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感想・レビュー・書評
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どれもむっちゃ面白かった。設定にSFっぽさがあるんだけど、結末の恐ろしさはホラー。
「暴落」、イン・タムさんの名前!
「受難」、みんな話通じなさすぎて怖いけど、中でもひょこたんは白眉。
「鼻」、どこで話が交わるのか全く予測がつかなかった。そっちだったの?二度読みしてしまう。 -
「鼻」2回読まないと分からないが、理解するといろいろと怖いことが分かってくる。誰かに薦めたくなる1冊。
また必ず読もうと思う。 -
不条理なのに読みやすく、面白くてあっという間に読んでしまった。「受難」がいちばんやな話だった(でも好き)
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レビューは未定。
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【暴落】
「俺の株も上がった」みたいな慣用句が実際に世の中の秩序として機能している世の中。法の支配に失敗した人間が人間の株価を指標にした市場の支配で営まれている社会だが、犯罪はなくなっていないし、悪徳企業ははびこっているし、一度失敗した人間は這い上がることができない。
「世にも奇妙な物語」系のはなし
【受難】
あきらかに窮地に陥っているのに、だれも救いの手をさしのべない。
ほんの少しのことなのに全く助けてくれないという不条理。
【鼻】
一見、社会派な物語かと思いきや読み進めていくといい意味で裏切られる。
タイトルにもなっている「鼻」。どんな鼻かは詳細に描写されないが、執拗に臭いを気にする男が登場したり、「テング」や「ブタ」という呼称を用いて鼻というモチーフを周辺から描いていく。読んでいると鼻に意識が集まってムズかゆくなってくる。 -
ホラーかと思ったら、SFサスペンスかなこれ。
期待ハズレ -
表題作よりも他の二編のが印象に残りましたかねぇ…特に「暴落」は株式市場のことを実際の人間社会に当てはめていて面白かったです、まあ、ブラックユーモアというやつですか…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
「鼻」はミステリー仕立てになっているっぽいですけれども、個人的にはあんまり…作者が設定した架空のお話というやつがどうにも苦手でして…あまりのめり込みませんでしたかねぇ。
あ、受賞時の作者の言葉は笑いました。あとがきにあるんですけれども…これを読んだだけでも作者がユーモアのある人間だという事がよく分かりますね! 次回作が楽しみであります…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー