ビフォア・サンライズ 恋人までの距離 [DVD]

監督 : リチャード・リンクレイター 
出演 : イーサン・ホーク  ジュリー・デルピー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
4.03
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本棚登録 : 998
感想 : 195
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135803467

感想・レビュー・書評

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  • アメリカ青年とフランスの女性が、電車で出会って、ウィーンの街で一日過ごす。街で出会う人々も、美しい街の情景もとても素敵で、お互いに惹かれていく・・・延々と続く、知的な二人の会話が秀逸!若い二人のたった一日の恋が、きらきらとまぶしかった。いいですね~

  • ウディ・アレンの映画のように、会話が中心の映画。

    旅の途中、列車の中で出会った男女が恋に落ちて途中下車する。見知らぬ街を歩き回りながらひたすらに会話を重ね、二人の距離は縮まっていく。

    レコードを視聴しているときの距離感にドキドキ…
    こんな旅先の恋も素敵かも!

  • ブクログで『ウェイキング・ライフ』と共に教えて頂きました。多謝!
    今まで恋愛映画はほとんど観てこなかったのです・・・。
    男子って彼女と観る人が多いと思うんだけど、
    恋愛映画好きの女子とつき合った記憶が、ない。
    昔トム・ハンクスとメグ・ライアンの『めぐり逢えたら』にトライしたけど、
    途中で寝て断念。

    そんな自分ですが、この『ビフォア・サンライズ』はよかった!
    普通に恋愛映画としても優れている作品だとは思うのだけど、
    その点は他の方がレビューで書かれていると思うので割愛。


    『ウェイキング・ライフ』と連続で観たんだけど、
    「まったく一緒じゃん!!!!」と思ってウケました。
    恋愛映画というフォーマットでやるか、
    シュールなアニメーションでやるかの差だけ。
    表現手段・手法ってほんと入れ物にしかすぎない。
    大事なのは、その箱の中で「何を語るか?」ってところで、
    入れ物が変わっても中身は全く同じ。
    『ウェイキング・ライフ』にもこのふたりが出てるので、
    この映画が本気で好きな方にはお薦めします。

    肝心なその中身の部分だけど、
    男女の会話と感情はすごくリアルに感じました。
    もちろんこんな恋愛はしたことないんだけど、
    恋愛初期のあの感じとか、気持ちの高まりとかはよくわかるなあって感じで。
    しかもこれ、たった一日ですからね。極端に高まるよねえ。


    そしてこの映画はエンディング曲がとても良い。
    ダニエル・ジョンストンのカバーなんですよ。
    原曲はこれ。
    http://www.youtube.com/watch?v=KBNz3mL9-Kg

    親交のあるキャシー・マッカーティさんによる
    フルカバーアルバムがあって、それに収録されてます。
    http://www.youtube.com/watch?v=CcI0cZhwd6A
    もうこれもめちゃくちゃ良いアルバムですね・・・。

    ダニエル・ジョンストン、カートが好きなこともあって
    なんとなく避けてきたけど、聴くとすごく良いんだよなあ。
    原曲はぐちゃぐちゃだけど、カバーされると
    ものすごく歌心がある曲なんだってはっきり証明されますね。


    ジム・ジャームッシュが'80年代のインディーだとすれば、
    リンクレイターさんって'90年代のオルタネイティヴな空気。
    だってこの人、あの「サバービア」を撮った人だもの!
    (さっきまで気付かんかった・・・)
    ちゃんと評価されてる監督なんだから、「サバービア」もソフト化して欲しいです。

  • DVD

    詩的でロマンチックな良作。
    物語は2人の対話によって進む。
    イーサンホークが異常に格好よく見える映画。

    でもラストの"離れたくない!!"のくだりが長すぎ。もっと、これは旅先での一夜の夢よ、的なあっさりさ(たとえ本心じゃなくても)が欲しかったなあ。

  • 会話のテンポがすごく心地いいし、自然で飾らなくて何度でも観たくなる。電車での旅はこういうことが正しく起きそうで、ベタなシチュエーションなのにふたりの演技がぴったりハマる。会話も思わず引き込まれてしまうような哲学的な話題だし、ウィーンで出会う人々の存在感も際立っている。共感できるってすてき。

    (20121117)

  • まず、ジュリー・デルピー にほれました。
    そして二人の会話がいい感じ。

    個人的には、遠距離恋愛したことある人にささるとこが多いと思います。
    自分達は距離には負けない、自分達は特別だと、そんな全ての遠距離恋愛カップル達が思う、キレイだけど脆くて危ういっていう・・
    そんな青春のジレンマの描き方が、すんごいいいです。

    続編の、before sunset はこれから見ます。

  • かなり良かったです。
    私が人生で一番映画を見ていた1995年の映画ですが、この映画は見ていませんでした。何で見てなかったのだろう?題名からして面白くなさそうだと思ってたのかな?
    ウィーンの街が綺麗で名シーンの連続といった感じで印象深く、第三の男で有名な観覧車に主役の二人が乗るシーンなどは見入ってしまいました。
    ラストシーンも良かったですし、私としてはこの先2人がどうなるのか分からないままで続編はなくてもいいと思うのですが、続編も評判が良いみたいなので見るべきかどうか迷っています。

  • リアルなのかロマンチックなのか。

    どちらなのかはわかりませんが、主要登場人物が2人だけで、こんなにお互いのことを話す映画は観たことないかも!
    その会話の内容も共感する部分も多くて良い。

    「理性ある大人の誓い」って言葉が気に入りました。
    この素敵な出逢いが台無しにならないようにって誓うけど、想いが強くて止められない。

    連絡先も教え合わずに半年後に会おうってなんかいいよね

  • 恋愛映画といえば、美男美女が短時間で(遅くとも10分以内に)恋に落ち、「死ぬほど愛してる」と語らうのがお約束である。

    常々これが"嘘くさい"と感じていた。恋心が芽生えるリアリティーがなさすぎるのだ。「美形なら、相手は誰でもよかったんじゃねーの?」みたいな。

    本作はそれに対する"アンチテーゼ"というか、ふたりが出会いからひたすら語り合い、気持ちが変化していく過程を追う。アドリブも入っているのだろう。会話はきわめて自然でリアルだ。

    会話内容も、歯が浮くような甘ったるい感じではなく、いかに生きるべきかみたいな若者に共通するテーマを語らっており、飽きずに聴くことができた。

  • It feels like so real that we may talk to a stranger and have a similar experience. What the other person left the impression is lingering and warming. However, that is just a glimpse. In the end , the shortened meetup creates lasting memories.

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