腑抜けども、悲しみの愛を見せろ [DVD]

監督 : 吉田大八 

出演 : 佐藤江梨子  佐津川愛美  山本浩司  土佐信道  上田耕一  谷川昭一朗  吉本菜穂子 

• アミューズソフトエンタテインメント

感想・レビュー・書評

[forestlight19さんの感想 · 2014年3月10日]

おもしろい
怒涛のラストが好き

[ophelia1600さんの感想 · 2014年2月24日]

永作さん、やっぱりいいな。

[ouiさんの感想 · 2014年1月2日]

あえてジャンル分けするなら本作はホラー。映像色鮮やかなホラー。中でもぞぞっとしたのが、なぜか永作博美の演技。朗らかさの裏にほの見える底なしの情念。

[こぐまさんの感想 · 2013年11月17日]

きっと原作がよくできてるんだろうし、この阿婆擦れ感はサトエリのキャスティングで大正解。
文通相手が知らされる瞬間、扇風機復活のシーンは萎えたけど、ダークな前半部からラストにかけて一気にシュールで畳みかけるのは面白い。
あとは「家族」っていうテーマが全編に散りばめられて、驚くほどに一貫してるから成立したんだと思う。

[bklgmanさんの感想 · 2013年11月7日]

周りの評価が高かったので見てみたが、個人的にはイマイチだった。
場面場面においては、サトエリのイヤーな感じや、永作さんの天然ぶりや、妹役のダークなオタクっぷり（イジメられっぷり）等、見入ってしまう部分もあったが、結局何を言いたいのか最後まで分からない映画だった。
理屈で考えず、どっぷり世界に浸れれば面白いのかな・・・、

[さんの感想 · 2013年10月19日]

兄も姉もいる自分は笑ってしまった。あーそうそうって。兄は弱くて姉はわがままで迷惑だけど、でも興味をそそられる存在で。憎たらしいけど愛がないわけじゃないのだ。なんだか泣き笑いになってしまう。つきぬけてて面白かった。家族なんて単純じゃないから面白いんだ。

[コリさんの感想 · 2013年10月16日]

藤江梨子さん、永作博美さんの演技が良かったです。
永作博美さんが、めちゃめちゃ転がるシーンには・・・（笑）

[re-tamさんの感想 · 2013年10月13日]

おねえちゃんの喜劇感つきぬけてるわー
赤紙的な手紙や、バーンと突き上げられるおそばなど
小物の演出も聞いているけれどやはり、
キャストがズバリはまっている。攻めている。

永作博美は人のセックスを笑うなより
この映画のときのがすきと思った。なぜだろう。

佐津川さんが他に映画に出ていたらもっと見たい。

[gudonさんの感想 · 2013年9月20日]

何者かになりたくて、何者にもなれない人の話。

田舎に留まる女子の中に、このようなメンタリティーの女子がどの程度いるのか、僕は知らない。何者かになるために東京にいる女子はそこそこ知っている（こういうイタい女子とはそもそも知り合わないが）。本谷さんの初期の創作群に共通しているこれらの女子の在り方の足場はどこにあるのだろうか？？

その人の生きる基盤は、田舎の高校生活である程度は規定される。東京での大学デビュー組だって、自分の過去は消せない。

「悲しみの愛」という命題が心に刺さる。悲しい時こそ、愛に身を委ねよう。どれほど露悪的であろうとも、悲しみは相当原初的な感情なのだから。

　永作博美の在り方こそ、「悲しみの愛を見せろ」と吠えるメンタリティーの具現である。

[knkt09222さんの感想 · 2013年7月16日]

ほとんど完璧と言ってもいい映画なんじゃないだろうか。

・姉……勘違い野郎。
・妹……姉を、家族を観察して、漫画にする。最終的な勝者。
・兄……姉と近親相姦の呪縛。
・兄嫁……天然。転げまわる。

夜中に音をたてないように戸を開けたり足音を忍ばせたりするあの感じ、思い出す。
「桐島」的なカタルシスもあり。