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- / ISBN・EAN: 4527427639829
感想・レビュー・書評
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あそこまで純粋に突き詰めて自分を愛せる人はすごいな。実は妹がたくましいことがわかってよかった。すっきりしたいいラストやった。「お姉ちゃんは自分の面白さを全然わかってない!」キレた妹が言い放った一言が衝撃。
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田舎と都会。
自分が何者にでもなれる、との思い。勘違い。
赤の使い方か秀逸。手紙。カーテン。
手紙は鮮血や花に見える。手紙を破るのが自殺?
奇妙な家族関係や、田舎独特の閉鎖的で排他的な環境。
夏の匂いと土や汗、水の匂いを感じる。
カーテンとして使用される木の音。
漫画の絵柄がいいよね。怖い。でも、有名な人?
エンディングはチャットモンチー。物悲しくなる。
佐藤江梨子の壊れた演技は好き。
役者としての自分が勘違いしないために。 -
両親が交通事故で亡くなった和合家の葬儀に、女優を目指して上京していた澄伽が戻ってくる。
澄伽は自分が女優として芽が出ないのは 妹 清深が過去に自分の秘密を描いて雑誌に掲載された漫画の為だと考えていた。
兄の宍道、兄嫁の待子、清深の家族にわがまま放題の澄伽だったが、映画監督の小森から主演女優に採用するという手紙が届き・・・。
面白いから才があったら描かずにはいられまい・・・。 -
サトエリはまり役!!!
スタイル良すぎて惚れ惚れー。
てか、まちこさん…笑える。
こんなブラックシュールな映画を笑えるものにしてくれたのは、あなたです!(笑) -
主要4人の全員に感情移入してしまい大変だった。ラストは本来あるべき鞘に戻った感じで収まりが良く拍手を送りたくなる。
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女優目指した勘違い女が田舎に帰ってくる。
かなり破天荒。
妹は目立たなくていじめられる。
妹は姉のマンガを描き始める。
くそ映画なんだけどなーんか不思議できらいじゃない。 -
サトエリの演技とチャットモンチーを見直した作品。サトエリの代表作でいいんじゃないか?
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ドラマスペシャルみたいな感じかなぁと見ていたけど、確かなしっかりした映画でした。登場人物の少なさと完璧な配役、すごく自然なストーリー。ホラーとして見ても良。
個人的に大ファンのチャットモンチーの名曲が、腐らずにこんなにハマり曲として使われていたのがすごく嬉しかった。 -
吉田大八さんっぽい、求心力のある映画だった。なんだか不思議な空気感を纏わせながら、それでも、引き込まれてしまう。一番「ふつう」に生きているように見えて、心に闇を抱えて自分なりに生きている人が一番ホラーかもしれない。パーマネントのばらのヒロインも、一番ふつうそうにみえて、ふつうではなかった。変人のなかで変人を外からみてきた人だからこそ、恐ろしく冷静で人間離れしてしまっている。人間らしさって本当はよくわからない、と思う。