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感想・レビュー・書評
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<鼠>を使って芝居をさせ日銭を稼いで歩く「見世物師・李小二(リショウジ)」のお話です。泣きたくなるような惨めな暮らしながら、父母・妻・行方知らずの二人の子供の名前のついた五匹の鼠に「辛抱しろよ、俺だって腹は減る、寒いのを辛抱しているんだ。生きているからには苦しいのは当たり前と思えよ」と励ますのでした。 街外れの小さな廟で冷たい雨を凌いでいると、うらぶれた老道士に出会います。李の素性を聞き知った道士(実は世を忍ぶ仙人)曰く「人生苦あり、以って楽しむべし 人間死するにあり、以って生きるを知る」と・・・。
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試されてる!?と思ったら、仙人さまが人間の振りをなさっているのかも知れない。先入観なく誠実に…と心懸ける時に読み返す本
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芥川龍之介には仙人という小説が三つあるらしい。これは、そのうちのどれなのかわからない。
とにかく私にとって一つ目の「仙人」である。
瓢箪を集めに集めた仙人のお話。
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