末裔と、源義経率いる源氏の末裔が対峙していた。
そこへ1人の凄腕のガンマンがやってくる。
もう、歴史上の偉人は日本の誰それが海を渡ってなったって事でよし(^^;
サブちゃんの歌うジャンゴ~♪が最高です! -
BGMに最適。
線が細い堺雅人、カムバック!
桃井さん英語うま。 -
三池崇史監督作品ということで観てみたんですけど、源氏と平家の戦いを、ウエスタンの洋画風に仕上げた映画といった印象でしょうか(全編台詞が英語で、日本語字幕が出ます)。
あと、出演陣が豪華です。
映画監督のクエンティン・タランティーノが、役者として出演してたりもします。
それと、最近また映画を観るようになって思ったんですけど(主に邦画)、堺雅人さんと香川照之さんて(「鍵泥棒のメソッド」のコンビ)、今作もそうなんですが、何気に共演回数が多いですね。 -
すごいエンターテイメントでした。面白かった。そして、アクションシーンの見やすさは、すばらしい。俳優さんも、いい演技してた。
-
久々に桃井姉さんの作品に魅入っちゃいました。結果も展開全てが読めてしまうのですが、そんなのどうでもいいです。
「SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ」
歴史的な要素とマカロニウエスタンの融合のように思えるのだが、ストーリー的には完全に中途半端!まぁ~それにしても無茶苦茶な殺し合いでしたね~店舗は凄くいいので、男は楽しめそうですが、女性にはと聞かれたら考え物です。
ただ、役者さんは揃っていますね~細かなところまで揃ってはいるのですが、石橋さんの限界を感じたようにも思える作品でしたwwwあっ、弁慶役のほうね
http://www.youtube.com/watch?v=u9SOpEdubHk&feature=fvwrel
大好きな堺さんをあんなコミカルに死なせてぇ~との思いはありましたが、とりあえず最後まで楽しめました。
伊勢谷友介さんの殺陣って本当に格好いいですね~「CASSHERN」の頃から思っていたのですが彼の身体の切れは本当に抜群ですよね~日本における数少ない映画俳優として男の僕でも憧れています! -
ポストモダニズムのオンパレード(笑)クエンティン・タランティーノが出演した理由がわかる
あの人が好きそうなかんぢ・・・
ただストーリー性については脱却してないような。ある意味もっと遊んで欲しかった。特に前半はエログロみたいなってんのがなんかねストーリーにも耶揄的な要素があって欲しかったな・・・
まぁ真剣白羽取りとか、ヘンリー6世とか、ラストシーンの突然の雪だとか、無駄な拳銃まわし、通り名とか・・・他にも色々マカロニ・ウエスタンと時代劇の両方を小馬鹿にしてる要素は好きやけど(笑)
その分ストーリーのぶっ飛び足らずなとこが気になる。″ジャンゴ″に関する遊びに私が気づいてないだけかもやけど・・・
その辺に関しては元ネタがわかるようにガイドが欲しくなる(笑)
まぁただ・・・ストーリーがどっちつかずなように感じてしまったのと、あまりにも木村佳乃の役が可哀想すぎてもう一回見たいと思える映画ではなかった
仮に見たとしても逆にストーリーからぶっ飛んだ後半部分から見たい(笑) -
何も考えなくて良いので、娯楽として観るにはかなり面白い。
キャストも豪華だし。
桃井かおりの格好良さが堪らない。
石橋貴明がめちゃめちゃ良い味出してて爆笑。 -
最初真面目に観てしまったけど、進む程にコメディ要素が分かってきて笑いの連続でした(笑)
三池節たるバイオレンスな表現もたっぷりでしたが、俳優の持ち味を活かしつつコメディへシリアスへと持っていく技量がすごい。
平家と源氏の衣装や装飾もとても素敵で遊び心満載、私はとても好印象でした。
全編英語というのがこの作品で話題になりましたが、確かに最初は日本訛りで聞き取り難かったのだけれど、進むごとにそれも慣れてナチュラルな台詞に聞こえてきてしまうのがまた面白い。(そしてそれを見計らって日本語を交えてくるこのタイミング!笑)
このことで大分(英語が下手とかの)批判を受けたらしいですが、そもそも英語の巧い下手を問題にするような作品では決してないですし、「全員日本人で舞台も日本なのに英語喋ってる!笑」というズレを楽しんで観なければ勿体無いなあ、と思います。(イタリアの「荒野の用心棒」が日本に輸入された時、伊語を日本語ではなく英語に吹き替えた、というオマージュの意味もあるらしいですが。)
個人的には、「真面目」に観るよりも「笑い」として観ることをオススメ。
色んなところに色んな人が出てきて、オマージュ、パロディ要素満載、遊び心たっぷりな作品です。 -
最後のオチが秀逸すぎた。
あと、俳優の豪華っぷりと、
壊れていく佐藤浩市の哀愁にカンルイ。