コクリコ坂から [DVD]

監督 : 宮崎吾朗 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.46
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感想 : 479
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241981547

感想・レビュー・書評

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  • う~ん、いまひとつピンとこない。
    宮崎吾郎監督、前作に引き続き、
    いまひとつ何がいいたいかわからない作品であった。
    経験が足りないからだろうか・・・

    表現される風景やカルチェラタンは
    非常によく描かれていると思う。
    映像美だけを言えばさすがジブリ。

    しかし、ストーリーは・・・

    これほどのすっきり感のなさはなぜか。
    まず、前作の反省が生かされていないと感じるのが、
    説明不足の数々。
    突っ込みどころ満載。
    主人公の名前「うみ」?「めぐ」?あだ名はどっから「めぐ」?
    東京にはそんなあっさり行けるものなの?
    境遇がいまいちわからんぞ?
    いろいろ伏線かと思うようなエピソードがあっては、
    それも放りっぱなし。
    あげればきりがない・・・

    そして、日本アニメにもかかわらず、名前と顔が一致しないという
    大変なミラクルが発生した。

    途中から昼ドラの展開・・・と思ったのは私だけじゃないと思う
    あっさり誤解は解かれるが、ジブリだしねぇ。

    手島葵ちゃんの声は好きだが、
    どうしても作中に入れなければならなかったのか?
    むしろ、へたくそな学生の突発的な発声の方が
    納得がいくんだが・・・

    スケールが小さくなった分まとめられるかと思ったが、
    なんだかとっても不満の残る、残念な感じで終わった

  • お話も音楽も絵も、良くも悪くも綺麗な映画だった。
    綺麗すぎて昭和ノスタルジックな風景と楽曲がかかっているんだけど、ファンタジーを見ているような気になった。

    主人公の名前がウミなのかメルなのかわからなかったけど、メルはあだ名だったみたいだ。

  • ★★☆☆☆
    無駄が多いのに足りない
    【内容】
    16歳の海と17歳の俊の愛と友情を横糸に、建物をめぐる紛争を縦糸に、この物語は、まっすぐに生きる高校生たちの群像をさわやかに描いてゆく。

    【感想】
    駄作『ゲド戦記』で有名な、宮崎Jr監督作品。
    『ゲド』では、「大事な所は主人公がしゃべって説明する」という、映画とは思えない残念手法だった。さて今作は?

    一言でいうと、つまらない。同じような淡い恋心を描いた『アリエッティ』のほうが100倍面白い。

    今作は無駄なカットが多い。
    例えば、後半にあった、旗を揚げて学校に行くシーン。何なの?このシーン必要?
    東京に行く改札で、「やすんだのか?」「早引けしてきた」のシーン。いやいや、主人公の真面目さは前半で表現されているからこんな最終盤でいらねーだろ。
    窓の向こうのネオンに目が行ってしまいました。(伏線じゃなかった。)

    その割には、2人が惹かれていく過程が雑すぎます。主題はコッチです。

    2本連続で失敗作を出した、Jrの監督生命は下り坂です。

    <a href="http://twitpic.com/bua7uy">4コマでわかるコクリコ坂から</a>

  • どこをどう楽しめばいいの?って聞きたくなる内容でがっかり。ジブリ作品のレベルってこんなに低いの。それとも吾朗だからかしら。

  • 風間くんかっこいいなああああ
    長沢まさみの声はメルにぴったり。嫌いになったならはっきりそう言って!

  • 今日登録してる人はみんな金曜ロードショーかしら。笑

    主人公の名前・あだ名が説明もなしに使われていて混乱した。

    ノスタルジィに溢れているが,正直それだけかな…。

  • すごく好きな感じでした。
    公開していた間の感想で「生徒会長がやばい」って見た気がしたのですが、本当にそうでしたねw

    あんまりスケールが大きくないけど、気持ちいい話。
    多分理想の昭和の学生生活。

    カルチェラタンの掃除シーンやお料理シーンとジブリのお家芸がいっぱいです。
    メルの告白が本当によかった。旗を上げ続けたからこそ見つけることのできた好きな人、という感じです。


    途中の音楽もどれも素敵でサントラ借りてみようかと思います。

  • あっさりした会話や話の展開の早さが不自然なものの、吾朗監督やるな!というかんじです。「上を向いて歩こう」時代の町並みや学生の礼儀正しさ(私だったらここでもう一度お礼を言っちゃうなー、など自分の慇懃さを反省したり)、少年少女のさわやかさ。自転車に乗って買い物に行く(あの相乗りの仕方、怖いけど)、「耳すま」的なすがすがしさがいいです。自分がメルたちぐらいの優秀な学力で、こんな青春が送れたらなー、と思わせる作品。昭和のインテリが嬉しがる映画だ。
    とにかく「カルチェラタン」のお掃除に自分も参加したい!お掃除って楽しいよね。パリにもあるカルチェラタン。「カルチャー・オブ・ラテン」という意味かと思っていたけど「クォーター・オブ・ラテン」だそうです。

  • これはわたしは相当好きでした。

    ノスタルジックで、昔なのに、昔だから?オシャレな生活、言葉、建物。
    昔の高校生ってほんと大人。

    耳を澄ませばが(ストレート過ぎて)昔ほどキュンとしなくなった人にお奨めしたい( ̄▽ ̄)

    麦焼酎「二階堂」のCMと同じものを感じてしまいます。。

  • 吾朗さんだから、と思っていたんだけど、結構よかった。

    学生運動が盛んだった頃のことなんて、全然知らないしよくわからないけど、皆大人な感じがする。芯がしっかりしてるというか。でも、純粋で学生らしいなと思うとこもある。

    耳をすませばほど、キュンキュンすることはないけど、雰囲気で好きになった作品かも。

    まぁ結局、五郎さんは岡田くんが好きってことで 笑

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著者プロフィール

1967年、東京都生まれ。信州大学農学部森林工学科卒業後、建設コンサルタントとして公園緑地や都市緑化などの計画、設計に従事。1998年より三鷹の森ジブリ美術館の総合デザインを手がけ、2001年より2005年6月まで同美術館の館長を務める。2004年度芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門を受賞。2006年に「ゲド戦記」でアニメーション映画を初監督。2011年に映画「コクリコ坂から」、2014年には初のTVシリーズ「山賊の娘ローニャ」(NHK・BSプレミアム)を監督。同作は国際エミー賞キッズアワードのアニメーション部門で最優秀作品賞を受賞した。

「2021年 『スタジオジブリ絵コンテ全集22 アーヤと魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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