コクリコ坂から [DVD]

監督 : 宮崎吾朗 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.46
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本棚登録 : 2471
感想 : 479
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241981547

感想・レビュー・書評

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  • また観ちゃった。。。

  • 「で?」っていう感じ、かな
    なんかうわっすべりしていった感覚
    大抵の作品は何かしら引っかかるものがあるけど
    この作品には無かった
    セリフも平坦で感情が伝わらないんだよな
    劇中セリフにもあるけど本当に安っぽいメロドラマだった
    監督が一番伝えたかったことは何だったんでしょう

  • 映画館で見たときは「耳をすませば」にそっくり!と思ってみていたけれど、今回観たときはそこまで感じなかった。
    風間&水沼組の声優が残念。とくに風間。前半は風間の不自然さが鼻について仕方ない。観終わって、後半は気にならなかったから採りながら成長したのかなーと思ったけど、確認したら後半は台詞が殆どなかった(笑)

    でもやっぱり風間はかっこよかったけどね(笑)
    カルチェラタンには行ってみたいなー。
    こういう建物好きです。吹き抜けに運搬用の簡易EVが特に好き。
    アニメ版の十五少年漂流記にもあって、小さい頃からの憧れなのです。

    この時代に生まれたかったな。
    自分のやるべきことが決まっていて、それに邁進できる時代に生まれたかった。今は選択肢がありすぎて逆に生きづらい。

  • 制服反対と、
    カルチェラタン取壊し反対の
    違いはあるものの、
    大まかに原作通り。
    話のヤマ場が何処かわからず、
    戸惑っているうちに、終了。
    メロドラマを見たような
    気恥ずかしさも少々。
    「あの頃はよかった」という
    美化した思い出話を
    延々と聞かされているようで、
    ひどく冷静な気分になる。

  • 太平洋戦争が終わって18年、日本は焼け跡から奇跡の復活を遂げた。
    そして、高度経済成長が始まろうとしていた時代に、復活の象徴として、日本は東京オリンピックの開幕を目前に控えていた。
    人々は古いものはすべて壊し、新しいものだけが素晴らしいと信じていた。
    煙突から吐き出される煤煙。道路をひしめく車の土埃。
    人々でごった返す街。工事や建物の解体作業の騒音。
    しかし、それでも海は青く、緑は輝き、空は広く、世界は希望に満ちてキラキラと輝いていた。
    そんな時代に、横浜にあったある高校で、明治に建てられた由緒ある建物をめぐって小さな紛争が起きていた。古いけれど、歴史と思い出のつまった建物。
    それを取り壊すべきか、保存すべきか。
    ある高校生の男女が、そんな事件の中で出会い、心を通わせ、助け合って行く。
    ふたりが見出した日本の“明るい未来”とは、何だったのか。
    16歳の海と17歳の俊の愛と友情を横糸に、建物をめぐる紛争を縦糸に、この物語は、まっすぐに生きる高校生たちの群像をさわやかに描いてゆく―(amazonより抜粋)

    前回よりはマシだった。
    そんな映画でした。
    印象にまるで残らない。
    とりあえず掃除してました、そんなことしか覚えていない。

  • ジブリのキャラクターがテキパキと家事をするシーンが好き。

  • コクリコ坂から 2011

    『コクリコ坂から』(コクリコざかから、英題:From Up On Poppy Hill)は、佐山哲郎の原作、高橋千鶴の作画による日本の漫画、およびそれを原作としたスタジオジブリ制作のアニメ映画

    概要
    タイトルの「コクリコ」は、フランス語でヒナゲシを意味する。原作者の佐山哲郎は元々歌人であり、与謝野晶子の短歌「ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟(コクリコ)」(歌集『夏より秋へ』所収)から取ったとされる。また本作の街並みなどの情景は、横浜をイメージして描かれている。
    漫画版は、『なかよし』(講談社)にて1980年1月号から同年8月号まで、全8話が連載された。単行本は同社より全2巻が刊行された。2010年に角川書店より新装版、2011年に同社より文庫版が発売された。

    アニメ映画
    2011年、スタジオジブリ制作のアニメ映画版が公開された。同スタジオでは、宮崎駿以外の監督経験者は基本的に原作のある作品を題材に映画化しているが、原作のある作品において主人公や重要人物の氏名に著しい変更が行なわれたのは本作のみである
    2011年7月16日より、全国東宝系にて公開された。『ゲド戦記』に続く宮崎吾朗監督作品の第2作である。

    キャッチコピーは、上を向いて歩こう。
    2011年8月9日にNHK総合で映画製作裏側を取り扱ったドキュメンタリー『ふたりコクリコ坂・父と子の300日戦争〜宮崎駿×宮崎吾朗〜』が放送された

    あらすじ(アニメ映画)

    山手町(神奈川県横浜市・港の見える丘公園)
    1963年(昭和38年)、初夏の横浜。女子高生の松崎海は、海の見える丘に建つ"コクリコ荘"を切り盛りしている。海は、朝鮮戦争で機雷に触れて亡くなった船乗りの父を偲んで毎朝庭に国際信号旗(意味はU旗とW旗で「ご安航を祈る」)を揚げていたが、高校の学級新聞に"旗を上げる少女"の詩が匿名で掲載されると、それが自分のことではないかと胸をときめかせる。

    海の高校には、男子文化部の部室棟“カルチェラタン”があり、老朽化による取り壊しの是非が論争になっていた。海は、取り壊し反対の論陣を学級新聞で張っている風間俊と知り合い、2人は淡い恋心を抱くようになる。俊に協力したいと思った海が、カルチェラタンの大掃除を提案すると、高校では女子生徒たちをも巻き込んだ一大掃除作戦が始まる。

    ところが、コクリコ荘に下宿していた北斗の送迎パーティで、亡くなった父が友人2人と撮った写真を俊に見せてからというもの、俊は急によそよそしくなり2人の関係に距離ができてしまう。不安に思う海が問いただすと、海の父は俊の父と同一人物であり、戸籍を調べたところ、自分たちの父親は同じで、兄妹であることが分かったのだという。俊も又、自分の父のものだという同じ写真を持っていたのである。俊から今まで通り、ただの友達でいようと告げられた海は、深く落ち込んでしまう。

    やがてカルチェラタンの大掃除が進むと、取り壊しに賛成していた生徒たちまでもが保存を望むようになる。しかし、学校側はそれを意に介することなく、取り壊しを決定する。生徒会長の水沼と共に海と俊は生徒の代表として東京に赴き、学校の理事長に直談判して、綺麗になったカルチェラタンを見学してもらう約束を取り付ける。その帰り道に、例の詩の作者が俊であったことを海は知る。海は気づいていなかったが、俊は毎朝コクリコ荘の前を養父のタグボート船で通っており、海の旗に応答する旗を船に揚げていたのだ。海はたとえ兄妹でも、俊のことがずっと好きだと告白すると、俊も海が好きだと答える。

    海が帰宅すると、アメリカから帰国したばかりの母が待っていた。母によれば、俊は海の兄ではなく、引き揚げ船の事故で亡くなった友人の立花(写真に写っている友人のうちの一人)から父が引き取ってきた子だという。立花の妻は俊を産んで急逝しており、親戚も皆ピカドンで亡くなっていたために身寄りの無くなった俊を、父は自分の子として役所に届け出た。しかし、当時海を身ごもったばかりの両親にも俊を育てる余裕は無く、父の知り合いである俊の養親に譲り渡していたのだ。それを聞かされた海は、母の胸で泣き続ける。

    翌日、約束通りにカルチェラタンを訪問した理事長は、生徒たちに共感してカルチェラタンの保存を約束する。喜びに沸く学校に、俊の養父から俊の生い立ちを知っているという人物が近くに来ているという連絡が入り、海と俊は港の大型船に駆けつける。大型船の船長を務めるその人物とは、海の父と俊の父のかつての親友で、写真に写っていた3人めの人物、小野寺善雄だった。たくましく生きる立花と澤村の息子と娘を目の前に、小野寺は力強い声で「ありがとう。こんな嬉しいことはない」と二人と握手を交わす。小野寺から詳細を聞かされた2人は笑顔で肩を並べ、小野寺の船を見送る。タグボートの上から横浜の街並みと、コクリコ荘を眺める。そこにはいつも通りメルの掲げた旗が夕日に照らされていた。

    そして翌朝、海は今日もいつものように旗を揚げる。今度は父親だけでなく、俊も船の上から見ていることを願いながら。旗への返答か、船の汽笛が聞こえてきた。

    松崎 海 - 声:長澤まさみ(幼少期 - 渡邉葵)
    本作の主人公。港南学園高等学校2年で、アメリカにいる母の代わりにコクリコ荘での家事もこなしている。原作同様「メル」というあだ名で呼ばれるシーンがあるが、映画の中ではその由来は触れられていない。
    船乗りであった父・澤村雄一郎が生きていた頃からの習慣で、海に向かって毎朝国際信号旗のU旗とW旗を掲揚している。この2字信号は「ご安航を祈る」(I wish you a pleasant voyage.) という意味である。
    カルチェラタンの存続運動を通じて風間俊と惹かれ合うようになるが、戸籍から俊と兄妹であることが判り、思い悩む。終盤、アメリカに留学していた母親の良子が帰国し、良子から自分と俊の関係の真相を聴き知り、俊とは戸籍上は兄妹ではあるものの、実際には血の繋がりが無いことが判る。

    主題歌
    「さよならの夏 〜コクリコ坂から〜」
    作詞 - 万里村ゆき子 / 作曲 - 坂田晃一 / 編曲 - 武部聡志 / 歌 - 手嶌葵(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
    オリジナルは、森山良子が歌っており、1976年4月から6月に読売テレビ・日本テレビ系で放送された同名のテレビドラマの主題歌だった

    製作に至るまでの経緯
    製作発表から何十年も前に、宮崎駿の山小屋に姪や甥が遊びにきていて、少女漫画雑誌が置いてあり、その中に載っていた漫画を気に入った駿は、遊びにきていた友人の押井守、庵野秀明と漫画を読んで映画になるか激論したり、長年映画化を検討したりしていた。そして前作『借りぐらしのアリエッティ』製作中に正式に映画化されることが決定した。

    スタジオジブリ経営5ヵ年計画における若手の登用を目的とした『借りぐらしのアリエッティ』に次ぐ第2作であり、本作の監督は駿の長男・宮崎吾朗が起用された。宮崎駿、高畑勲以外の人物が、スタジオジブリの映画として2作目の監督作品を製作するのは、本作が初めてとなった。『ゲド戦記』で吾朗が監督に起用されたことに反対していた駿は「映画監督は2本目が大事で、本当の評価が出る。1本目はビギナーズラックもあるんだ」「2本目が成果が問われる。ダメだったら解任の可能性もあるが、やらせよう」と発言している。

    担当声優は過去にもジブリ作品で声をあてた者が多く起用されている

    作品解説
    原作からの主な変更点
    主要登場人物の設定や主題は原作を踏襲しているが、プロットや物語の提示方法など演出は大幅に改編され、独自の作品となっている。

    映画版のオリジナル要素として、高校の文化部部室棟「カルチェラタン」が登場。俊と水沼は、取り壊しが予定されているカルチェラタンを守るために奔走している。海はカルチェラタンの良さを生徒達に伝えるための大掃除を提案し、それを通じて俊と接近するなど、映画版のストーリーはこの保存運動を軸として、大きく再構成されている。
    映画版の時代設定は1963年5月 - 6月となっている。学年をまたがないため、最初から俊は高3、海は高2、空は高1である。
    制服はブレザーからセーラー服に変更。
    主人公の姓が「小松崎」から「松崎」に変更。
    下宿人「北見北斗」の名前が「北斗美樹」に、性別が男から女に、職業も獣医師から医師に変更。
    主人公の母の名前「小松崎虹江」が「松崎良子」に、職業も「カメラマン」から「大学助教授(英米文学者)」に変更。
    賭け麻雀の設定はカット。
    出生に関する疑惑は、父親の写真として海が俊に見せた写真が、俊の持っているものと同じだったことから発覚する。
    祖父の島太郎は死亡している設定となっているほか、登場人物がかなり整理されている。

    テレビ放送
    2013年1月11日、日本テレビ『金曜ロードSHOW!』にてテレビ初放送。視聴率は13.0パーセントを記録(ビデオリサーチ調べ)。

    1 2013年1月11日 13.0%
    2 2016年8月12日 9.6%
    3 2020年8月21日 11.4%
    4 2023年7月14日

    『コクリコ坂から』の印象的な名言・名セリフ
    【名言①】「素敵な人ができて、あなたが旗を上げなくてすむようになったらいいのにねえ」
    【名言②】「これ買ったの、30円で」
    【名言③】「古いものを壊すことは、過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか!人が生きて、死んでいった記憶をないがしろにするということじゃないのか!」
    【名言④】「嫌いになったのならはっきりそう言って!」
    【名言⑤】「私、風間さんが好き。血がつながっていても、たとえ兄妹でも、ずーっと好き」


    以上のようにWikipediaで紹介されるジブリ映画作品。
    かつて2011年8月6日(土)に友人と映画館で視聴した。
    その後のTV放送も見ている。
    監督こそ宮崎吾朗ではあったものの、脚本に宮崎駿がいて品質管理された感がある。
    爽やかな良作品だ。
    ただあまりインパクトの残らない感じはある。
    久々に見た時に過去に見たことがあるはずなのに、あまり内容を思い出せない。
    宮崎駿本人の作った映画作品に比べるとどうしても薄い印象はあるか・・・

    1963年という東京五輪直前の高度成長期、朝鮮戦争後の傷跡など時代を感じさせる。

    2023/07/16(日)記述

  • 懲りずに合わないのにジブリまた見てみた。情景とかは楽しめた。好きになっていい相手だったっていうハッピーエンド、新しい。感想調べようとして、「コクリコ坂 結局どういうこと」って出てきたのおもしろかった。

  • うーん。ずいぶん薄味?淡々とした日常がいいのかな?
    特に事件も伏線もないぶん、丹念に二人を描いている。

  • 引き込まれるものはなかったけど、可もなく不可もなく。血が繋がってるのか繋がってないのかは何を信じるかなのかな。朝鮮戦争にLSTで参加は知らなかった。

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著者プロフィール

1967年、東京都生まれ。信州大学農学部森林工学科卒業後、建設コンサルタントとして公園緑地や都市緑化などの計画、設計に従事。1998年より三鷹の森ジブリ美術館の総合デザインを手がけ、2001年より2005年6月まで同美術館の館長を務める。2004年度芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門を受賞。2006年に「ゲド戦記」でアニメーション映画を初監督。2011年に映画「コクリコ坂から」、2014年には初のTVシリーズ「山賊の娘ローニャ」(NHK・BSプレミアム)を監督。同作は国際エミー賞キッズアワードのアニメーション部門で最優秀作品賞を受賞した。

「2021年 『スタジオジブリ絵コンテ全集22 アーヤと魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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