英国王のスピーチ スタンダード・エディション [DVD]

監督 : トム・フーパー 
出演 : コリン・ファース  ジェフリー・ラッシュ  ヘレナ・ボナム=カーター  ガイ・ピアース  ティモシー・スポール 
  • Happinet(SB)(D)
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953042612

感想・レビュー・書評

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  • 先日、BSで放映していた『英国王のスピーチ(原題:THE KING'S SPEECH)/2010』を観ました。

    上映当時に観たかった作品のひとつ。
    吹き替えじゃなくて、字幕なので良かったですね。

    -----story-------------
    『ブリジット・ジョーンズの日記』、『シングルマン』の「コリン・ファース」が、「エリザベス女王」の父にして国民から慕われたイギリス国王「ジョージ6世」を演じて絶賛された感動の伝記ドラマ。
    吃音症に悩みながらも妻「エリザベス」の愛とスピーチ・セラピストのサポートで歴史的演説を成し遂げ、国民のリーダーとして戦争という難局に立ち向かう姿を描き出す。
    共演は「ジェフリー・ラッシュ」、「ヘレナ・ボナム=カーター」。
    監督は『くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-』の「トム・フーパー」。

    英国王「ジョージ5世」の次男「ジョージ6世」は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、人前に出ることを極端に恐れる内向的な性格となり、成人してからも自分を否定し続ける人生を送っていた。
    吃音を克服すべく、何人もの言語聴覚士の治療を受けるものの一向に改善の兆しは見られない。
    そんな夫を心配する妻「エリザベス」が最後に頼ったのはスピーチ矯正の専門家というオーストラリア人の「ライオネル」。
    彼は王子に対しても遠慮のない物言いで次々と風変わりな治療法を実践していく。
    そんな中、国王に即位した兄「エドワード8世」が、王室が認めない女性との愛を貫き、突如王位を返上してしまう。
    王位の継承など考えてもいなかった「ジョージ」は、最も恐れていた事態に直面し、恐怖のあまり泣き崩れてしまうが…。
    -----------------------

    『炎のランナー』に続き、英国が舞台の作品です。
    街頭でのシーンは、濃霧や雨が多く、(行ったことはありませんが… )ロンドンっぽさが出ていましたね。

    英国王「ジョージ6世」役の「コリン・ファース」と、植民地(オーストラリア)出身の言語療法士「ライオネル」役の「ジェフリー・ラッシュ」が上手いですねぇ、、、

    二人の信頼感が次第に高まり、絆とも呼べるほどの強固な信頼関係が構築され、二人三脚で歴史的演説を成功させるまでの展開が淡々と描かれていて、派手さはありませんが、じんわりと感動が深まっていく作品でしたね。

    雰囲気が好きな作品でした。

    -------------------------------
    監督:トム・フーパー
    製作:イアン・カニング
       エミール・シャーマン
       ギャレス・アンウィン
    製作総指揮:ジェフリー・ラッシュ
          ティム・スミス
          ポール・ブレット
          マーク・フォリーニョ
          ハーヴェイ・ワインスタイン
          ボブ・ワインスタイン
    脚本: デヴィッド・サイドラー
    撮影: ダニー・コーエン
    プロダクションデザイン:イヴ・スチュワート
    衣装デザイン:ジェニー・ビーヴァン
    編集:タリク・アンウォー
    音楽:アレクサンドル・デスプラ
    音楽監修:マギー・ロドフォード
    出演:
     コリン・ファース ジョージ6世
     ジェフリー・ラッシュ ライオネル・ローグ
     ヘレナ・ボナム=カーター エリザベス
     ガイ・ピアース エドワード8世
     ティモシー・スポール ウィンストン・チャーチル
     デレク・ジャコビ 大司教コスモ・ラング
     ジェニファー・イーリー ローグ夫人
     マイケル・ガンボン ジョージ5世
     ロバート・ポータル
     エイドリアン・スカーボロー
     アンドリュー・ヘイヴィル
     ロジャー・ハモンド
     パトリック・ライカート
     クレア・ブルーム メアリー王妃
     イヴ・ベスト ウォリス・シンプソン
     フライア・ウィルソン エリザベス2世
     ラモーナ・マルケス マーガレット
     アンソニー・アンドリュース ボールドウィン首相
     ティム・ダウニー

  • 映像、音楽、英語どれもが比類なき美しさだ。内気で癇癪持ちの王の話だけど、そこで描かれる己のコンプレックスとの闘い、周りの過度な期待や緊張との闘い、トラウマや宿命との闘い、そして献身と友情というものは、王族固有のテーマというよりむしろ誰もが抱える普遍的なテーマだろう。個人的には、アマデウス、13デイズなどと並ぶ最高の史劇映画の一つ。「イギリス史10講」で紹介されていて見たのだが、完全に自分の好みだった。

  • 久々の視聴。エドワード8世が離婚歴のある女性と結婚するために突如退位し、弟のジョージ6世が即位。そして対独戦争が始まる。

    歴史がダイナミックに動いているなか、国王は吃音に悩む。こういうマクロ(=パブリック)とミクロ(=プライベート)の対照が、この映画の面白味ですね。国王が吃音を克服しようと努力する、一種のスポ根映画と見ることもできます。

    もちろんコリン・ファースとジェフリー・ラッシュの演技も素晴らしいことは言うまでもなく、褒めるべき点はたくさんある映画なのです。でもめちゃくちゃ面白いかと言うと、それほどでもないかなぁと。別に驚くような展開や感動を求めるわけではないのですが、ちょっと単調だった気がします。

  • 勇気が湧いてくる映画。

  • 自分を信じられなくなった人にとって「友を信じる」「その友が自分を信じてくれていると感じる」ことの強大な力を感じた。
    信じることで、人間の力はどこまでも伸びるんだなと。

  • 第83回アカデミー賞作品賞、実話。戦時下に王位を継承した次男、ジョージ6世の話。吃音症を克服しようとして知り合ったライオネルとの友情。友情や信頼関係が治す心理的作用に感動です。最後のスピーチは、こちらが緊張しました。

  • 高貴な方も苦労されていらっしゃる。
    奥様が素敵だなぁ〜

  • 吹替版も演技が素晴らしいので是非どちらでも観て欲しい。

  • 1930年代後半、独ヒトラーの台頭著しく、戦争の足音がひたひたと欧州に迫りつつあった。その一方の雄、英国。婚姻問題で退位した兄の後を継いだのは、心に傷持つ青年王族。しかし、彼には国王として果たすべき最も重要な役目を果たし得ない状況にあった。責任に押しつぶされそうな心優しき国王。彼を支えたのは、彼の妻。そして、国王から「友」と呼ばれた言語療法士であった。派手さはないが、ジョージ6世の苦悩とそれに立ち向かおうとする心意気に、心揺さぶられる。

  • 本当はもっと揉めたであろう兄王の退位エピソードはサラッといい話風にまとめ、吃音の王と言語療法士の友情に焦点を当てている。
    史実に忠実であることにこだわると不満もあるだろうけれど、男の友情、バディものとして観ると、いい大人が変な特訓をしたり喧嘩したりと微笑ましい。

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