モテキ DVD通常版

監督 : 大根仁 
出演 : 森山未來  長澤まさみ  麻生久美子  仲里依紗  真木よう子  新井浩文  金子ノブアキ  リリー・フランキー 
  • 東宝
3.65
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感想 : 558
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104070401

感想・レビュー・書評

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  • 始まりからエンドロールまで挑戦してる感じが好き。
    でも、「モテキ」!ってほどじゃなかったな。どうせなら仲里依紗 、真木よう子からもモテてよー。ドラマのように友達以上恋人未満のぐずぐずした感じが見たかった…2時間の映画じゃぐずぐずしてる場合じゃないのか。
    森山未來が「藤本幸世をプライベートに持ち込みたくないから」と藤本幸世完全スタイルで映画の宣伝をしていたのもうなずける、藤本幸世のダメっぷり。
    麻生久美子の「神聖かまってちゃんとかYouTubeで勉強するから」「もうB'zとか聞かないから」にB'zに失礼だろうと思いながら笑っちゃった。
    「彼氏がいなければ世界中がライバル、でも彼氏がいるってことはライバルはたった一人」、確かにその通りだと思ってしまった、リリーさんの説得力。リリーさん、なんておいしい役なんだ。
    長澤まさみの部屋が素敵だった。

    ドラマでもあったけど、森山未來のダンスシーンが再び見れたので満足。

  • 神聖かまってちゃんとかYouTubeで勉強するからぁ、もうB'zとか聞かないからぁぁぁ。ドロンします、シュシュシュー。弱ってる時聞くアイドルソングは麻薬なんだよ、ばかやろー。
    まだまだあります、秀逸な台詞たちばかり。

  • 演出はポップでお洒落で面白い。
    特に自分の好きなアーティストの
    出演オンパレードで個人的には万々歳。
    また幸世のダメ男っぷりも
    所々ニヤリとするくらい微笑ましかった。
    しかしストーリー面で
    疑問に思うところがあったので挙げてみたいと思う。


    1.幸世と素子の関係描写の薄さ
    この映画のメインヒロインは四人いて
    会社の上司である素子もその一人なんですが
    特に主人公との色恋沙汰もないまま終わってしまった。
    ストーリー上、仕方のないことと言えばそうなのだが
    何か恋の始まりを匂わせる描写ぐらいは
    欲しいなと思った。
    2.ラストシーン
    ラストのみゆきの動向が全く理解できない。
    この二人はキスをすれば万事解決するくらい
    稚拙な関係だったのだろうか。
    とにかく今までのいざこざを一気に
    吹き飛ばしてくれる最高のエンディングだった。


    この疑問点を除けば
    ユニークな演出、個性的なキャラ、豪華な出演者等
    色々と楽しめる工夫がされてる映画なので
    今度みるときは
    あまり深いことを考えずに楽しみたいと思う。

  • 2011年 日本 118分
    監督:大根仁
    原作:久保ミツロウ『モテキ』
    出演:森山未來/長澤まさみ/麻生久美子/仲里依紗/真木よう子/金子ノブアキ/リリー・フランキー/新井浩文

    31歳、無職、セカンド童貞の藤本幸世(森山未來)は、ひょんなことで音楽サイトのライターとして雇ってもらえることになる。あるときたまたまツイッターで仲良くなった相手と会うことになるが、てっきり男性だと思っていたその相手はなんと、みゆき(長澤まさみ)という快活な美女だった。話も弾み、意気投合するが、みゆきには年上の彼氏がいるという。しかし藤本は彼女を諦められず…。

    原作未読、ドラマも見ていなくて、普通に森山未來がいろんな女性にモテる話、と思って観始めたのですが、これ、ドラマの続編設定なんですね。つまり原作=ドラマの後日譚、2年前のモテ期でモテまくった藤本が、また非モテに逆戻りしていて、セカンド童貞と冷やかされ、またモテたがっているというところから物語はスタート。

    メインになっている4人の女性全員にモテる設定かと思いきや、むこうから藤本を好きだと言ってくるのは麻生久美子のみ、仲里依紗はキャバ嬢なのでビジネス社交辞令程度、真木よう子にいたっては、職場のガサツな先輩というのみで、微塵も藤本に心を寄せたりしていません。つまりタイトルこそモテキではあるものの、藤本に2度目のモテキは来ておらず、基本的には長澤まさみに恋をし、それを成就させるまでの話となっておりました。

    序盤はすごく楽しかった。新旧J-POPをカラオケやミュージカル風にうまく使ってあって、カップルにバカにされた藤本が「死にたい死にたい」と連呼するバックに流れる大江千里「恰好悪い振られ方」、心を落ち着けるためにTMネットワークの「Self Control」を聞いて自分をコントロールするところ、みゆきとの出会いに浮かれて街中でいきなりPerfumeを踊りだしミュージカル(本人出演!)、ももクロの「走れ!」を聞いてその気になりホントに走り出す場面など、とてもテンポよく進み楽しかった。

    しかし、中盤、るみ子(麻生久美子)を振ったあたりから急にぐだぐだ。そもそも麻生久美子ちゃんと寝ておいて、やっぱり長澤まさみのほうが良いとは何事だ!!…という憤りはさておき、そもそもこの「るみ子」のキャラが説明不足。麻生久美子が演じているので普通に美人だけど、どうやら20代の長澤まさみに比べて彼女は30代、地味で華がなく、しかも重い女という設定だったようだ。逃げる森山未來に追いすがるシーンは確かに重すぎて笑っちゃったけど、それ以前には微塵も彼女の重いエピソードなどないのに、突然「重い」と罵倒されだして驚いた。そのあと彼女がリリーさんと寝るにいたるのも意味不明。なんか30代未婚女焦ってるんでしょとバカにされた感じ。

    長澤まさみは確かに可愛い。でも主人公がどうして彼女を好きなのかというと、結局外見や若さなのかなと思ってしまう。もちろん、一般的な女の子に引かれがちなサブカルな話題にも乗ってくれてちゃんと打ち返してくる、という点は男子にとっては嬉しいだろう。でも外見が長澤まさみじゃなかったら? つまりこれ、男子の都合の良いドリームなんだよなあ。外見が長澤まさみにも関わらす、中身はオタク男子とも話題が合うサブカル女子。いるわけないじゃん、という逆少女マンガですね。それが悪いとは思わないけど。

    さてそんな長澤まさみには年上彼氏がいて、しかもそれが音楽フェスなどを手掛けているカッコイイ男・金子ノブアキだと判明したため、藤本はいったんは彼女を諦めようとするが、金子ノブアキは実は妻子持ちで、長澤まさみのことは都合のよい二号として囲っていることを知り激怒、途端にやっぱり長澤まさみを諦めない!となる。

    それにしてもこの妻子持ちと同意の不倫中の長澤まさみが、自ら積極的に藤本にちょっかいをかけていた気持ちがわかりかねる。不安定な自分の立場に嫌気がさしてきていたのかもしれないけれど、まあ藤本自身もわかっていたように、つまり彼女のビッチな側面だ。もちろん金子ノブアキは最低だけど、そこで長澤まさみの部屋におしかけるストーカー藤本、振られても「1回だけやらしてくれない?」と言ってしまうあたり正直最低だ。

    男性はこういうの共感するのかしら? 個人的には、結局藤本の「好き」は、「やりたい」と同義語なのか?と疑問に思ってしまう。好きだから抱きたい、はわかるけれど、やらせてほしいくらい好き、は同義ではないだろう。麻生久美子=年上30女ならやり捨てしてもいいのか? 長澤まさみに一途な藤本を描きたいあまり、それ以外の女性にあまりにも無神経、傷つけてもOKなのが気になってしまった。

    ゆえにラスト、急に追いかけっこ、泥だらけで無理やりキス、なのに長澤まさみもだんだんその気に…という展開に全く共感できなかった。あと真木よう子の役は、逆セクハラになりかねないので、そこも微妙。まあそもそも、童貞卒業したい男子、ゴールが好きな女の子とセックスすること、に設定されてる青年誌漫画の根本を否定しても仕方ないのかもしれないですね。男性から見た壁ドン系少女マンガもこんな感じなのでしょうし。

    全体的に音楽の使い方は面白かったです。フェス場面などで本人役でピエール瀧とか出てくるのも、世界観が混乱した(金子ノブアキは役を演じてるわけなので)けど面白かったし。

  • サブカルのてんこ盛り。音楽も良い。
    ドラマ版の1年後という設定。

  • この映画の宣伝から受けていた印象があまりよくなかったので、ずっと観ていなかったけど、意外に良かった。

    映画の雰囲気と所々のリアルさのギャップが良かったのかな。

    泣きじゃくる麻生久美子は抱きしめたくなる。

    フェスの雰囲気も懐かしかった。

  • あまり期待してなかった分、いい意味で期待を裏切る面白さだった。とにかく長澤まさみがズルいぐらいに可愛過ぎる。女オンナした恰好や髪型をしてないのに、女性から見ても魅力的。一方の麻生久美子のオモイオンナもツボ。
    常にJ-POP満載の挿入歌の選曲もすごく絶妙なところをついてるし、太陽の光のキラキラ満載の録り方も好き。
    リリー・フランキーと真木よう子は、安定の脇役者で本当にこの二人の演技は目が離せない。

  • やっと映画観た、、、。
    ずっと気になっていて、
    あるタイミングでドラマ版から観たほうが
    面白いと一気に観てから約2年…
    もうそんなに経つのか…

    そんなことはどうでもよくて、

    やっぱりモテキの話面白い!

    相変わらず、童貞感のある藤本幸世(笑)
    モテたいならモテキの長澤まさみを観ろって
    言われてた意味がわかった気がした。

    確かに女目線から見ても
    エロいし、好きになっちゃうわ〜
    趣味の合う合わないとかもあるけども。

    でも麻生久美子演じる、るみ子が
    まさか重いキャラだったとはww
    重いってこうゆう感じなんだと初めて知ったw
    しかも、その後のるみ子を
    しっかり頂いちゃう墨さん(笑)

    モテキ、面白かった!!
    ドラマとは違って2時間で完結だから
    もっと観たかった〜ってくらい。

    また、この先の物語、ドラマでやってほしい。笑

  • 最初、多分WOWOWで途中だけ観て。
    ミュージカル⁉︎
    しかも、キラキラ満載のとこだったので。
    敬遠してたの…観るもんか‼︎と⁉︎

    いやはや、面白かったぁ‼︎
    さいっしょっから‼︎

    SMSの繋がりと、思いきや。
    カロオケちっくな、なんだろ昭和っぽい。
    って、アタシの解釈かな。

    リリーさんやはし、かなり、好き‼︎
    そして、アタシは麻生久美子‼︎

    そして、そして。
    自転車と階段‼︎

    元気の出る映画‼︎‼︎‼︎

  • 同僚たちが「アイドルの歌きいて告白に走るのは100%失敗すんだよアホがぁ!」みたいなこと言ってユキオ止めてたけど、あれって経験済みだから出た言葉なんだろうなって考えたら、ユキオのTwitterパス勝手に入手してDM見てた同僚のみなさんがかわいく思えた。
    仲里依紗ちゃんの「藤本さんみたいなひと、ちゃんと需要ありますよ」って言葉にキュンとした。でもなんかユキオに胸触られるために出て来たんですか!みたいなあっさり出演だった。


    自己完結型の恋愛はもうやめる!みたいこと言ってたんだけど、自分ひとりで完結しちゃったならそれは恋愛ではないのではないだろうかとかどうかとか。恋はひとりでするもので、恋愛はふたりでするもんだと解釈しておりました。ひとりでするっておかしいか。矢印が一方にしか向いてない、ひとりでも完結できちゃうのが恋。かなって。

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著者プロフィール

1968年東京都国立市出身。演出家・映像ディレクター。 「モテキ」「湯けむりスナイパー」「週刊真木よう子」など深夜ドラマを中心に 映画、PV、舞台演出、コラム執筆、イベント主催など幅広く活動する。

「2017年 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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