英国王のスピーチ スタンダード・エディション [DVD]

監督 : トム・フーパー 
出演 : コリン・ファース  ジェフリー・ラッシュ  ヘレナ・ボナム=カーター  ガイ・ピアース  ティモシー・スポール 
  • Happinet(SB)(D)
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953042612

感想・レビュー・書評

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  • フィクションより面白い実話。
    でも、どこまでが実話なのかなぁ?
    驚きだったのは幼き日のヨーク公(のちのジョージ6世 コリン・フォース)の幼少期のエピソード。
    左利きやX脚の辛く、痛い矯正に乳母にまで虐待されてたなんて、、、
    実は父親ジョージ5世はヨーク公を兄弟の中で一番認めていたのに厳格に育て過ぎ、、それが故に吃音になってしまうんですよね。
    生まれつきの吃音はないって偽医者ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)はヨーク公と出会った時に言ってます。
    王族相手にこんな治療法ないでしょう、、とも思えますがここらへんも実話なの?

    今までの人生で友がいなかったヨーク公の勝手な振る舞いとライオネルとの関係の変化がうまく描けてました。
    最後のラジオ放送の時はライオネルはオーケストラの指揮者のようで、、、
    あ、、もしかしてここでジョージ6世はライオネルから卒業するのかな?と思ったのですが、この後よき友としてずっと傍にいたようですね。

    なかなか、、よかったね。
    ただ、、映画館で観た友人が「涙ぼろぼろ、、、マスカラ取って行かんなあかんよ」とアドバイスくれてたのですが、そこまでの号泣はなかった。
    歳のせいかなぁ????

  • 吃音で、自分は王にふさわしくない。
    からかわれる。
    緊張する。

    心のカウンセリングなど考えもない時代に、
    恥ずかしいことはひとに隠す時代に、
    勇気をもって自分に向き合ったひとりの男の話。

    思わず、応援した。

  • この作品には、常に何か靄のような暗い影があるなと思っている。たぶんそれは、ジョージ6世自身が持っている劣等感からくるものなのだろう。けれど、それが妻や娘たち、そしてライオネルと築かれる友情によって次第に晴れて行く様が、わたしはとても好きである。なんとも抽象的な感想なのでもっと具体的に…Fワード連呼するところ、とてもスカッとします。なんてね(笑)

  • 面白かった!
    スピーチ、吃音という要素がこんなにハラハラドキドキさせられるものになるとは。

    会話というのはまず、一対一。相手を知ること。
    幼いころから周りによってガチガチに矯正されていったものが吃音という形で出ているバーティがライオネルと次第に心が近づいていく様、少しづつどもらず素直な心を吐き出す様がとても自然に描かれているのでこちらも映画に引き込まれ、バーティと一緒にどもりそうになってしまった

  • 吃音に悩むイギリス国王の息子が売れない役者の指導によって吃音を克服していくことになるが…。
    吃音と向き合うことは自分自身の過去、抱いているトラウマや恐れ、影の部分と向き合うことだった。バーティとライオネルのやりとりは、もはやカウンセリング。最後のスピーチをもう一回見たい。
    そして、ジョージ6世は良い妻を持ったと思います。吃音という弱さと向き合うきっかけをつくったのは彼女だから。夫を支える良い妻になりたいものだと思いました。

  • 映画館で観ました。

    ユーモアも泣きもありストーリーが良く、演技も良い(特に主役!)。
    かなり感情移入してみてしまい、最後は少し目頭が熱くなりました。
    また観てみたい映画です。

  • 吃音症に悩むイギリス王子・アルバート(バーティー)と、彼を支える言語療法士・ローグの史実に基づくストーリー。

    バーティーの性格がとんでもなく屈折していて面倒くさい。でもそれが人間味溢れていて良い。
    幼い頃から周囲に抑圧されてきた人生。
    突然目の前に突き付けられた国王即位という事態。
    そして、自らの吃音症という長年の悩み…。
    バーティーが育ってきた環境は、不幸にも彼に自信というものを与えてくれなかった。
    自分の喋りにも自信が持てず、よけいにどもる、不安から声が出ない、という悪循環。
    そんなバーティーをローグは支え、基本的な治療はもちろん、バーティーに自信を付けさせるべく、彼の心に歩み寄ろうとする。
    一筋縄ではいかなくとも諦めることのないローグ、少しずつ心を開いていくバーティー、いずれも大変魅力的に描かれており素晴らしい。
    そういえばこの話には悪役としての登場人物は一切現れず(多少、兄のデイヴィッドやその妻には癖はあるけれども)、それでもここまでストーリーに引き込まれるのは脚本の魅力だと思う。

    ラストのバーティーとローグの二人三脚によるスピーチには、イギリス国民でなくとも胸を打たれた。

  • イギリス国王が吃音を克服しようと闘う話。
    時代はヒトラーが脅威だった時代。実話なのだそうですね。

    すごく良い映画だと思いました。
    映像も綺麗だし音楽も素敵。時代背景の緊迫感もあって。
    ジョージ6世の苦悩もよく見えるし、王室内外の、人と人の関わり、良い部分も悪い部分もしっかり表現されていて素晴らしかった。
    最後、王を出迎える関係者の人たちの様子にすごく感動しました。

    やはり、心のケアなのだなぁ。自信をつけさせるとか、そういうところだけではなくて、もっと深い部分からケアしてあげること。
    まあそんなことは副次的な収穫。

    感動しました。本当に良い映画だった。
    ヘレナ・ボナム=カーターには本当に縁があるなぁ(笑)見る度好きになります。今回の王を支える妻の役もすごく素敵でした。
    別の映画で見たことある方が結構たくさん出てました。

  • 字幕で観たい作品。ラストは感動的だった

  • 吃音の苦しさが伝わってくるような映画。
    最後のスピーチの緊張感はすごい。
    ジェフリー・ラッシュ見てたら『シャイン』観たくなった。

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